(前回の関連記事は「気功で新聞が読めなくなる?
」です)
精・気・神のエネルギー
今回から書きかけだった「 精・気・神」のテーマに戻ります。
けっこう以前のテーマになりますので、この記事を読んでいる
読者の方もほとんど内容を忘れていると思います。
テーマの流れについて、かいつまんで説明しますと、
①小周天修行がうまく行かないEさんが受講希望してきたが、
不調の原因はEさんが繋がっている宗教霊のエネルギーに
あった。
↓
②その宗教霊のエネルギー(波動)が、小周天で気脈を開くためには
マイナスの性質であることが不調の原因だった。
↓
③それでは気功修行では、どのようなエネルギー(波動)を
利用すればいいのだろうか?
↓
④気功修行で利用するエネルギーは、「精・気・神」の
3タイプに分けられる。
次に、わたしの体験によって導き出された「精・気・神」の
それぞれの特徴について列挙します。
(1) 〈精〉=精力、体力に相当する肉体的パワー
・ザラザラした荒い粒子状のエネルギー
・主に熱感、帯電感としても感じられる。
・気功の初期段階から感じやすい。
・一般的な気功法(外功)、武術系気功(太極拳、一指禅)を
行っていると強化される。
・〈精〉タイプの気功家は体力はあるが、体内を気が流れる感覚が
分からなかったり、神秘体験・サイキック能力が発現しない
ケースが多い。
・極端に〈精〉が強くなると、パワー過剰で怒りっぽくなったり、
威圧感が出て周囲の人間とうまく行かなくなるケースが多い。
(2) 〈気〉=感情、思念波に当たる精神的パワー
・精よりも微細な波動。霊感が無い一般人は感じづらい。
・胸が温かくなる・逆に苦しくなるといった肉体的感覚、
うれしくなる・悲しくなるといった感情面での変化など、
受け取り方は人によりさまざま。
・周囲の人間の感情、思考に影響を与える。
・あまりに強力な場合は電気製品を故障させたりする。
・生来の霊能体質者(主に女性)が特に強力。
・気功修行者の行が進み、感覚が鋭敏になる過程で
〈気(思念波)〉の影響を受けるようになる。
・私の師匠(丹道周天開通者)は特に〈気=思念波〉が
強力なタイプで、他人の感情・思考に意図的に影響を
与えていた。
(3) 〈神〉~これからの記事で説明する予定。
わたしが今まで小周天を指導してきた経験では、
ほとんどの人はまず最初に熱感(=精)として
体内を気が巡る感覚を得るようになります。
(仙道研究家 高藤総一郎氏も陽気という強力な
熱感を発生させることによって気感を開発して
いました。)
そして、小周天の行が進むにつれて熱感以外の
感覚でもエネルギーを感じるようになってきます。
しかし、受講者の中には熱感(=精)としての気は感じずに、
最初から思念波レベルの気に感応する人がいます。
そういうタイプの人は、わたしの指導を数回受けて
小周天(皮膚レベル)が開いただけで、他人の思念波を
感じられるようになります。
岐阜県の20代の男性Oさんもそういうタイプでした。

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