デッドの14枚組DVDボックス発売
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Grateful Dead
All the Years Combine: The Dvd Collection [Import]
Grateful Deadが過去にリリースしたライブ映像作品11タイトルにオリジナル特典ディスクが付属したDVD14枚組のボックスセットが、Shout! Factory/Rhinoからリリースされます(4月17日発売予定)。11タイトルの中には、これが初DVD化となる"So Far"(1987,下の動画)も含まれています。収録内容は以下のとおり。
・ The Grateful Dead Movie (2-DVD)* (Theatrical film, originally released in 1977)
・ The Closing Of Winterland (2-DVD)* (Winterland Ballroom, San Francisco, CA, December 31, 1978)
・ Dead Ahead* (Radio City Music Hall, New York, NY, October 1980)
・ So Far (Originally released on VHS and laser disc in 1987 ? first time on DVD!)
・ Ticket To New Year's* (Oakland Coliseum, Oakland, CA, December 31, 1987)
・ Truckin' Up To Buffalo (Rich Stadium, Orchard Park, NY, on July 4, 1989)
・ Downhill From Here (Alpine Valley Music Theatre, East Troy, WI, July 17, 1989)
・ View From The Vault* (Three Rivers Stadium, Pittsburgh, PA, July 8, 1990)
・ View From The Vault II* (RFK Stadium, Washington, DC, June 14, 1991)
・ View From The Vault III* (Shoreline Amphitheatre, Mountain View, CA, June 16, 1990)
・ View From The Vault IV (Oakland Stadium, Oakland, CA, July 24, 1987, and Anaheim Stadium, Anaheim, CA, July 26, 1987)
*includes all bonus features from previous release
Exclusive Bonus Disc :
・ Five previously unreleased live performances from the Grateful Dead archive
・ Backstage Pass, the 1992 documentary directed by Justin Kreutzmann
・ Brand-new interview with Grateful Dead archivist David Lemieux
Shadoksから4月発売予定のCD

King George Discovery
Peace of Mind
King George Discoveryは米国バージニア州出身のKing George Clemonsがスウェーデンで結成したバンド。1968年にセルフタイトルのアルバムを残していてCDも出ていますが、この"Peace of Mind"は英国のコレクターによって新たに発見されたという、同年録音のアルバム未収録曲によるデモLPが元になっています。
R&BシンガーだったKing Georgeは、Jimi Hendrixがまだメジャーデビューする前のNY時代からジミと親交があり、ふたりともチェロキー・インディアンと黒人の血を引いていて、ほぼ同時期に欧州のエージェントに誘われて活動の場をヨーロッパに移す、といった不思議な縁を持っています。(のちにジミが北欧をツアーした時にも、前座をつとめたりジャムセッションをしたりして交流している。)
彼は最初は北欧でR&Bグループを率いていましたが、旧友ジミヘンの世界的大ブレークに触発され、ギター、ベース、ドラムのスウェーデン人(白人)3人とともに結成したのが、このKing George Discoveryです。正規アルバムはジミヘンフォロワーとはいえ、ややR&Bテイストが勝っていた印象でしたが、このデモ音源では"Stone Free"をテーマにした"It Ain't Me"(下の動画。サブタイトルは"In the Spirit of Jimi Hendrix")など、モロにジミヘンな曲も収録されています。
ちなみに、アルバムにはギターが2本入っているため、彼がギターを弾いているという記述も見受けられますが、ベーシストが抜けた後にベースを担当したのみで、このバンドではKing Georgeはギターは弾いていないようです。また、リリース元のShadoksをはじめ多くの記事で、彼の名前がKing George Clemensとなっていますが、正しくはClemonsだと思います。
Track Listing :
1. Keep On Trying 4:04
2. It Ain't Me 14:36
3. Love EmoTions 3:49
4. Light My Fire 5:08
5. Try Your Luck 5:36
6. Dis Funky Rock 3:23

Estrella De Marzo
Los Ninos Con Amor
Estrella De Marzoは南米ボリビアの3人組。本作は発売元のShadoksによると1974年のアルバムとのことですが、1972年作だとか、バンドは1975年に結成されたとか、いろんな説があってよくわかりません。
後半(LPのB面)では下の動画のようなヘヴィサイケな曲が登場したりしますが、むしろ聴きものは前半(LPのA面)のメロウサイケサイドで、本当にトリップしながら録音したのではないかと思うような、まったりとしたアシッド感あふれる南米メロウサイケデリアを堪能させてくれます。
ピンクフロイドあたりからの影響が見え隠れしますが、演奏やエフェクトや録音がプリミティブな分、とてもサイケ度・アングラ度が高く感じます。スペイン語で歌われる、音程の怪しい繊細系のボーカルもたまりません。
Track Listing :
1. Maestro
2. Claro Dia
3. Naturaleza Sonrieme
4. Casi Nada Falta Ya
5. Encuentro
6. Los Duendes
7. Cancion De Cuna
(トラックリストはいずれも、先にShadoksからリリースされたアナログ盤のものです。)
5月発売予定の新譜コンピ

Richie Havens
My Own Way
のちにジミヘン音源の編集盤で有名になったプロデューサー、Alan DouglasのDouglas Recordsから60年代にリリースされたRichie Havensの2枚の未CD化アルバム、"Electric Havens"(1968)と"Richie Havens' Record"(1969)(リリース年はRichieのオフィシャルサイトによる)からの音源を収録したものと思われる新譜コンピが、英Wienerworldから発売されます。
この2枚のアルバムがリリースされた時には、RichieはメジャーのVerveと契約していて、1967年の1stアルバム"Mixed Bag"はすでにリリースされていました。これらのDouglas盤はRichieが1965~66年ごろに弾き語りで録音した音源に、Alan Douglasが勝手にエレキギターやベース、ドラム、オルガン、ハーモニカなどのバッキングを加えて売り出したものらしいです。Alanはジミヘンの仕事の前から、ずっとこんなことをやってたんですね。
ところで、この2枚のアルバムには併せて18曲が収録されているのですが、今回のコンピではその中から14曲が選ばれています。全部収録しても約60分で1枚のCDに収まるのに、なぜ4曲をオミットしたのかは不明です。(下の画像はオリジナル盤のジャケット。)

Track Listing :
1. C.C. Rider (3:20)
2. Oxford Town (3:19)
3. Norah's Dove (3:37)
4. 900 Miles From Home (3:44)
5. Shadow Town (3:55)
6. 3:10 To Yuma (3:18)
7. The Bag I'm In (3:46)
8. Drown In My Own Tears (4:20)
9. Down In The Valley (4:03)
10. Chain Gang (2:49)
11. Babe, I'm Leaving (4:36)
12. Daddy Roll 'Em (2:40)
13. Boots & Spanish Leather (5:38)
14. My Own Way (2:11)
Total Time: 51:12

Skeptics
Complete Early Years 1965-69
こちらは、"Psychedelic Unknowns"や"Let's Dig 'Em Up"などのガレージコンピに収録されていた、オクラホマのSkepticsが残した全6枚のシングルに、レアな未発表曲などを追加したコンピレーション(Gear Fabから5月15日の発売予定)。
Track Listing :
1. It's A New Thing To Me
2. Not Another Cloudy Day
3. For My Own
4. I Told Her Goodbye
5. Ride Child
6. Apple Candy
7. Stripes
8. Certain Kind Of Girl
9. Bit O' Honey
10. East Side Tenement House
11. Turn It On
12. She's A Gas
13. Down To The Bone
14. Apple Candy (Alternate Version)
Total Time: 37:09
バーズのオリジナルモノアルバムが紙ジャケでCD再発

ザ・バーズ
ミスター・タンブリン・マン
The Byrdsの最初の5枚のアルバムのオリジナルモノバージョンがソニーミュージックジャパンからCD再発されます。モノバージョンの本編に加え、モノラルによるボーナストラックと、本編のステレオミックスも収録されていて、モノとステレオのバージョンの違いを聴き比べられるようになっている模様です。最新リマスタリングによるBlu-specCD+モノラル盤を再現した紙ジャケット仕様の完全生産限定盤で、5月2日発売予定。
初期のバーズはステレオミックスよりモノラルの方が圧倒的に良いという声をよく聞きますね(アナログ盤での話ですが・・・)。各アルバムのボーナストラックは以下のとおり。
「ミスター・タンブリン・マン 」 ("Mr. Tambourine Man", 1965)
シー・ハズ・ア・ウェイ(MONO)
オール・アイ・リアリー・ウォント(MONO Single Version)
「ターン・ターン・ターン」 ("Turn! Turn! Turn!", 1965)
イッツ・オール・オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー(MONO)
シー・ドント・ケア・アバウト・タイム(Version I / MONO)
時代は変わる(Version I / MONO)
シー・ドント・ケア・アバウト・タイム(Version II / MONO Single Version)
「霧の5次元」 ("Fifth Dimension", 1966)
何故(MONO Single Version)
アイ・ノウ・マイ・ライダー(MONO)
サイコドラマ・シティ(MONO)
「昨日よりも若く」 ("Younger Than Yesterday", 1967)
ドント・メイク・ウェイヴス(MONO Single Version)
イット・ハップンス・イーチ・デイ(MONO)
マイ・バック・ペイジズ(MONO)
「名うてのバード兄弟」 ("The Notorious Byrd Brothers", 1968)
レディ・フレンド(MONO)
年老いたジョン・ロバートソン(MONO Single Version)

ザ・バーズ
ターン・ターン・ターン

ザ・バーズ
霧の5次元

ザ・バーズ
昨日よりも若く

ザ・バーズ
名うてのバード兄弟
また、バーズがリリースした全シングルのAB面(および未発シングル曲)をミックス違いなどの別バージョンを含めてCD2枚組に網羅したコンピレーション、"オリジナル・シングルズ As&Bs 1965-1971"も同時に発売予定です。
「グレイトフル・デッド・ムーヴィー」日本盤DVD発売
![グレイトフル・デッド・ムーヴィー [DVD]](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41HHb%252ByFpyL._SL160_.jpg)
グレイトフル・デッド・ムーヴィー [DVD]
Grateful Deadが1974年10月にサンフランシスコのWinterlandで開催した5日間のショーの模様を収録した名作フィルム、"The Grateful Dead Movie"(1976)の日本盤DVDがリリースされます(4月25日発売予定)。
意外な気がしますが、これまで日本盤DVD出てなかったんですね?。今回の再発は132分の本編(日本語字幕入り)に加え、本編未収録のライヴシーン(95分)やジェリー・ガルシア、ボブ・ウィア、ビル・グラハムらへのインタビュー、メイキング映像などを収録した175分の特典ディスクが付属した2枚組となっています。
このフィルム、その後数多くリリースされるデッドの映像作品の第一弾(1981年にビデオ化)となったもので、冒頭のアニメーションシーンや、(あまりにもお金と手間がかかりすぎるのでこのショーで打ち切りとなってしまった)巨大サウンドシステム(The Wall of Sound)を組み立てる様子、デッドヘッズの生態など、見どころが満載です。
1974年10月のウィンターランドでの5日間のショーは、デッドが(一時的な)活動休止宣言をした「フェアウェルコンサート」として開催されたもの。1971年に脱退したドラマーのミッキー・ハートがゲスト出演して3年ぶりにバンドに復帰、その後ふたたびツインドラムのスタイルとなる歴史的な瞬間も収められています。おそらく、私もこれが最初に買ったデッドのビデオ(VHS)だったんじゃないかと思います。
ジャニスの"Pearl Sessions"発売

Janis Joplin
Pearl Sessions
Janis Joplinの遺作となった"Pearl"(1971)に、モノシングルバージョンや未発表セッション音源などを追加した、発売40周年を記念する2枚組CD、"Pearl Sessions"がSony Legacyからリリースされます(4月17日発売予定)。
ジャニスの死の3か月後にリリースされたアルバム"Pearl"は、ドアーズとの仕事で有名なPaul Rothschildのプロデュースのもと、Full Tilt Boogie Bandらをバックに制作されたロック史上に燦然と輝く名作。本作録音中(1970年10月)にジャニスが突然亡くなったため、Nick Gravenitesが彼女に提供した曲、"Buried Alive in the Blues"はボーカルパートのないインストナンバーとして収録された(ボーカルパートは死の翌日に録音予定だった)という逸話が、その意味深なタイトルとともに涙を誘います。
今回の"Pearl Sessions"は、ディスク1に本編の10曲に加えオリジナルモノシングルバージョンの6曲を、ディスク2には新たに発見された未発表テイクを含むスタジオセッション音源と、ボーナスとしてカナダのFestival Expressツアーからのライヴテイクが収録されています。
DISC ONE :
The Pearl Album (produced by Paul Rothchild)
Move Over
Cry Baby
A Woman Left Lonely
Half Moon
Buried Alive In The Blues
My Baby
Me and Bobby McGee
Mercedes Benz
Trust Me
Get It While You Can
Bonus Tracks (the Mono Single Masters)
Me and Bobby McGee
Half Moon
Cry Baby
Get It While You Can
Move Over
A Woman Left Lonely
DISC TWO :
The Pearl Sessions & more...
Overheard in the Studio...
Get It While You Can (take 3) previously unissued
Overheard in the Studio...
Get It While You Can (take 5) previously unissued
Overheard in the Studio...
Move Over (take 6) previously unissued
Move Over (take 13) previously unissued
Move Over (take 17) previously unissued
Me and Bobby McGee (demo version)
Me and Bobby McGee (take 5 - alternate) previously unissued
Cry Baby (alternate version)
A Woman Left Lonely (alternate vocal)
Overheard in the Studio...
My Baby (alternate take) previously unissued
Overheard in the Studio...
Get It While You Can (take 3) previously unissued
My Baby (alternate take)
Pearl (instrumental) - Full Tilt Boogie Band
Bonus Tracks :
Tell Mama (Live) - June 28, 1970 - Toronto
Gerardo Manuel & El Humo 再発

Gerardo Manuel & El Humo
Apocallypsis
以前、南米サイケ特集で取り上げたGerardo Manuel & El Humoの "Apocallypsis"(1970)がLion ProductionsからCD再発される模様です(2月28日発売予定)。
本作は、ペルー出身のGerardo Manuel (Rojas)が、Los Shain's ~ Pepper Smelterののちに立ち上げたリーダープロジェクトによるデビューアルバム。GFRの"Are You Ready"、ジミヘンの"Power of Soul"、Mysteriansの"96 Tears"、果てはバート・バカラックの"Raindrops Keep Falling on My Head"と、さまざまなタイプのカバー曲をまじえながら、ヘヴィサイケナンバーからメロウチューンまで、天性のロックセンスと高いボーカル能力で聴く者を圧倒します。
特に、マイフェイバリット南米サイケナンバーのひとつである自作のタイトル曲、"Apocallypsis"は何度聴いてもシビれる!
ソフトロック紙ジャケ再発
USMジャパンから、A&M系のソフトロックタイトルが紙ジャケ+SHM-CD仕様の限定盤で大量に再発されます。これはニック・デカロ没後20年とA&M創立50周年を記念した一連のリリースとのことです。

ニック・デカロ
ハッピー・ハート+1(紙ジャケット仕様)

クリス・モンテス
モア・アイ・シー・ユー~コール・ミー(紙ジャケット仕様) (1966)

クリス・モンテス
タイム・アフター・タイム(紙ジャケット仕様) (1966)

クリス・モンテス
フーリン・アラウンド(紙ジャケット仕様) (1967)

クリス・モンテス
愛の聖書(紙ジャケット仕様) (1968)

ジュリアス・ウェクター&バハ・マリンバ・バンド
悲しき天使(紙ジャケット仕様) (1968)

ジュリアス・ウェクター&バハ・マリンバ・バンド
フレッシュ・エアー(紙ジャケット仕様) (1969)
以上は3月7日発売予定。以下は4月18日発売予定。

ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ
ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ:デラックス・エディション(紙ジャケット仕様) [2CD]

パレード
パレード(紙ジャケット仕様)

サンドパイパーズ
グァンタナメラ(紙ジャケット仕様) (1966)

サンドパイパーズ
サンドパイパーズ(紙ジャケット仕様) (1967)

サンドパイパーズ
ミスティー・ローゼズ(紙ジャケット仕様) (1967)

サンドパイパーズ
ソフトリー(紙ジャケット仕様) (1968)

サンドパイパーズ
ワンダー・オブ・ユー(紙ジャケット仕様) (1969)

サンドパイパーズ
カム・サタデイ・モーニング(紙ジャケット仕様) (1970)

クロディーヌ・ロンジェ
クロディ-ヌ(紙ジャケット仕様) (1967)

クロディーヌ・ロンジェ
恋の面影(紙ジャケット仕様) (1967)

クロディーヌ・ロンジェ
恋は水色(紙ジャケット仕様) (1968)

クロディーヌ・ロンジェ
カラ-ズ(紙ジャケット仕様) (1968)

クロディーヌ・ロンジェ
ラン・ワイルド・ラン・フリー(紙ジャケット仕様) (1970)

ニック・デカロ
ハッピー・ハート+1(紙ジャケット仕様)

クリス・モンテス
モア・アイ・シー・ユー~コール・ミー(紙ジャケット仕様) (1966)

クリス・モンテス
タイム・アフター・タイム(紙ジャケット仕様) (1966)

クリス・モンテス
フーリン・アラウンド(紙ジャケット仕様) (1967)

クリス・モンテス
愛の聖書(紙ジャケット仕様) (1968)

ジュリアス・ウェクター&バハ・マリンバ・バンド
悲しき天使(紙ジャケット仕様) (1968)

ジュリアス・ウェクター&バハ・マリンバ・バンド
フレッシュ・エアー(紙ジャケット仕様) (1969)
以上は3月7日発売予定。以下は4月18日発売予定。

ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ
ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ:デラックス・エディション(紙ジャケット仕様) [2CD]

パレード
パレード(紙ジャケット仕様)

サンドパイパーズ
グァンタナメラ(紙ジャケット仕様) (1966)

サンドパイパーズ
サンドパイパーズ(紙ジャケット仕様) (1967)

サンドパイパーズ
ミスティー・ローゼズ(紙ジャケット仕様) (1967)

サンドパイパーズ
ソフトリー(紙ジャケット仕様) (1968)

サンドパイパーズ
ワンダー・オブ・ユー(紙ジャケット仕様) (1969)

サンドパイパーズ
カム・サタデイ・モーニング(紙ジャケット仕様) (1970)

クロディーヌ・ロンジェ
クロディ-ヌ(紙ジャケット仕様) (1967)

クロディーヌ・ロンジェ
恋の面影(紙ジャケット仕様) (1967)

クロディーヌ・ロンジェ
恋は水色(紙ジャケット仕様) (1968)

クロディーヌ・ロンジェ
カラ-ズ(紙ジャケット仕様) (1968)

クロディーヌ・ロンジェ
ラン・ワイルド・ラン・フリー(紙ジャケット仕様) (1970)
Fort Mudge Memorial Dump 再発

Fort Mudge Memorial Dump
Fort Mudge Memorial Dump
以前、ヘヴィサイケ特集で取り上げたボストンのFort Mudge Memorial Dumpが、1970年(69年説あり)にMercuryからリリースした唯一のアルバムがCD再発されます(2月29日発売予定)。数年前にもAkarmaから再発されていましたが、今回はRelicsからのデジタルリマスタ再発(オリジナルアートワーク使用)とのことです。
サイケ本「サイケデリック・ムーズ」でも紹介されていた本作は、(1)ファズギター入りのヘヴィサイケデリア、(2)グレース・スリック似の女性ボーカルを含む男女混声グループ、(3)スベり気味なボスタウンサウンド、という個人的なツボを押さえてくれる有難いアルバム。いきなりオープニングナンバー(下の動画)で、昔の学園青春ドラマで流れてきそうなコテコテのグルーヴにノックアウトされてしまいます。
ただ、結局この先頭ナンバーのインパクトに及ぶものはなく、いまひとつ説得力のない男性ボーカルのみの曲が半数を占めているのも残念なところ。ちなみに、アルバムのプロデュースは同郷のListeningでオルガンを弾いていたMichael Tschudinで、スリーブノートの謝辞にはPeter Iversの名がクレジットされています。ハーモニカが入ってる曲があるんですが、これはPeterが吹いているんでしょうか?
Track Listing :
1. Mr. Man
2. Crystal Forms
3. Actions Of A Man
4. Blue's Tune
5. The Seventh Is Death
6. What Good Is Spring
7. Tomorrow
8. Know Today
9. Questionable Answer
10. The Singer
"Rock Messiah"がCD再発

David Axelrod
David Axelrod's Rock Interpretation of Handel's Messiah
David Axelrodが1971年にRCAからリリースした、ロック版ヘンデルの「メサイア」、"David Axelrod's Rock Interpretation of Handel's Messiah"(通称"Rock Messiah")がReal Gone MusicからCD再発されます(3月27日発売予定)。
38人編成のオーケストラと、それを指揮するのはジャズ界のビッグネーム、Cannonball Adderley(サックス奏者)・・・というと、どんな超大作なのかと思われるかもしれませんが、心配は無用です。先頭の「序曲」からAxelrod節全開(あのリズムやファズギターも健在)で、長い曲でも5分台、ほとんどが3分前後の9曲からなる、とっつきやすいアルバムです。
本作では男女によるゴスペル・コーラスが主役級になっていて、これをサイケと呼べるかどうかは微妙ですが、少なくとも「変態」であることに間違いないでしょう。(「バッドトリップした“ジーザス・クライスト・スーパースター”」なんて評されたこともあったらしい。これは批判記事のようだけど、サイケ的には褒め言葉に聞こえる。)
David Axelrodについては過去記事をご覧ください。
Track Listing :
1. Overture
2. Comfort Ye My People ... Recitative
3. And the Glory of the Lord ... Chorus
4. Behold ... Recitative
5. Pastoral Symphony
6. And the Angel Said Unto Them ... Recitative
7. Glory to God ... Chorus
8. Hallelujah ... Chorus
9. Worthy Is the Lamb ... Chorus