こんにちは、楊(ヤン)です。

皆さんはお薬の名前で混乱した事はありますか?例えば通っている病院で出された処方箋をA薬局にもって行った時とB薬局に持って行った時に出てくるお薬の名前が違ったり….



これは処方薬の名前には一般的に「一般名(もしくは成分名)」と「商品名」の二つが存在するからです。

 


一般名、商品名とは?


「一般名(成分名)」

くすりの化学的な構造や作用の特性に基づいて国際的に定められた名称で、その薬の主成分を指します。一般名は特定の製薬会社によって名付けられたものではなく、その薬が何であるかを具体的に示す名称です。


「商品名」

特定の製薬会社が製造•販売する特定の製品の名称で、同じ一般名をもつ薬でも製造会社が異なれば商品名は異なります。商品名は製薬会社のブランドやマーケティングの一環であり、同一の一般名薬でも、成分の製造方法や添加物、配合量などが異なる場合があるため、商品名すなわちメーカーが異なると品質や効果に微妙な違いが出ることもあります。


具体的な例として医師が睡眠薬でブロチゾラムという一般名で処方箋を出したとしましょう。この薬は先発品のレンドルミンという商品名で知られているお薬となりますが、後発品(ジェネリック)を出しているメーカーでの商品名はグッドミン、ノクスタール、レドルパー、ロンフルマン、アムネゾン、ネストロームなどメーカーにより様々な呼び名がつけられています。


これでは混乱をしやすいので、最近は一般名+それぞれの会社のブランド名をつけたものを商品名とされる事も多いです。

例)  ブロチゾラム「サワイ」、ブロチ


今度、処方箋やお薬手帳をご覧になるときに、一般名、商品名を意識してみてはどうでしょうか?



こんにちは、楊(ヤン)です。

9/1からクリニックの名称変更に関しては先日にお知らせのタイトルで案内したことがありますが、ロゴもかわり看板もかわりました。





道路(天神橋筋)側





商店街側から





ビル3F  エレベーター降りてクリニック前






ロゴが私には


親亀、子亀、孫亀のようにみえたり





Wi-Fiのアンテナマークをひっくり返したようなものを連想させます。



辛い時、具合が悪い時にアクセスしてください




こんにちは、楊(ヤン)です。今回はおくすりの話をしてみたいと思います。(少しばかりややこしい話ですのでご興味がなければスルーしてください)


皆さんは薬局でお薬をもらう際に「後発品(ジェネリック)があれば希望しますか?」と言った事を尋ねられた事があるでしょうか?


はじめていく処方箋薬局では名前や住所、病歴やアレルギー歴に関してお尋ねする用紙の最後あたりにそう言ったことを尋ねる項目があったりします。


また薬局で後発品(ジェネリック)の使用をすすめるようなポスターやチラシなども見かけた事があるかと思います。



ここで先発品と後発品(ジェネリック)の関係についてご説明すると


新薬は開発したメーカーが出願すると20年〜25年ほど特許を保持できます。市販されるかなり前の段階で特許をとっているので、実際のところ市販されてからおおよそ10年間くらいが特許により独占販売の出来る期間といったケースが多いようです。


開発したメーカーが売しているを文字通り先発薬もしくは先発品と読んでいます。


しかし市販から10年ほど経ち特許が切れて、他の製薬メーカーも同じ主成分の薬を後発品という形で製造販売が可能になります。


(トヨタ部品関連保険組合ホームページより抜粋)



業界用語で後発品をゾロと呼んだりもしますが、これは特許が切れたタイミングで様々なメーカーからぞろぞろと出てくるからと言われています。


後発品(ジェネリック)メーカーは先発品のメーカーのように莫大な開発コストがかかっていないので、その分、薬を安い値段で販売する事ができます。


厚生労働省や国が消費者に対して後発品(ジェネリック)の採用を推奨しているのは医療費を抑えたいという狙いがあります。


医療費が抑えられ、国や私たちの節約になるのは良いけれども先発品メーカーが新たな薬を開発するための費用を調達できなくなると、回り回って将来的に新薬が出て来にくくなるという問題も抱えています。



私自身は患者さんに対して処方箋を発行する際にはなるべく患者さんの希望に応じて先発品でも後発品でも選択が可能なように処方箋で薬の銘柄を「一般名」で発行するようにしています。


勿論、特許が切れていない薬に関しては先発品しか選択の余地はありません。


患者さんの中ではもともと先発品を使われていた方で先発品にこだわる方もいらっしゃいます。


主成分は同じでも添加物に多少の違いがあり、それが効果発現に対して多少の違いをもたらすとも言われたりもして、睡眠薬などでもともと服用していた先発品にこだわる方が多い印象ですが、後発品でもさほどかわらないと言った人もおられますのでなんとも言えません。


もともと後発品を薬局では出してもらっていた方でも、最近はメーカーの製造中止や在庫切れで別のメーカーの後発品が出されて薬の名前や形状が違ったりして戸惑う患者さんもおられるようですので長々とお話しさせていただきました。


一応、主成分は同じではあります。

(後発品のメーカーは様々なところがあり、品質管理で問題も散見され医療関係者としては憂慮しています。)