祭りじゃ!! 祭りじゃ!!
ついにやってきました!! 今日は「テトリスエフェクト」の発売日です!! あまりにも楽しみで、日付が変わる前からPSVRを被ってスタンバってたよ。もう子供みたい。
いや、だってさ、あの「Rez infinite」のエンハンス・ゲームズの新作だよ? そりゃ期待するに決まってるじゃん!! PSVR史上最大のビッグタイトルだからね。
しかも俺の場合、初プレイは絶対に製品版でやるって決めていたから、体験版をスルーしたのよ。極力前情報も入れないようにしてきたし、ずっと"お預け"状態で気が狂いそうだった。ついには我慢出来ずに『Tetris Ultimate』まで買ってしまったからね(笑)
んで、早速9時間ぐらい遊んできたから、感想を書いていきたいんだけど…
何から書けばいいのやら…(嬉しい悲鳴)
この感じは「ASTRO BOT:RESCUE MISSION」の時と同じだね。語りたいことが多過ぎて、頭の中が混乱している。
とにかく、一つ言えるのは…
「テトリスエフェクト」は神!! PSVR万歳!!
もう想像を遥かに越えていたね。マジで超素晴らしい!!
いや、実を言うとね、プレイを開始して始めの10分ぐらいは「あれ?」って思う部分が多くて不安になったりもしたのよ。ただ、色々試しているうちに問題が解決してきて、それからはずっと夢中で遊んでいた。
そういう意味でも、是非製品版を買って自分に合ったチューニングをした上で遊んで欲しいね。マジでマストバイな一本だよ。
因みに、今回いつも使っているイヤホンを外して、ヘッドホンでプレイした。やっぱエンハンス・ゲームズの作品はヘッドホンでしょ!!
さて、前置きが長くなってしまいましたが、気合を入れていってみよ~!!
関連日記
概要
購入先:国内ストア
ジャンル:究極のテトリス
言語:日本語対応
コントローラー:デュアルショック専用
視点:-
移動方式:移動なし(一部カメラが動く要素あり)
第一印象
ゲームを起動して注意書きとメーカーロゴをスキップすると、タイトルメニューへ。ここで最初の"あれ?"ポイントが…
画質が普通レベル。
一応、「Rez」と同じレベルはキープしている。ただ、直前までプレイしていた「Déraciné」がかなりクッキリ画質ということもあって、どうしても輪郭がボケて見える。エンハンス・ゲームズだったら、画質の面でもさらに進化したものを見せてくれると期待していたから、ちょっとヘコんだね。
(Proに対応してもこんなもんか…。画質の件は次世代機に期待)
タイトルメニューには【ジャーニー】【エフェクトモード】【オプション】の3つの項目が用意されている。まずは【オプション】を選択して変えるべき設定がないかをチェック。
すると、【チュートリアル】という項目を発見。ここ数日『Tetris Ultimate』をプレイしていたから、テトリスのルールはわかっているつもり。ただ、新たな発見があるかもしれないから、一応チェックしてみることに。
そしたらさ…
俺、全然テトリスのことわかってなかった(笑)
『↑』で一気にブロックを落とせるの? "キープ"って何? 『×』で左回転するの? "Tスピン"って何だ?
(初めて知った概念が山ほどある。もっと単純なゲームだと思ってた)
いや~、マニュアルは読むもんだね。いつも包装紙と一緒に捨ててたよ(笑)
そんな感じで、お勉強タイムは終了。実践で学ぶのが一番だ。
因みに、【オプション】は何も変えずにプレイを始めた。しばらく経ってから"ゾーン"の明るさと、カメラの距離だけを調整したね。
(『Tetris Ultimate』もそうだったけど、オプションがやたら豊富なのよね)
【オプション】を確認した後、【ジャーニー】を選択。すると、銀河に広がるフローチャートのようなステージ選択画面に。
うん、ここはバッチリ綺麗な映像だね。こういう部分にも力を入れているのは実に嬉しい。ゲームに取り組むモチベーションが全然違ってくる。
という事で、難易度【プラクティス】の最初のステージに挑戦。どうやら【ジャーニー】モードは、連なった複数のステージを旅をするように連続でプレイしていくみたい。
(綺麗だな~。ステージの数も多いし、ワクワクが止まらない)
最初のステージを選択すると、やや離れた位置に青く発光するテトリスのフレームが。周囲にはタイムやスコアといったデータが表示されている。
そしてフレームの下には"岩"のようなものが見える。それ以外は真っ暗。PVのイメージとはだいぶ違う地味な映像。
とりあえず、テトリミノを落として適当に積んでみる。
すると…
キタ!! キター!!!!
消したラインが増えていくにつれ、何も無かった世界に超綺麗な映像が広がっていく。それに伴って、ビートが生まれて音が音楽に変化。これはPVで流れていたあの曲だ!! なんか高揚感が凄いぞ!!
ただですね…
なんか位置がおかしくね?(笑)
上のスクショを見て貰えればわかる通り、フレームが若干傾いてるし、妙に高い位置にフレームがある気がする。
ん~、普通こういう場合はオプションボタンの長押しで中心に修正出来るんだけど、「テトリスエフェクト」は何故かリキャリブレーションがほとんど効かないのよね。Viveみたい。
しばらくカメラの距離を変えたりしながら、色々試してみるも、中々気持ちいい位置が見つからない。
まぁ、ゲーム自体は出来るし、とりあえずこのままプレイを続けてみよう。
(映像や音楽は素晴らしい!! ただ、フレームの位置に違和感がある)
ステージチェンジの演出は「Rez」のエリアXを踏襲したものになっている。映像の中に吸い込まれるようなこの感覚は、いつ体験しても気持ちいいね。
次のステージはテーマがよくわからないんだけど、巨大な△が飛んでくる不思議な世界で、これまたかなりインパクトがある。基本白い線で描画されているのに、同時消しでカラフルに輝くブロックが超綺麗。
そして超気に入ったのが、続く3番目のステージ。これは和傘をイメージしたステージだと思うんだけど、音の気持ちよさ、エフェクトの美しさ、ブロックのデザイン、その全てが最高。テトリミノを回転させる音が好き過ぎて、余分にクルクル回していたよ(笑)
(どのステージも最初はかなり地味。2~3フェーズで本領発揮)
(和傘が広がって飛んでくる。テトリミノを消した時の音がまたいいんだわ)
そんなこんなで、最初の旅は終了。正直、30ラインで次のステージは食い足りない(笑) 「もっといっぱいやらせてくれ!!」って感じ。
とにかく、この感覚は『Tetris Ultimate』では絶対に味わえない。やっぱりこれはテトリスではなくて『テトリスエフェクト』なんだという事実を見せつけられた感じがしたね。
因みに、"ゾーン"とかも使ってみたんだけど、初回プレイではイマイチ意味がわからなかった。その楽しさを知るのはもう少し先の話。
(最初の3ステージでこの満足感。もっとやりたい!!)
チューニングが大事
最初の旅を終えた後、PS4のカメラの位置を変えてみる。高さを若干下げ気味にして、角度も調整。最初のステージをプレイしながら調整を繰り返していると、徐々に自分がプレイしやすい位置がわかってきた。
「テトリスエフェクト」はオプションボタンでのリキャリブレーションがほとんど効かないから、PS4のカメラ自体を動かしてベストな位置を探る必要があるみたい。
ついでに言っておくと、ゲーム内のカメラの位置もかなり重要になってくる。フレームに近付くと、積まれたテトリミノの状態が把握しやすくなる一方、次に落ちてくるテトリミノ(右上に表示)を確認するのが難しくなってしまう。背景のエフェクトも見えづらい。当然、距離を離すとその逆の現象が起こる。
ん~、距離を離しても右上を確認するために目線を動かす必要があるし、この辺はもう少し調整が必要だったかもしれないね。ハッキリ言って、スピードレベルが10ぐらいになると、目線を動かしている余裕はない。
というか、単に次に落ちてくるテトリミノの表示位置を下げればいいんじゃないかな? タイムの真上ぐらいなら確認しやすくなると思う。ライセンスの問題で出来なかったりするのかな?
(さすがにここまで距離を離すと寂しいよね? エフェクトはたくさん見えるけどさ)
調整を終えたところで、次の旅に出発。なんか本当に旅をしているって感覚がいいね。テトリスでこんな表現をするなんて凄い。
4番目のステージは発光するクラゲが泳ぐ幻想的な世界。ここはテトリミノの色がいいね。音も素晴らしかった記憶があるんだけど、どんな感じだったっけ?(笑) とにかく綺麗なステージだった。
(こうやって見ると、テトリミノが珊瑚みたいだね。クラゲも綺麗)
んで、次のステージがまた素晴らしいのよ。雲の上が舞台で、無数の風車がプレイヤーの回りをすり抜けていくオートスクロールのステージ。フェーズ毎に空の色が変わって、時間の経過を表現してたりもする。
今日で全てのステージをプレイしたけど、個人的には背景が動くステージが楽しいね。
因みに、この頃にはもう画質に対する不満はなくなっていたね。ただただ美しい映像に圧倒されていた。ここから続々と凄いステージが現れて、評価がどんどん上がっていった。
(オートスクロールのステージは初かな? 背景に見とれてミス連発でした)
次のステージは…
ちょっと待て、
俺は全ステージ語っていくつもりか?(笑)
まぁ、これは仕方ないね。全てを語りたくなるぐらい素晴らしいんだもん。「テトリスエフェクト」の感想日記は3回に分けて書くと思います。はい。
んで、次のステージなんだけど、ここはスライムみたいなぷよぷよしたゼリー状の物体が弾ける世界。とにかく色が綺麗でね~、なんか美味しそうだと思っちゃう。
因みに、このステージでようやく"ゾーン"の意味を理解したよ。上で消したラインも自動的に下に移動するんだね。これが存在することで、ゲーム性がかなり強化されていると思うし、視覚効果としても素晴らしい。音の演出もトリップ感があっていいね。もしかしたら「SUPERHYPERCUBE」を参考にしたのかもしれない。
俺の場合、直線のテトリミノをキープして一気に8ラインを消したり、ピンチの時のスローモーションとして使っているよ。
一つ残念なのは、このゾーンシステムが【エフェクトモード】では使えないことだね。アプデで使えるようして欲しい。
あと、ラインを増やすことに必死になり過ぎて、操作ミスをしがち。注意しないと逆にピンチになってしまうね。
(輝くドロリッチに包まれるステージ。色付きのスクショがなかったのが残念)
(今日は最高11ラインだったかな? 練習すればまだまだいけそう)
2番目の旅のラストは炎の儀式。ここはアフリカ系のBGMだったっけ? それともガムラン? 似たタイプのステージがあと2つぐらいあって、どれがどれだか記憶が曖昧なんだけど、とにかく映像の変化とリズムの躍動感が素晴らしいステージだね。
最初はフレームの後ろにある彫刻に目がいくんだけど、燃えるテトリミノがどんどん主張してきて、最後には儀式に参加する人々が現れるのよ。
【ジャーニー】モードの良さは、各ステージがフェーズ毎に変化するお話になっていて、それがさらに連なって一つの流れになっているところだね。まさに各地を巡る旅をしている感覚。
(炎がテーマになっている。テトリミノを回転させた時の音もカッコいい)
うん、そんなこんなで2番目の旅も無事終了。難易度【プラクティス】の場合、ゲームオーバーもないし、スピードもずっとレベル1だから気楽に遊べていいね。
ただ、経験値が貰えないからな~。練習の意味も込めて【ビギナー】でプレイした方が良さげ。
テトリスは至高のゲーム
もっと遊びたい!!(泣) 9時間じゃ全然足りねぇ!!
んぁ~、昨日怠けたせいで、この後仕事しないといけないんだよ~。夏休みが欲しい。
はい、そんなわけで、1回の感想日記でまとめるのは無理でした(笑) とにかく全てのステージに魅力があるから、プレイすると全部を語りたくなっちゃうのよ。
まぁ、今日の日記ではいくつかの問題点も指摘したけど、それを吹き飛ばすぐらいの満足度がある。マジで最高。
というかね、テトリスというゲームの奥深さと面白さ。これについてイマイチ言及してないね。実はそれを一番語りたかったんだけど、ステージの紹介に追われて書き忘れてしまった。
正直ね、俺はテトリスっていうゲームをちょっと舐めてた部分があるのよ。「どうせ単純なゲームだろ?」って思ってた。それは日記冒頭のリンクを読めばわかるはず。
でも、実際にプレイするとめちゃくちゃ中毒性があるし、上手くなりたいと心底思うのよね。「ROOMS」みたいなスライドパズルもそうなんだけど、シンプルが故の難しさがある。
そしてその魅力を増幅させるための、映像、音、新ルール、コンセプトを生み出したエンハンス・ゲームズはマジでゲームというものをよくわかっている。
VRでテトリスと言われた場合、奥行きを加えたり、ハンドルコントローラーで操作させたり、余計なことをしてテトリス本来の魅力を損ないがちだけど、そこに陥っていないのは見事。
とにかく、まだまだ書きたいことが山のように残っている。【エフェクトモード】も素晴らしいんだよな~
というわけで、続きはまた明日!! VR万歳!!