昨日軽く触れた「VR The Diner Duo」だね。以前からVR空間で料理がしたいと願っていたから、こういうソフトが配信されるのは嬉しいよ。
因みに、値段は10$ちょっとぐらいだったかな? よく覚えていないけど、安かった記憶がある。
うん、今日は特に前もって語る事が無いから(笑)、早速感想を書いていくよ。いってみよ~
概要
購入先:北米ストア
ジャンル:キッチンシミュレーション
言語:日本語非対応
コントローラー:Moveのみ対応
視点:常時一人称視点
移動方式:移動なし
チュートリアル
ゲームを起動すると謎のテキストが表示された後、【Solo】【Duo】を選択する画面に。どうやら2人プレイも可能なゲームみたいだね。今回は【Solo】のみを遊んだよ。
(タイトルの"Duo"はこういう意味だったのか)
【Solo】を選択すると舞台となるレストランの中へ移動してチュートリアルが始まる。絵面はやっぱり「ジョブシミュレーター」まんまだね。
カウンターの向こう側に客席があって、目の前にはお皿とハンバーガーが描かれたメニュー表。左側には生のパテと鉄板。足下にはパンが用意されている。
メニュー表や食材を見る限りだと、料理を作るゲームと言うよりハンバーガーを作るゲームっぽい…?
ん~、俺的にはハンバーガーはもういいかな?って感じなのよね。「デッドハングリー」はあんな感じだったし、「ジョブシミュレーター」でもサンドイッチを作ったし…
ただ、これはまだチュートリアルだからね。これからこれから。
(画質は普通かな? グラフィックはかわいい系)
(パテを鉄板で焼く。全く同じ光景を過去に見たような…)
(カセットデッキでBGMを変えたり音量を調整したりする)
とりあえずガイドに従って、初めてのハンバーガー作りを始める。手順は皿をテーブルに置いて、焼いたパテをパンでサンドする感じ。
まぁ、そのまんまだね(笑)
因みに、Moveのチューニングは問題無いかな。後で書くけど、カウンターのサイズをかなり細かく調整出来るから、プレイスペースが狭くても大丈夫。椅子に座った状態でもOKだよ。
(調理は手で行う。足下にパンが置かれているね)
(とりあえず2個のハンバーガーを作ってみた)
うん、そんな感じで順調にハンバーガー作りをしていたんだけど、途中で何をしていいのかわからなくなって立ち往生。
そうこうしている内に、最初に作ったバーガーが腐ってしまうというハプニングが発生。仕方なく新しいバーガーを作ろうとしたその時…
それ食べちゃ駄目!!
突然お客さんがカウンターにやって来て大慌て(笑) 速攻で客から腐ったバーガーを取り上げて床に投げ捨てる。なんつ~非道い店だ…
そんなこんなでチュートリアルは終了。先が思いやられる。
フリーモード
チュートリアルが終わると、再び同じカウンターの中へ。ところが周囲を見回してみると、食材が増えている。メニュー表にも沢山のハンバーガーの絵が描かれているし、包丁も用意されているぞ。
なるほど、この画面はいわゆる"フリーモード"なんだね。ゲーム中で使える全ての食材を好きに組み合わせてオリジナルのバーガーが作れる。
という事で、早速食材の調理に取り掛かる。すると…
きゅうりが切れる!!
そうそう、こういうのがやりたかったのよ。食材を加工してオリジナルの料理を作る。
ただ、「VR The Diner Duo」も「ジョブシミュレーター」と一緒で、そこまで本格的な調理は出来ないね。食材の数も少ないし、カットのサイズも決められている。
ん~、任天堂がVRに進出してきたら、この辺のゲームをめちゃくちゃ面白く作りそうなんだけどな~
まぁでも、それを愚痴っていても仕方ないね。出来る範囲の中で楽しもう!!
(お魚は頭と尾を切り落として切り身にしてから焼く)
(マッシュルームは茎を切り落としてから焼く)
(味付けはケチャップとマスタードのみ。Mボタンでプシュっとかける)
(この一番デカいやつを作りたい!! 右に見えるのはスライスチーズだね)
(出来た!! ハンバーガーじゃなくてちょっとしたタワーだよね?)
ゲーム性
一通り好きなハンバーガーを作って気が済んだから、別のモードで遊んでみる事に。ゲームモードを選択するメニュー画面は、カウンターのメニュー表を広げて呼び出す。なんかややこしい文章だな(笑)
(矢印が付いているのがメニュー表。手で掴むと…)
(こんな感じだね。色々と出て来る)
うん、気になる項目はいくつかあるけど、先ずは【シングルプレイヤー】を選択。これが一番スタンダードなゲームモードだと思う。
んで、肝心のゲーム内容なんだけど…
「デッドハングリー」とあんま変わんない(泣)
早い話が、次から次へとカウンターにやってくるお客さんのオーダーを受けて、間違いないようにバーガーを作って提供するって感じ。
もし間違ったバーガーを渡してもペナルティーは無くて、クリア後の評価は提供したスピードで決定される。
(提供が遅れると左上の顔のアイコンが怒り顔に変わる)
(全30ステージ。今日はステージ15までクリアしたよ)
うん、さっきも書いた通り、やる事自体は「デッドハングリー」と「ジョブシミュレーター」を合わせた感じなんだけど、難易度はそこまで高くない。ただ、どうしても運動量が多いゲームだね。疲れる。
あと、食事を終えたお客さんが豪快にゲップをするのよね(笑) 俺は下品なネタに耐性があるからいいけど、お上品な人はオプションでゲップ音をOFFにしないと駄目だろうね。
クリスマス&ケーキ屋さんモード
メニューから【Winter】を選択すると、店内がクリスマス仕様に。ゲーム性はさっき紹介した【シングルプレイヤー】と同じで、オーダーされたハンバーガーを作るというもの。
ただ、クリスマス仕様だと難易度が全然違う。調理工程の多い魚を使ったオーダーがガンガン出てきて、手間取っている間に待っているお客さんが怒り出してしまう。
(一応クリスマス仕様になっているけど…スクショだとわからないね)
(慌て過ぎて皿を用意せずにカウンターに直接パンを置く失態)
(散らかった食材を床にはたき落とす。こんな店行きたくねぇよ!!)
メニューから【Cupcake】を選択すると、舞台がケーキ屋さんにチェンジ。このモードは調理をせずに、既に完成している色とりどりのカップケーキを間違いないようにお客さんに渡すゲームになっているね。
難易度はめちゃくちゃ低いから練習に打ってつけだと思うし、映像もかわいくていい。
ただ贅沢を言わせて貰えば、このカップケーキを作るゲームがやりたかったな~
(スクショを見ればどんなゲーム性かわかるね)
(美味しそう。俺はこういうかわいいゲームが大好きなんだ)
その他
「VR The Diner Duo」の優秀だと思ったシステムの一つに、カウンターのサイズや高さをかなり細かく調整出来る点が挙げられるね。
これによって狭いスペースでもプレイが可能だし、運動量を減らす事も出来る。ただ、あんまりカウンターを小さくし過ぎると、食材やお皿が密集してMoveの精度では正確な操作が出来ない。
(これが最大サイズ。手を伸ばしても皿まで手が届かない)
(これが最小サイズ。掴み間違えが増えてしまう)
あとは…、【カスタマイズ】でアバターの着替えが可能だね。衣装はステージをクリアする事で手に入る。
因みに、このアバターを使ってダンスを踊るのが中々楽しい。
(【Duo】でプレイしないと意味が無いアバター。踊ると楽しい)
(トイレにはう○この絵が…。ゲップの件といい、下品なゲームだ)
現時点での感想まとめ
期待していたゲーム性とはだいぶ違っていたけど、ポジティブな内容だし難易度が低いのが救いだったね。
ん~、操作の面でVRらしさは出ているし、グラフィックもかわいい。印象は全然悪くない。
ただ、あと一歩踏み込んだ"なにか"が必要かもね。オーダーされたハンバーガーを大急ぎで作るだけじゃあ今更感が強い。
この辺のゲームは今後量産されるかもしれないけれど、ユーザーを真の意味で満足させる一本が現れるかどうかは…難しいだろうね。
なんにせよ、しっかり遊べる一本だよ。興味があったら是非どうぞって感じ。