「グランツーリスモ」が発売されたね。日付が変わった瞬間からプレイ可能だったから、早朝4時ぐらいに起きてやってきたよ(笑)
PSVRでのレースゲームは「ドライブクラブ」と「ダートラリー」と、この前買った「ラディアルG」、俺は未プレイなんだけど「VR Cart」っていうやつもあるね。あとは「トラックマニアターボ」なんていうのもあるけれど、あれはレースゲームと呼んでいいのかな~? 「タイニートラックス」もちょっと違うね。
まぁ、なんにせよ、かなりの宣伝がされている大作の一本だからね。なんやかんやで楽しみにしていたよ。
因みに、今回自分が買ったのはシーズンパスが付いたデラックス版だね。体験版は一週間前にちょっとかじったぐらい。
うん、前置きはこれぐらいにして本題に行きましょう!!
概要
購入先:国内ストア
ジャンル:レースゲーム
言語:日本語
コントローラー:デュアルショック専用
視点:常時一人称視点
移動方式:-
VRツアー
ゲームを起動すると体験版と同じTV出力に関する設定画面が。適当に済ませてメインメニューへ。
因みに、今回VRモード以外の部分も全てPSVRを被ってシネマティックモードでプレイしたね。シネマティックモードのサイズを大にして車の前方視点に切り替えれば少しはVRっぽくなる気がする(笑)
んで、以前体験版をプレイした時に派手なペイントのアウディをプレゼントされたんだけど、今回は黒のフォードを貰ったね。マクラーレンは貰えなかった(笑)
あと驚いたのが、体験版のデータを引き継ぐ事が出来たね。製品版でもアウディや獲得したお金を使う事が出来た。
(今回はフォード。前回のアウディよりこっちの方が好きだね)
うん、新たにフォードを貰った後に、早速【VRツアー】を起動。
【VRツアー】では【VRドライブ】と【VRショールーム】の2つのモードがプレイ可能だね。全編VRでプレイ出来ないのは残念だけど、これは事前にアナウンスがあったからね。OKよ。
んで、先ずは【VRドライブ】からだね。モードを立ち上げるとコース選択の画面が現れるんだけど、コース数は全部で38だね。その内同じコースの内回りと外回りがあるから、実質はその半分ぐらいの数になっちゃう。
そして何より気になったのが、コースの大半がレース場で、「ドライブクラブ」のように景色を楽しめるコースがあまり無さそう…? 大半のコースがロックされているし、この時点では不明なんだけど、これはかなり不安だね。
とりあえず、体験版でプレイした一番始めのコースをチョイス。
(う~ん、この時点でいきなり不安が)
続けてマシンの選択画面に移る。自分の場合スタート時に選択出来るマシンは21台だったね。
ん~、そうね~、一通り全てのマシンを眺めてみたんだけど、特に気になるマシンは無かったから、貰った黒のフォードに乗ってみる事に。
その後、AT、MTの選択やマシンのカラーの選択を経過して、ドライブ前の最終設定画面に。ここで【オプション】や【マシンセッティング】という項目を確認してみると、かなり細かい設定が出来る事が明らかに。
ただね…
あんま興味がない(笑)
これは「ドライブクラブ」の感想日記を読んでくれた人ならわかるかもしれないけど、俺自身この手のゲームの"走り"の部分はどうでもよくて、綺麗な風景を眺めながらカッコイイ車に乗れればそれでいいのよ。
だから、この辺の設定は今後もいじる事は無いだろうね。
(マシンの選択画面が2つに分かれているのは何故だ…?)
(マシンの細かいチューニングが可能)
ドライブスタート!! …ドライブ?
うん、そんなこんなでいよいよドライブがスタート!!
すると…
おぉっ!! 画質いい!!
うん、ドライバーの手元や車内の映像が「ドライブクラブ」よりクッキリしているし、ハンドルの皮の質感とかもいい感じ。
ただ、肝心の背景は…
これはね、もう今の内に書いておくよ。ハッキリ言って、PSVR&PS4でレースゲームを作る事の限界を感じた。「ドライブクラブ」よりはいい画質なんだけど、それでも遠景はまだまだ。特に日本の道路なんかを走っていると、標識も読めないレベルだし、テクスチャの貼り遅れ(?)みたいなものも目立つ。
PSVRで真の意味で満足出来るレースゲームがプレイ可能になるのは、次の世代以降になるだろうね。現時点ではこれで我慢。
(車内の画質はOK 背景は今後に期待)
うん、そんな感じで周囲をキョロキョロしていると、突如背後から1台のマシンがこちらを追い抜いていく…
これ、ドライブモードじゃないの?
なんで俺以外のマシンが走っているの?
大慌てでアクセル全開。必死にその後を追うんだけど…
BGMうっせ~な!!(怒)
しかもこのBGMめちゃくちゃダサくね? すぐにOFFにした。
次に気になったのが、頻繁に画面が真っ暗になる事だね。カーブの度に真っ暗になってまともに走れない。
うん、これは後に判明したんだけど、「グランツーリスモ」ではプレイヤーが動ける範囲にかなり制限がある。オープンカーでも上から顔を出せないし、窓の外から顔を出す事も出来ない。それどころか、助手席の方に顔を動かすだけで画面が暗転してしまう。
ただね、俺はこの方法でもし「スタートレックVR」みたいな画質が確保出来るのであれば、大いに歓迎なのよね。今回ちょっと否定気味なのは、映像の表示範囲を制限した事によるメリットを感じなかったから。
そんなこんなでレースはボロ負け。初級コースでこれか…。先が思いやられる。
(この状態で顔を横に動かすと画面が真っ暗に)
個人的に悪い点&良い点
初戦で敗北を喫した後、もう少し色々試してみる。
そこで判明した絶望的な事実がいくつか。
・経験値やお金、マイレージポイントは【VRツアー】では入手不可
・一人でのんびりドライブモードは存在しない
・背景は「ドライブクラブ」に劣る
・レース中に車から降りて撮影が出来ない
・ロードがやや長い
その中でもやっぱり一番痛いのが、【VRツアー】だけで遊んでいる限り新しいマシンを買う事もコースをアンロックする事も出来ない事だね。ある程度予想はしていたんだけど、いざ事実が判明すると落ち込むね。
ん~、DLCでゲーム内通貨だけ売ってくんないかな~? 正直VR以外でプレイしたいとは思わないゲームかな…
ドライブモードが存在しないのは残念だけど、ライバルのマシンは1台だけだし、そいつを無視すれば一応ドライブ気分にはなれなくも…
ただ、ここで浮かび上がる問題が3番目の背景でして、あまり眺めていても面白くないのよね。一応レベルを10まで上げて半分のコースをアンロックしてきたんだけど、夜の日本以外のコースはイマイチ。背景は「ドライブクラブ」より「ダートラリー」に近いと感じる。
さらに、「ドライブクラブ」でいつも楽しんでいた車から降りての写真撮影が出来ないのも辛い。
(画質は「ドライブクラブ」よりはいい。ただ、背景が微妙)
ただね、ここまでネガティブな部分を書いてきたけれど、もちろんいい点もいっぱいあるよ。
・ラリーのようなコースがある
・車体が傾く事でより迫力のある走りが可能
・車内のグラフィックはいい
・背景にオーディエンスがいる
うん、ラリーのようなコースは「ドライブクラブ」には無かったし、「ダートラリー」の要素も含まれていると思えばお得だね。車体が傾く要素もこのラリーのコースで体験しやすい。
そして車内のグラフィックだね。現時点でまだ23台のマシンしか手に入れていないからバリエーションについては語れないんだけど、今手元にあるマシンを見ている限りだとカッコイイね。
シートやドライバーの身体もいいと思う。
(車内の映像には大満足。素晴らしい)
オーディエンスがいるのも個人的にはいい。しかも人物の作り込みが「ダートラリー」より上。
うん、おそらくお気に入りのマシンが手に入って、それで走れればだいぶ感じ方は変わるだろうね。
因みに、今欲しいマシンが2台あってどちらを買うべきか迷っているね。マクラーレンとアストンマーティン。どちらも「ドライブクラブ」でお気に入りだったからね。
あと、世界の名所で写真撮影をするモードがあるんだけど、これをVRでやりたかったと心底思ったね(笑)
(オーディエンスがいると突っ込みたくなる。「メガトンレインフォール」ではありません)
(アストンマーティンを買うためにお金を貯めている)
(撮影モード。これをVRでやりたかった)
VRショールーム
ある程度走ってレースには満足したから【VRショールーム】でマシンを観賞してきた。
ここで驚いたのは「ドライブクラブ」のようにマシンを回転させて観賞するのではなくて、プレイヤー自身が停車している車の周囲を移動して観賞するという方法を採用していた事だね。
個人的には、まぁアリだと思うんだけど、高さの調整が出来ないのはやや問題があるね。
あとは背景かな…。真っ黒な背景しか用意されていないっぽい? メインメニューで変えてはみたんだけど、【VRショールーム】には反映されないのかな? 出来れば背景はあった方がいいね。
(プレイヤーが車の周りを移動するスタイル。背景は選べないっぽい?)
現時点での感想まとめ
そうね~、【VRツアー】で経験値やお金が手に入ればいいんだけど、現状それが不可能だからね。今後どこまでマシンをアンロック出来るかが満足度を決める鍵になると思う。
ん~、画質やグラフィックで「ドライブクラブ」を超圧倒していれば、もう少し感じ方も変わっていたのかもしれない。
とにかく、暇をみてVR以外のモードで遊んでお金や経験値を溜める予定。話はそれからだね。ちょっと様子見です。