現状、ボリュームが少ないとかミニゲームばかりと言われているVRゲームなんだけど、「ドライブクラブ」はTVでのゲームに負けないボリュームとやり込み要素を持っている数少ない作品だね。

 

俺も購入から半年以上が経つ今でも、頻繁に起動してドライブを楽しんでいるし、この日記でも頻繁に名前を挙げているね。

 

しかし、車にはほとんど興味が無かった自分が、やれマクラーレンだ、グンペルトアポロだ、アストンマーティンだと知ったかぶりをして、実際の販売価格まで調べるんだから、作品に力があるというか、影響されやすいというか…(笑)

 

因みに、「ドライブクラブ」関連の痛々しい過去の日記はこちら。

 

・「ドライブクラブVR」に絶望する

・「ドライブクラブ」雪山で2時間の死闘

・怪我の功名!?「ドライブクラブ」の正しい遊び方

 

 

概要

 

購入先:国内ストア

ジャンル:レース&ドライブシミュレーター

言語:日本語

コントローラー:デュアルショック

視点:一人称視点&マシン後方視点

移動方式:自由移動?

 

 

--フルボリュームのVRゲーム--------------------

 

冒頭でも書いた通り、「ドライブクラブ」には実に色んな遊び方があるね。

 

普通にレースをするのはもちろん、ドリフトチャレンジで星を集めたり、のんびりドライブを楽しんだり、好きなマシンを観賞したり、カスタマイズしたりも出来る。

 

当然、オンラインにも対応しているから、他のプレイヤーとクラブを作ったり、レースで対戦したりも可能だね。

 

実は、あまりにも色んな要素が用意されていて、俺自身まだ一切試していないモードもあるのよ。(こんなやつが偉そうに語っていいのか?)

 

(色々な形で走りを楽しめるね。これ一本で相当長く遊べるはず)

 

(ストーリーモードの位置付けのツアー。目標を達成して星を集める)

 

あと面白いのが、リプレイ機能だね。これは自分の走りを録画した後で再度その様子を観賞したりする機能なんだけど、この際プレイヤーが助手席に座って、運転している録画時の自分の姿を観賞したり出来るのよ。

 

さらに言えば、共に走った他のドライバー達に視点を移してその走りっぷりを参考にしたりも出来る。

 

あのね、俺はこのリプレイ機能を使う度に、離れた場所で暮らしている人達のアバターを使ってのVRドライブが実現すればいいな~と強く思うのよ。

 

(アバターを作れるね。何気にクオリティーが高くてビックリする)

 

(人種や性別や格好も選べる。助手席から見る自分の運転風景)

 

あと、俺はほとんどやらないんだけど、デュアルショックをハンコンに見立てて、実際に動かして走るオプションがあるね。興味がある人はお試しあれ。

 

 

 

--レース&ドライブ--------------------------

 

う~んとね、「ドライブクラブ」は本来はレースを楽しむゲームだと思うんだけど、俺の場合ほぼ完全にドライブシミュレーターとしてしか遊んでいなくて、レース部分について語る事がほとんど出来ないのよね(笑)

 

いや、レースも楽しいんだけどさ、俺の場合レースゲーム初体験が「ドライブクラブ」だし、難易度が高過ぎてアマチュアクラスでもリトライを繰り返さないと勝てないのよ。ぶつかりまくる。

 

ほら、PS4のゲームって、ボタンの半押しの概念があるじゃん?あれに未だに慣れないから、アクセルやハンドルの加減が必要な「ドライブクラブ」は本当に難しいし、ドリフトやコース取りなんかもどうすればいいのかわからない。

 

というか、画質が微妙で、

左右どちらのカーブかわかんなくね?(いいわけ)

 

まぁ、そんなこんなで、リアル寄りの挙動がどうとかゲーム寄りの挙動がどうとか、そういった切り口からはまったく語れないもんだから、今回は仕方なく、いつも遊んでいるクルーズモードについて少し書いていこうと思うね。

 

(ゴメン、レースはあまりやってないんだ。それっぽいスクショも無かった)

 

(因みに、後方視点も可能だね。これはこれで楽しい)

 

クルーズは好きなコースを好きなマシンでまったりとドライブ出来るモードで、コースやマシンの観賞にはピッタリだね。停車ポイントも自由に選べるし、時間帯の設定も可能だから、夕暮れ時や深夜のドライブなんかも楽しめる。

 

特に暗い日本のコースなんかを走っていると、本当に車を運転した後のような疲労感があるのよ。これも"プチクロスモーダル"なんじゃないかな?

 

そしてコースの数の多さだよね。どのコースにも風景としての面白さがあるから、頻繁にマシンから降りてスクショ撮影をするよ。まぁ、画質は今後に期待なんだけどさ。

 

(カナダ、スコットランド、チリ、インド、ノルウェー、全部で50ぐらい?)

 

(これは横を向いて撮っているね。絶景を眺めながらの一人ドライブ)

 

(夕暮れ時の1枚だね。運転中は落陽が眩しい)

 

(深夜のドライブはマジでお薦め)

 

 

 

--憧れの名車があなたの物に-------------------

 

そして「ドライブクラブ」の最大の魅力は何と言っても精巧にモデリングされた憧れのスーパーカー達を存分に観賞出来ることだね。これも画質に関する不満が拭えない部分はあるんだけど、それでも車好きの人には嬉しい内容だと思うよ。

 

用意されているマシンは、360度好きな方向から観賞出来るのはもちろん、たくさん用意されたペイントやカラーの選択でかなり幅広いカスタマイズが可能だね。

 

(マシンはレベルが上がる事でアンロックされていく)

 

(単に色を変えるだけじゃなくて、グロスや艶消しとかの塗装の種類も選べる)

 

(ごく一部だね。他にも色んなマシンが用意されている)

 

あと、運転席の作り込みも流石だよね。"そこにいる感"は正直普通なんだけど、目の前に広がっているメーターやギアを眺めているだけでも満足。しかもマシンの数がかなり多い上に、車種も様々だからね。軽自動車からレーシングカー、バギーみたいなものまであって、全部運転席からの眺めが違う。

 

おそらく、まだ一度も乗っていないマシンもあるだろうな~

 

(これまたごく一部。車好きならマストバイだろうね)

 

(当然、後部も作り込まれている。シート一つ取っても凄い)
 

 

 

--満足度:星4★★★★-----------------------

 

ネットで「ドライブクラブ」こそがNo.1のVRゲームだと推す人がかなり多かったと記憶している。

 

実際、「バイオ」と並んで最もTVでプレイするPS4のゲームに近いボリュームと内容の濃さを持っていると思う。

 

たしかに画質の件はもったいないと思うし、酔いを訴える人も多い作品みたいだけど、真の意味で長く付き合えるソフトじゃないかな~?車が好きとか嫌いとか関係なしに楽しめる一本だと思う。

 

因みに、星4の理由はレースに勝てないことと画質の件による減点、あとユルさが無いところかな…。硬派でガチなノリより、リアリティーの無い空想世界を舞台としたゲームが好きなのよね。あと女の子。

 

うん、でも文句なしにお薦めだよ。なにより将来性がある。ハードウェアの性能が上がったら、普段ゲームをやらない人達も注目するキラーコンテンツになっていく可能性が高い。

 

それなら今やるしかないでしょ!!