昨日買った「ネプテューヌ」の感想について書いていきたいんだけど、ちょっと前置きが長くなってしまうね。
というのも、この「ネプテューヌ」はVR対応ソフトで、実際のVRパートは全体の1割程度。現時点で6時間ぐらいプレイしたけど、VRの部分は30分ぐらいしか無いんじゃないかな?
しかも、そのVRパートはゲームを進行する事で徐々にアンロックされていく仕様だから、次から次へと拝めるものでも無いのよね。
ん~、本当はもう少し後で感想を書くべきかと思ったんだけど、かなり時間が掛かっちゃいそうだから、とりあえず現段階で判明している要素と感想をまとめる事にした。
んで、上でも書いた通りVRで遊べる部分も出来る事も少ないもんだから、VRパート以外の事と、久しぶりにTVでゲームを遊んで感じた事も書いていくよ。そうしないと尺が短くなる(笑)
うん、そんな感じ。それじゃあいってみよ~
概要
購入先:国内ストア
ジャンル:コミュニケーション?(全体としては複合型RPG?)
言語:日本語
コントローラー:デュアルショックのみ対応
視点:常時一人称視点(VRパート)
移動方式:移動なし(VRパート)
VRイベント
ゲームを開始して意外だったのは、ド頭からいきなりVRパートがスタートした事だね。紫色の空間に光の玉が現れてこれまでのネプテューヌシリーズの映像が現れるんだけど、この時点でわかるのはとにかく画質が悪い。Pro対応前の「サマレ」よりはマシな気がするけど、コロプラのソフトぐらいかな?
ついでに言うと、この紫の空間の映像もVR体験としてはまったく凄くない。この一年でソフトのレベルが上がったから、今更これぐらいの映像では驚きようがない。
(「初音ミクフューチャーライブ」のタイトル画面を思わせるサイバー空間)
その後、宣伝で幾度となく見てきた"あの部屋"へ移動。目の前のテーブルには妖精のような女の子が座っていて"プレイルーム"と呼ばれる空間について色々と説明してくれる。
因みに、昨日の日記にもスクショを貼ったけど、室内の作り込みは最低レベル。リアル路線である必要は無いにしても、背景を面白く作る気がまるで感じられない。無料のホームデザインソフトで作ったようなグラフィック。
ただ、空間の広がりというか、サイズ感のようなものは適切だと思う。この点は「サマレ」より優れているかもしれない。
(テーブルに座っている妖精さん。背景の時計は現在時刻を指している)
(近くで見るとこんな感じ。可愛いっちゃ可愛い)
(背景は宜しくない。実にのっぺりしていてチープさが際立つ)
うん、その後一旦VRモードは終了するんだけど、プレイルームに設けられたメニューから"VR訪問"を選択することで、引き続きVRでキャラクターとのコミュニケーションが取れるみたいだから試してみる。
現時点で選択可能なキャラは4人。とりあえず、ゲームの主人公と思われるネプテューヌとのイベントからスタート。
内容は…
どうでもいい話を聞かされるだけだね(笑)
うん、これに関してはどのキャラを選んでも基本的に一緒。ラノベがどうだとか、レイピアと刀の違いがどうだとか、キャラに愛着のない人からしてみれば、本当に興味が湧かない話を3~5分聞くだけ。
ただ、これは今後キャラクター達を好きになっていけば感覚が変わるはず。実際、俺もベールというお気に入りの子の話だけは食い入るように聴いていたし、一緒に居て楽しかった。他の3人もこれから好きになっていけると思う。
(4人とお話が出来るね。シリーズを知っている人ならより楽しめるはず)
(ネプテューヌだね。子供っぽい)
(この子の名前は何だったかな~? 性格は見た目通り)
(ラノベ好きで終始もじもじしているブラン。いい子だと思うよ)
(この子のために頑張っていると言っても過言じゃない。お気に入りのベール)
(目を閉じて糸目になっている時の方がいい!! 「アイマス」のクラリスに似ている)
因みに、上で話しを聴くだけと書いたけど、若干のコミュニケーション要素はある。「サマレ」みたいに首の動きで質問に答えたり、マーカーに視線を合わせる事で会話が変化したり…
ただ、これもイベントによっては全く無い時もあるし、マーカーに関してはいつどのタイミングで現れたかすらわからない時がある。基本的にプレイヤーはキャラクターを見ているわけで、マーカーがキャラの顔やその周辺に現れれば、それを見ざるを得ないからね。
う~ん、正直このインタラクティブ要素はどちらも大したものでは無いかな。下から覗いてもリアクションが無いし、目線追従もしてくれない。
(目線追従はありません。パンツを見ても怒られません)
キャラのグラフィックやモーションも、PS2後期の作品ぐらいのレベルなのかな…? まぁ、こういうキャラデザと言えばそうなんだろうけれど、胸元に浮かぶエアキャップのような謎の斑点や、カクカク動く口元とかを見ていると、そこまで本気では作っていないと感じるね。
「クロワルールシグマ」もリアルに作り込まれているわけじゃないけど、あっちの方が画質もいいし、映像的にも楽しいかな。
あと、音声も宜しくない。室内の残響とか音声とキャラの位置関係とかが感じられなくて、基本的に耳元で声が聞こえる。
ただ、音量はソフト側の設定でかなり大きく出来るから、新イヤホンの本領が発揮出来る。これはめちゃくちゃ嬉しいね。
他には…、追加されたVRイベントを確認する度に、室内にぬいぐるみとかのアイテムを配置出来るようになるけど、これもあまりテンションが上がらない…(笑)
(家具の色を変えたり、アイテムを配置したり出来る)
あ、そうだ!! VRイベントには本編を進めてアンロックされるVR訪問とは別に、ゲーム中強制的に挿入されるもの(PSVRを持っていない人のためにスキップも可能)があるんだけど、ここでは髪の長いもう一人のネプテューヌが出て来るね。髪の短いネプテューヌとの関係性は不明。
(こっちは髪が長くて喋り方も違う。俺は長い方のネプが好き)
(イベントによっては隣に座ったりもする)
(『たけしの挑戦状』を自慢するネプ氏)
(履いていない…? 布に頼らない健康法)
ん~、現時点ではこんなとこかな。とにかくVR部分のクオリティーは微妙。
そしてちょっと問題だと思うのが、PSVRを持っていないネプテューヌシリーズのファンがVRパートについてどう感じるかという事だね。"VRヘッドセットを装着して下さい"というテキストをスキップするたびに「俺はシリーズのファンなのに、このゲームの魅力を堪能出来ていないのか…」という疎外感に苛まれるんじゃないかな?
逆にVR専門の俺にとっては本編をTVでプレイしないといけないのは億劫だし、どちらも得しない作りになっている気がするな~。
VR以外の部分
実を言うとね、昨日の時点ではかなりのクソゲーだと思ってた(笑) でも、今日一日プレイしてみて考え方が変わった。ちゃんと面白い。
初プレイ時に何より感じたのは、とにかくシステムの説明が多過ぎるという事だったのよ。もうずっとチュートリアルをやっているみたいで、とにかく疲れた。
加えて、序盤の序盤にも関わらず、ザコ敵が強いのなんのって。何回もバックアタックを喰らってゲームオーバーになったもん。
ただこれも、説明をまともに読まずに遊んでいたから、システムが理解出来ていないだけだった。戦闘システムをある程度理解して、スキルやパラメーターブーストを設定していけば、敗ける事は無くなったね。
他にも、電波な会話、萌え萌えしたアニメ声、ネット用語を多用するテキスト、やたらめったら多くて複雑な強化システム、□ボタンを押さないと終わらない戦闘ターン、慣れない3Dダンジョンでの移動、頻繁に設定しないといけないパラメーターブースト、酔うカメラワーク…
昨日の段階では不満だった点も、オプションを見直したり、説明を読んだり、慣れたりして(笑)、どうにかこうにか楽しく遊べるようになってきた。
出来れば頑張って最後までプレイしたいね。ベールがパーティーに加わってくれれば、一気に楽しくなるはず。
あと、物語の黒幕は海男だろうね。海男がうずめを利用していると思う。うずめはたぶん途中でネプテューヌ達と戦って死ぬと予想。
(何度この画面を見た事か…。戦闘は『サクラ大戦3』に似ているね)
(ぶっちゃけ、日常会話は飛ばしまくってる。あまり興味が湧かない)
(あの宝が取れずに何十分も粘っていた)
TVゲームとVRゲーム
久しぶりにガッツリTVでゲームを遊んだんだけど、やっぱ色々と違うね。
先ず、集中が続かない。というか、視界に映像以外のものが入ってくるのが嫌。
加えて、巨大ボス戦なんかも、TVだと全然迫力がない。小さい。
そして何より問題なのはシステムの複雑さ。『閃乱カグラ』や「トゥームレイダー」もそうだったけど、とにかくややこしい。俺は「RIGS」や「スタブラ」で精一杯。これより覚えることが多いゲームは楽しさより苦痛の方が上回ってしまう。
ただ、TVの画質は素晴らしい!!(笑) VRは「インフィニット・ミニゴルフ」や「スタブラ」や「スタートレック」のレベルじゃないと、画質に完全な満足感は得られない。
あと、タバコを吸いながらプレイ出来るのはいい。PSVRもたまにタバコを吸いながらやるけど(アホ)、隙間から煙が入ってきて大変だからね。
現時点での感想まとめ
繰り返しになるけれど、VRの部分だけ切り取るとそこまで大した内容じゃないし、本編を進めないとVRイベントが見れないのもキツい。
ただ、TVのゲームを遊ぶいいきっかけを作ってくれた事には感謝。今後もっと可愛い女の子が現れるかもしれないし、もう少しプレイしてみる予定。