なんやかんやで、日本においてPSVRと「サマーレッスン」は切っても切れない関係にあるよね。

 

正直な話、あのPVの存在が無かったら、俺もPSVRを手にしていなかったかもしれない。

 

(これでVRを意識した人も相当多いはず。涙腺崩壊のPV)

 

ただ、「サマレ」の苦難の道のりはその後に待っていたね。発売直後に期待を裏切られたという意見も多かったし、俺もこの日記の中で一番"物言い"を付けてきたソフトだと思う。

 

画質、ゲーム性、同じセリフやカット多様による没入感の阻害…

 

だけどね、俺はこの8ヶ月「サマレ」と付き合ってみて、徐々に考え方が変わってきたというか、「サマレ」は他のVRゲームとは全く違う方向性で、険しい山を登ろうとしているんだと、好意的な感情を抱くようになったね。

 

既に100本近くのPSVRゲームで遊んできたけれど、「サマレ」のようなコミュニケーションに特化したゲームは他には存在しないし、TVプレイで代用がきくものでもない。

 

言っちゃえば「サマレ」はVRの未来への布石。作っている側もこれがゲームとして面白いとか完成されているとは思っていない。

 

けれど、このノウハウがやがて実を結んで当たり前になった時、VRはさらなる飛躍を遂げると信じて、批判を受け入れながら取り組んでいる。

 

そしてそれは、今のVR市場やハードウェアにそのまま重なるのよね。

 

んで、本当はアリソン編の感想日記にひかりちゃんのこともまとめて書くつもりだったんだけど、急遽予定変更。

 

アリソン編はアリソン編だけで分けて書く。それぐらい言いたいことがいっぱいある。ひかりちゃん編と合わせた「サマレ」全体の感想は、またいつか書くかもしれない。

 

 

概要

 

購入先:国内ストア

ジャンル:VRキャラクター観賞+コミュニケーション

言語:日本語

コントローラー:デュアルショック専用

視点:常時一人称視点

移動方式:なし

 

 

--異次元のかわいさ-------------------------

 

ゲームを起動するとひかりちゃん編で見慣れたいつものメニュー画面が。オプションなんかも特に追加はなしだね。

 

んで、早速レッスン開始!!これまたいつもの喫茶店で本部の鵜飼さんから今回の生徒、アリソン・スノウについて説明されるんだけど…

 

正直俺は冷めたね。

 

っていうのも、アリソンの設定が非現実的過ぎる。海外のスーパーアーティストがマネージャーの目を盗んで来日とか、完全にフィクションの設定じゃん…。リアリティーの欠片もない。

 

あのね、こういうプレイヤーの心理面へのリアリティーの追求が足りていないという意味で、俺は何度も「サマレ」に苦言を呈してきたのよ。

 

大体さ、日本に馴染めないミュージシャン志望の留学生という設定でも、なんも問題がないのよ。なんでこんなアクロバティックな設定をするのか本当に意味不明。

 

まぁ、それはもういい。仕方がない。

 

鵜飼さんから説明を受けた後、いよいよアリソンとのご対面。

 

果たしてどんな子かな~…

 

 

カ、カワエエェェェー!!!!

 

なにこれ!? 天使や!! 天使がおる!!

 

うわ~、マジでとんでもなくカワイイ。半端ない。これは間違いなくPSVR史上最強の美少女キャラだよ。

 

あのね、気持ち悪いと言われるのを承知で書くけどさ…

 

飛びかかりたい(笑)

 

マジでそのぐらいの美少女。たぶんこのアリソンのキャラデザを否定する人は誰もいないんじゃないかな?女の人が見てもカワイイと思う。それぐらい素晴らしい。

 

 

ただね、引っ掛かった点があって、それは喋り方というか、キャラ設定の部分だね。

 

これは「アイマス」のアナスタシアの時も思ったんだけど、外人キャラを出す時に、未だにあの極端な片言日本語みたいなものを使うでしょ?

 

あのね、もうそういうの止めた方がいいと思うよ。リアリティー云々は置いておくににしても、ダサいしつまらないから。

 

う~ん、俺的にはリアリティーを追求するなら、この辺も考えて欲しかった。なんだったら、英語が出来る日本人より、日本語が出来る外人を声優にするべきだったと思うね。

 

まぁ、でもそこは今回許す。それぐらいにキャラデザが抜群にいい。完璧過ぎる。

 

因みに、背景もかなりいいね。昔ながらの日本の民家の雰囲気がよく出ている。おそらく『ぼくのなつやすみ』をVR化したらこんな雰囲気になるだろうね。

 

(是非Proでプレイすることをお薦めする。画質が全く違うから)

 

(奥の窓の網戸越しに見える植物の感じとかよく出来てる。小物もグッド)

 

(ばーちゃんの家にあったよな~。制作陣わかってるね~)

 

 

--ゲーム性の部分--------------------------

 

んで、その後ひかりちゃん編と同じように一週間を通してのレッスンを行うんだけど、基本的な流れは変わっていない。

 

喫茶店→レッスン→休憩(ラッキーイベント)→喫茶店

 

なんだけど、細かく仕様が変わっている点があるね。箇条書きにしていくよ。

 

(いつものアレですね。教科は一周毎にアンロックされて6個まで増える)

 

・ レッスンの選択肢の後の映像が短い

・ 3択の難易度が極端に下がって、解答後に正解が表示される

・ ガッツが基本的に下がらない(厳しく指導した時だけ下がる?)

・ 視線追従に範囲が設けられ、どこまでも追い掛けてこない

・ 休憩中に変な行動をしても強制終了にならない

・ 引き継ぎノートの効果が減った?

・ 引き継ぎノートが作用する教科が毎回違う

 

え~と、他にもあった気がするな。とりあえず今思い出せるのはこれぐらい。

 

んで、先ずレッスン後のスキップ出来ないモーションが短くなった点だね。これはいい判断じゃないかな?短いけれどきちんとかわいいアクションをしてくれるし、なによりテンポが良くなる。

 

ただ、それが原因でひかりちゃん編でも問題だった同じセリフを繰り返し言う部分がより強調されてしまった気がするね。「ブレイクタイムですね」「休憩ですね」を毎回聞かされるのはハッキリ言ってしんどい。これは絶対ブリッジ部分のセリフとアクションを追加するべき。擁護のしようがない。

 

(選択を終えるとささっと終わるレッスン)

 

選択肢が簡単になった点もいいね。ひかりちゃん編は未だに選択肢を間違えてイラッとする事が多いから、これは必要な措置だと思う。

 

ガッツが下がらない変更も同様。端からゲーム性で戦う作品ではないし、全体的に難易度を下げたのは大正解。ストレスが減る。

 

(簡単に”たいへんよくできました”が貰えるようになったよ)

 

そんな中残念だったのは、視線追従の変更だね。どこまでも追い掛けてくる視線追従はプレイヤーが勝手に遊びを作れる部分だったのに、誰もいない方向を向いて喋るアリソンを見ているとやっぱり残念。他のゲームならこの仕様でも文句はないんだけど、「サマレ」はこういう部分に異常に拘っているのが美点だったから、やっぱりこれは大きな後退だと思う。

 

(視点追従範囲から外れるとこんな感じ。ひかりちゃんは追い掛けてきてくれた)

 

他の変更点は…、まぁどうでもいいかな(笑)

 

因みに、Sランククリア2回と全衣装をアンロックするところまではプレイしたんだけど、初めてSランクを取った時のレベルはこんな感じ。

 

 

6教科全てのレベルが15ぐらいでいけたから、15×6で90…。90÷7で13だから、13周ぐらいすればSランクが貰えるだろうね。

 

難易度が下がったおかげであっという間だった。というか、アリソンがかわいいから全然苦にならない。

 

 

--さぁ、アリソンを堪能せよ!!---------------------

 

さぁ、ここからはアリソンについて思う存分語っていくぞ!!

 

とにかくアリソンは全てがかわいくてしょうがない。個人的に特に気に入ったのは、休憩中に話し掛けた瞬間の「ん~っ?」って言いながら流し目でこっちを見る時だね。もうマジで最高。

 

(この振り向きざ様の一瞬がマジで超最高)

 

あとは隣で居眠りをするラッキーイベントだね。居眠り中のアリソンに声を掛けると驚いて起きちゃうんだけど、その時の表情がかわいいのなんのって…(溜息)

 

(驚いた表情がかわいい。みんなも是非体験してみて)

 

そうそうラッキーイベントと言えば、アリソンが俺の(お前らではない)疲れをを気遣って、声を書けてくれるやつがあるんだけど、俺的にはこういうのにグッとくるんだよ。こういうのこそがキャラクターを好きになる瞬間だよ。

 

これは以前の「ローディングヒューマン」について書いた日記で少し話したんだけど、VRであろうがなかろうが、プレイヤーの心に訴えるためには映像だけではアカン。

 

吊り橋効果ってよく言われるけど、なんらかの苦楽を共に過ごす事によって特別な絆が生まれるわけだし、今回のラッキーイベントの何気ないやり取りは地味であるが故に効果抜群。ふとした瞬間に「大丈夫?」っていう気遣いが嬉しい。童貞でなくても。

 

(こちらの体調を気遣い心配そうな表情を浮かべるアリソン。ええ子や)

 

あとはそうね、とにかくどんな衣装を着ても超似合うね。メイド服なんてあんま興味がなかったんだけど、アリソンが着ると天使なんだよな~。マジで超かわいい。

 

ロックっぽい黒の服もよく似合うし、グリーンの服も爽やかでいいし、タンクトップで谷間がチラチラするのもいい。

 

(ギターを弾くアリソン。ロックな衣装も似合うね)

 

(一個一個の仕草がいちいちかわいい。神ですわ)

 

トーク機能で"月がきれい"とか回りくどい言い回しをしていたけど、必要ねぇよ!!アイラブユーって言ってやれよ!!

 

とにかくこれでもまだまだ言い足りないぐらいアリソン最高!!アリソンの好きなところを挙げていくだけで日記の全スペースが埋まってしまう。「サマレ」万歳。

 

(抜群の笑顔。この夏がずっと終わらないで欲しい…)

 

(100枚以上スクショを撮ったから!!半ギレ)

 

(100枚のスクショを全部貼りたい気分。それぐらいどの角度から見てもいい)

 

 

--その他--------------------------------

 

そうね、その他色々気になった事があるね。

 

先ずはアリソンの受け入れ先に関する部分だよね。明らかに伏線っぽい文章が多いから、もしかしたらひかりちゃん関係かな~?と予想してみる。追加コンテンツで最後にアリソンとひかりちゃんが共演するサプライズでも用意しているのかな?

 

あとは鵜飼あいさんね。ハッキリ言ってストーカーだよね(笑)おそらく第三弾のキャラとして登場させる予定なんだろうけれど、どうだろうな~?個人的には第三弾は男キャラでもいいと思ってるね。これはカッコつけてるわけではなくて、「サマレ」はギャルゲというより、VR空間での人とのコミュニケーションを定義するソフトだから、バリエーションを増やして研究するべきだと思う。これは真面目に。

 

あとはギターかな…。あのシェイプはマーティンの000だと思うんだけど、スプルーストップにしては木目が派手ね。コア材みたいな…。

 

うん、まぁちょっと知識自慢をしたかっただけ(笑)

 

あ、ギターで思い出した。休憩が終わる度に後ろでビーンってギターの弦に触れた音が鳴るんだけど、あれ止めてくれない?気になるから(笑)

 

 

--現時点での感想まとめ-----------------------

 

他にも語りたいことがいっぱいあるんだけどな~。字数制限の都合上どうしても…

 

とにかくね、もうマジで一言。

 

アリソン最高!!

 

 

これね、みんなも買った方がいいと思うよ。二次元がキモいとかどうとかそういうのは別にして、観賞しているだけで幸せになれるから。

 

ただこれだけはハッキリ言っとくけど、アリソンは俺のもんだから。