先ず始めに言っておきたいのは、この手の観賞系コンテンツに対して、こんなのなにが面白いの?みたいな事を言う人がいるんだけどさ…
俺は楽しいんだよ!!ほっといてくれ!!
いや、でもこれは真面目な話で、この手のコンテンツっていうのはVRの可能性を語る上で、凄く重要なものだと思うのよ。だって、同じ映像をTVで観賞してもなんの面白みも無いでしょ?だけど、VR世界ではそれが新体験に変わる。
あのね、やっぱどんなコンテンツでも、未成熟ながらも様々な試行錯誤がされて混沌としている時が一番面白いというのが俺の持論なのよ。よく、「ニコニコ動画は昔の方が面白かった」っていう愚痴を聞くでしょ?あれと一緒。
数年後にCGキャラのVRライブなんていう概念が無くなっているかもしれないじゃん。それなら今体験せずにいつ体験するのよ!!
…なんか愚痴っぽくなってしまったけど、この「アイマス」とも長い付き合いになるし、新要素が追加された今日、これまでの追加楽曲も含むまとめを書いておくことにしました。はい。
「アイマス」関連の過去の日記(一部のみ)
概要
購入先:国内ストア(全追加楽曲購入)
ジャンル:ライブ観賞コンテンツ
言語:日本語
コントローラー:デュアルショック&Move(Move2本対応)
視点:常時一人称視点
移動方式:移動なし(ポイントワープ移動あり)
観賞の前に
楽曲やステージについて語る前に、オプション周りの話を先に済ませましょう。
「アイマス」ではアイドル達のステージを観賞する際に、プレイヤーが実際に手を動かしてライトを振ることが出来るんだけど(Move使用時)、その本数やカラーの切り替えが可能だね。因みに、ライトやリストバンドにはアイドルの絵柄やイメージカラーが付属しているものもあって、課金コンテンツとして購入出来るね。
あとはゲーム内の視点の高さを調整したり、音量の調整、視点移動の順番を切り替えたりも可能。ステージを間近で観賞したい人が大半だと思うから、身長MAXがデフォだと思う。
(発売日に勢いでアナスタシアのセットを買った。後悔はして…)
(観客の声援を思いっきり下げている。無いとさすがに淋しい)
うん、あとはメニュー画面にアイドル達が登場して自己紹介をしてくれるね。もちろんシネマティックモードだからそれ自体楽しいものでは無いんだけど、プロフィールの確認が出来るから、お気に入りの子のチェックに重宝しているよ。
因みに、「アイマス」メンバーの名前はまったく知らなかったんだけど、何回も観賞しているうちに、声だけで名前を言えるようになったどころか、台詞まで覚えてしまったね(笑)
(新田美波は初期の頃からずっと好き。アナスタシアとの件はマジでビックリした)
輝くステージ…その前に
「アイマス」は「初音ミクフューチャーライブ」とは違って、ステージ上での観賞は不可。リアルなライブ感と言えば聞こえはいいんだけど、個人的にこれは言い訳くさいと思う。まぁ、もしかしたら今後ステージ上での観賞が可能になるかもしれないし、そこは我慢。
んで、その代わりと言ってはなんなんだけど、「アイマス」には「初音ミクフューチャーライブ」より圧倒的に勝っている強力な要素が存在しているのよ。
それは観客の存在感。
そんなのいらねぇよ!!って思う人もいるかもしれないけれど、実際に体験すると考え方が変わると思う。体験としてかなり強力。ライトを振るタイミングがバラバラで妙に生々しいし、ステージ後方に移動するとめっちゃ綺麗なのよね。
開演前の誰もいないホールもなんか恐いし、実はグラフィック面でのクオリティーは相当高いと思っているね。
(楽曲によって観客のライトの色が変化。実は後方が特等席?)
(暗くて分かりづらいかな~?観客の異常な存在感)
(開演前の客席はホラーだね。でもよく出来ている)
輝くステージ
このソフトの最大の魅力はやっぱりアイドルだよね。ある意味では本編「アイマス」の入門としてもいいんじゃないかな?
現時点で配信されている楽曲は全部で8曲で、総勢…何名かは知らん。とにかくやたらめったらたくさんのキャラがステージを披露してくれるね。数ならメイビーソフトのエロゲより多いんじゃないかな?
そして、その中から自分のお気に入りのキャラを探すのが個人的にはかなり楽しいね。追加楽曲がくる度に、次はどんな子がいるのかな~?って期待しているよ。
(この辺がお気に入り。出来れば瑞樹アピールに眼鏡を掛けさせたい)
んで、肝心のステージなんだけど、個人的には現状やや不満がある内容だね。アイドル達はカワイイしモーションの完成度も高い、画質やステージ照明も文句の付けようがない。
だけど、パフォーマンスそのものがあまり面白くない。
インタラクティブな要素が無いのは仕方がないとしても、彼女達のダンスがフツー過ぎて驚けないのよ。初音ミクみたいな凄みがない。
(悪くはない…、悪くはないんだけどフツー)
(画像ではキャラが小さく見えるけれど、VR空間ではそこまで小さくないから安心して)
(何度も書いているけれど、巨大プードルはギャグの域)
んで、その初音ミクとの比較に対して「初音ミクは人間じゃないし、アイマスキャラは普通の女の子だから」みたいな意見をネットで目にしたんだけど、俺はそうは思わないね。
「初音ミクフューチャーライブ」の『はじまりのメドレー』のダンスなんかは人間でも再現可能にも関わらず次から次へとフォーメーションチェンジを繰り返して圧倒されるし、普通の女の子でもプレイヤーを楽しませるパフォーマンスは可能なはず。
例えば、ロックなアイドル多田李衣菜にギターを持たせるとか、モノマネ番組みたいにステージ後方からアイドル達が出てくるとか。
というか、実際に『イエスパーティータイム』では観客との掛け合いをやっているじゃない。ああいうのをもっと入れて欲しいのよ。
(観客とコミュニケーションを取る唯一のシーン。ここは文句なしにいい)
ついでに言えば、ステージ演出にも派手な仕掛けが欲しい。一応『スノーウィング』で雪が降ったりしていたけど、あれ以外は特殊な演出が無いよね?スモークぐらいは使って欲しいかな~
なんにせよ、ステージングには不満があるというのが本音。
新機能エディットモード
今回のダウンロードコンテンツ(まさかの無料)で、新たにエディットモードが追加されたね。将来的に180名以上のキャラが選択出来るようになるみたいだから期待。
因みに、エディットモードに対応している楽曲は今のところ『お願いシンデレラ』だけだね。今後どうなるかはわからない。
んで、早速試してみたんだけど、ステージを3ブロックに区切って、そこに3人ずつ好きなキャラを配置出来るみたいだね。
(左、中、右、それぞれにキャラを配置していく)
うん、これはいいんじゃないかな?初登場キャラが一気に増えたし、自分だけのオリジナルグループを作れるのは嬉しい。
たださ…
左グループに好きなキャラが固まり過ぎていて3人に絞れね~
眼鏡2人は確定でしょ、右のショートカットの子もいいし、左から3番目のオネーチャンもいいな~、多田李衣菜もなんやかんやで好きだしな…
ん~、どうにかして左グループの子をセンターや右に持っていけないかな?まぁ、モーションが用意されていないとか色々あるんだよね?我慢我慢。
(ここが激戦区。好きなキャラが多い)
そんなこんなで観賞スタート!!
(なんかワラワラいるぞ!!どれが誰だかようわからん)
(あ、でもやっぱ左サイドはいいな~。お気に入りが3人)
うん、やっぱこういう要素があるのはいいね。プレイヤーが何らかの形で参加出来るのは楽しい。さらなる追加キャラに期待したいんだけど…
1キャラ500円とかで売り出しそうで恐いね(笑)
満足度:星3★★★
ん~、正直ね、「初音ミクフューチャーライブ」という強力なライバルの存在さえ無ければ、かなり満足していたはず。それぐらい秘めたスペックは高いし、伸びしろもまだあると思う。
ただ、やっぱどうしてもダンスがフツー過ぎる点が引っ掛かるし、個人的にハマれる楽曲が見つかってないのも大きい。
ステージ上での観賞、インタラクティブな要素の追加、キャラの個性を活かしたパフォーマンス、このどれか一つだけでも達成出来ればだいぶ変わる…のか?
なんにせよ、長い付き合いのソフトだし、実際に少しずつ成長してきたわけだから、これからも応援していくつもり。
というか、これ恋愛シミュレーションとして出してくれないかな?それなら星5にするよ。