こんばんは。プラススタディの福嶋です。
今日は普段と立場を180度かえて、とある講座を受けに行ってきました。
やはりというかなんというか、説明を「される」立場になるとハッと気づかされることが多いなと思いました。
まず、説明する側のペースだけでしゃべってる内容は本当に入ってきづらいものですね。こちらも別に聞いてやらないぞ、などとは思っていないのですが、こちらが分かっているかどうか一切構わず進まれるとものの3分で何を言ってるのかわからなくなります。
そうやっていったん集中が切れると、なかなか戻れないですね。今回はそれに構わず進まれたので「いかんいかん」と思ってなんとか戻ろうと試みましたが、いろいろ考えさせられました。
それから、着地点がもうはじめから決まっていて、とにかく時間内にそこへ引っ張って行って「わかった」を引き出そうとするのもほとんど効果がないですね。その場合の「わかった」は「理解できた」「自分でもできそう」ではない。
先週の授業で受験生に、雑に速く解いて結果的に×になることは問題を解かないこと以下だという話をしました。それならよく分からないまま解こうとしている問題を後回しにしてでも、きちんと手順を守って解けそうな問題を確実にしとめる方がトータルでは上に行けるという考え方です。
テストのときはそうも言ってられない部分があるので難しいのですが、授業では欲張らないことは非常に大事だなと思います。
以前は僕も、事前に用意したものやカリキュラムをとにかく全部消化しないといけないという思いにとらわれていることがありました。
でも、それで仮に授業内で10やりきった(正しくはやらせきった)として、どれだけ子どもの中に残るのかという話なんですよね。そうやって授業した数日後に聞いたとき、下手したら2、いやいや1すら残っていないということもあり得ます。10のものがすべてきれいに通過していって自分では何もできないまま、というイメージ。先生上手に解いたなあ、みたいな。
だから、一回に2、3くらいしか進まないことを怖がらない。そのかわりとにかく今の時点でも解けるところまで戻って、自力で進めるようにするのが我々の仕事なのだろうと思います。歩みは遅くてもその方が確実に子どもたちに残るものがある。たっぷり時間をかけて。
必要な知識や技術がついてくれば一気に進めるときはいずれ来るので、その時にググッと追いつけばいいかなーという感じです。とにかく、欲張ってわけがわからない状態を絶対に避ける。
別にフォローするわけではないですが、今日僕が受けてきたのは単発の講座だったので、そういうカリキュラムの伸縮ができないという事情はあったのだろうと思います。
また明日から、強く意識して授業に臨みたいと思います。
それでは、また。