こんばんは。プラススタディの福嶋です。
お盆の間も、子どものポテンシャルや目のつけどころに驚かされることがたくさんありました。
一つ一つはそんなに目を見張るほどのことではないのですが、大人ではなかなか持てない視点を持てるのはやはり子どもならではだなと思います。
中でも一番「おお」と思ったのは、犬の話。
うちにやってきて、トイプードルのチャンプと遊ぶのに夢中だった親戚の子どもたち。
何かのタイミングでチャンプがお手のような動作をしたのを見て、「お手、お手、お手、お手、お手」の連呼。
やらされているチャンプが少しかわいそうになったので止めようとしたところに、五歳ながらひらがなカタカナが大好きで、目についた印刷物の漢字以外の部分をガシガシ読み上げていた姪(彼女は犬がこわいらしく距離をとってました)が一言。
「なあなあ、犬の足って何本?」
僕は一瞬??と思ったものの、
「四本やで」と答えました。
すると、
「じゃあお手ちゃうやん」
と姪。
犬と一緒に暮らすようになってずいぶん経っていますが、この視点はなかった。お手はお手やろ、とずっと思っていました。
念のため、すぐにパソコンで調べたのですが詳しいことはわからず。人間で言えば前足は手なので、お手という言い方になったのかなあ、というところでその場は決着しました。
この手の「よく考えると実際の様子とは違うんだけど慣習的にそういう言い方になっている」というのは結構多いですよね。「青」信号とか、「水」色とか、「黒」板とか。
5年生や6年生としゃべるとき、こういう話から「昔は緑というのは色を表す言葉ではなくて~」などと広げていくと、結構子どもの目はキラキラし始めたりします。
国語という教科に携わる者としては、そういうものをいちいち気に留める姿勢を忘れないようにしたいと思います。子どもというのは得てして「今はそれを気にしている場合ではない」というような時にこそそういう疑問をぶつけてきたりするものですが、時間の制約がある中でも、できるだけその場でそういう質問には答えていきたいと思います。
ご家庭でも、
「なんでだろうね、一緒に調べてみようか」
と一言おっしゃっていただけるととてもいいなと思っています。
それなりにいろんなことを知って大人になってはいても、意外と知らないことというのは多いものです。
疑問に思ったことをすぐに調べる大人を目の前で見た子どもは、少しずつ自分でも調べて知ることの楽しさを身につけていけるのではないかなと思います。
そのうち、一緒にではなくて自分だけで調べたことを「知ってる?これは○○で……」などと自慢してくるようになったらしめたものですね。
知れば知るほど、また子どもと話せば話すほど、日本語はおもしろいなあと思います。
子どもの言葉に関する質問を「またなんかわけわからんこと言い始めた」と思うか、面白がって乗っかっていくか、案外そういうところが大きな分かれ目につながっていくのかもしれません。
さて、プラススタディは明日から平常通りの授業に戻ります。
特に読書感想文をはじめとした宿題の追い込み、一学期の総復習、しっかり頑張っていきましょう。
それではまた。