質は量の前に | プラススタディのブログ

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こんばんは。プラススタディの福嶋です。


新しく覚えたものを定着させるときには、どこかで量を重ねる必要があります。

漢字や計算は、小学校でも漢字ドリル・計算ドリルが使われています。塾でもそのあたりの内容は毎回のように小テストがあるため、日々(というかテスト直前)対策に追われている人もいるでしょう。


どこかで量をこなさないといけないのは間違いないのですが、その前にいったん質の確保が必要になります。


プリントなどを大量に印刷する前には、間違いがないかしっかり確認しなくてはいけません。間違いが残った状態のものを何枚も印刷してしまうと、使えないものが大量に発生してしまいます。

プリントなら、仕方ないから使わないという選択ができますが、頭の中に残ったものはそうはいきません。間違えた状態で量をこなしてしまうと、頭の中にはしっかりと間違ったままの状態で記憶が定着してしまいます。それを拭い去るのには、余計時間がかかります。


ということは、習った直後が一番大切だということになります。最初に正しい形、正しい筆順で覚えられれば、それを反復することで望む成果が得られるでしょう。


漢字が苦手で……というお子さんの宿題をおうちの方がご覧になる場合、小学校のものであれ塾のものであれ、最初から最後まで横について見ている必要はないということがいえるでしょう。


その日練習する漢字をまず一通り書くところをチェックし(このとき筆順や形の間違いがあれば直しておく)、問題なければ反復練習は一人で、書き終えたらもう一度チェック、の二回が理想かなと思います。


最後のチェックにもいろいろやり方があるのですが、僕が見るときには、複数回書いた内容の最後の回をまずチェックします。


たとえば、「人目」という漢字。

人目、人目、人目、人目、人目、人目、……と練習していくわけですが、どうしたことか

人目、人目、人日、人日、人日、入日、……などのように似ている別の字になったり、そもそも存在しない字になったりするのをご覧になることは多いのではないかと思います。


面白いことに、うっかり途中で間違えたときに、

人目、人目、人日、人日、人日、入日、人日、人目……のように正しい字に戻ってくることはまずありません。

ですから、まずは最後の回がきちんと書けているかをチェックするわけです。


とはいえ例外もありますし、一応ざっと目を通していただければチェックとしてはより効果的ですね。


塾の漢字テストなどの最終チェックとして、反復練習したノートを閉じて、テスト範囲からランダムに出題して指書きできるかを試すのもよいかもしれません。いったんきちんと覚えられた漢字であれば、指書きをすることも量をこなすうちに入れてよいと思います。極端な話、お風呂で100数える間にお湯に書いてみても効果があるはずです。


ただこれも、きちんと「原版」ができていないのに指書きに移らないように気を付けましょう。あやふやな状態の字の練習はえんぴつでするのが大原則です。


というわけで、スタートの時点でしっかり質を確保して、そこから先は頑張って量をこなすというやり方ができるといろいろな内容が効率よく練習できるのではないかなと思います。質を確保した後で量、という考え方です。


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それではまた。