「どっちでもいいやん」を放置しない | プラススタディのブログ

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こんばんは。プラススタディの福嶋です。


昨日、当たり前だと感じていることを疑うことで新しい視点が手に入る、というような話を書きました。

今日はまったく同じ話ではありませんが、少し見方を変えてみると、という話です。


朝の番組でよくやってる星座占いの話です。


1位が一番よい運勢で、12位が一番悪い運勢なのは簡単に理解できます。

問題はですね、12位の星座にのみ「ラッキーアイテム」が用意されている場合です。


アナウンサーが「ごめんなさ~い、今日一番悪い運勢なのは○○座の人。でも心配しないで、黄色の自転車で運気がアップ!」という感じで言ってるアレです。


黄色い自転車を持ってない場合はどうすればいいんだ、というのは置いといて。

11位の星座にラッキーアイテムが提示されず12位の星座だけにラッキーアイテムが提示された場合、12位の星座はラッキーアイテムの助けを借りて11位の星座を逆転してしまうのか、それともラッキーアイテムを使ったところで12位は12位なのか。どっちなんでしょうね。


11位との攻防どころか、下手するとラッキーアイテム効果で8位くらいまで上がっちゃうのかもしれないし。


ということを以前友人に話すと、めんどくさいの一言で片づけられました。

まあ確かにめんどくさいといえばめんどくさいか。


そのとき、しつこい僕はなぜめんどくさいのかをちょっと考えてみたのですが、とりあえずわかったのは理屈次第でどっちとでも言えるからなんだろうなということ。白黒がはっきりつけにくいものをポン、と提示されて考えろと言われると、誰だってめんどくさいと感じるでしょう。


ただですね、こういうどちらとでも言える内容というのは作文やディベートのお題に好んで使われるのではないかと思うのです。

入試で出題される内容というのは、書きやすい書きにくいの差こそあれ基本的にはどちらの立場ででも論を組み立てられるようになっています。

ちなみに、どちらの立場をとったかは基本的に評価の基準にはなりません。特定の立場に立つことを他方の立場に立つことより高く評価するのであれば「あなたはどう考えますか」という問い自体が公平さを欠くからです。評価基準はその先にあります。


そもそもめんどくさいうえに唯一の正解というものが存在しない。こういうときこそ「型」の出番です。

作文を書いたり面接を受けたりするにあたってどのような内容・項目が「型」となるのか、これがすなわち評価基準をクリアする武器になりますが、授業でくわしく説明していきますのでここでは触れません。多少めんどくさく感じても「型」が身についていればそこから突破口は開けます。


今月は作文の基本的な書き方を学んでいる学年が多いのですが、授業を通じてしつこく「型」のことを伝えていこうと思っています。一回二回聞いただけで使いこなせるはずはないので、来月以降も折に触れ話をしていく予定です。


ひとつ、ご家庭でできる取り組みをご紹介して今日は終わりにします。


何かのテーマについて、お子さんが「○○(いい/悪い、好き/嫌い)だと思う」という意見を持てたときは、必ず「なぜそう思うのか」を聞いてみてください。いろいろなところで言われていることですが、意見と理由は必ずセットにするという習慣がつくと、後々非常に役立ちます。


「ぼくはピーマンがきらいだ。なぜならおいしいと思えないからだ。」も立派な意見です。せっかく「嫌いだ」という意見を持てたのなら、「そんなこと言わずにだまって食べなさい」と言いたいのをちょっとこらえて、しっかり理由を言わせてあげてくださいね。


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それではまた。