新規登録者向けの
研修は4月の平日に3日間
3週続けて開催されるとのことだった。
内容は、
社労士会の組織
社労士倫理
電子申請
雇用保険事務
社会保険事務
年金事務
などで、
新人社労士にとっては
充実した内容の研修だった。
研修開催は平日の日中ではあるが
これは絶対に出るべき
と思い、
パンダは勤めている会社に
有休の届出を提出した。
1日目の研修の終了後には
懇親会が予定されていたので
懇親会にも参加することにした。
そして、研修当日
研修開始時間の10分前に
会場に到着すると
すでに50人くらいの受講者が
着席していた。
こんなに新規登録者がいるんや
と思いながら、
空いている一番前の席に
座った。
研修の講師を務めるのは
社労士会に登録されている
社労士の先生方
講義の中で
先生方の自己紹介を聞いていると
事務所を開業して
10年以上経過している
キャリアが豊富な先生方ばかりだった。
一方、参加している新規登録者を
見渡してみると、
ほとんどはパンダより年上ばかり。
パンダは30代だが
周りの参加者は40代・50代が多かった。
事前に参加者一覧をもらっていたので
それに目を通してみると
パンダと同じ支部の新規登録者も
10名弱いた。
また、開業登録者だけでなく
勤務登録者の方も
結構参加されていた。
さて、1日目の研修を終えた夕方
研修を行った会場内で
懇親会が始まる。
研修中は、
パンダは参加している
新規登録者たちに
話しかけることはなかった。
緊張していたのもあるが、
もともとシャイな性格なので
初めて会う人に自分から
話しかける勇気がなかった。
研修が終わって、一旦外に出て
一人会場外をぶらぶら歩いて
時間をつぶした後
会場に戻ってくると
すでに会場内には
オードブルの盛り合わせが
並べられ
6つのテーブルの島が
出来ていた。
しかも、先ほどの研修中とは違い
新規登録者同士で
会話や名刺交換を行っていた。
パンダは完全に出遅れた。
慌てて、かばんから名刺ケースを
取り出し、
近くにいた人に挨拶し
名刺交換をし始めた。
全員、新規登録者なので
パンダは自分と同じ
第49回試験の合格者ばかりだと
思っていたのだが
社労士試験には数年前に合格し、
社労士事務所で2年以上の経験を
積んだ後、開業登録されている方もいた。
社労士試験に何回目に合格したか?
試験予備校はどこに通っていたか?
という会話もあり、
大手予備校の出身で
2回~3回目で試験に合格している人が
多かった。
1時間ほどの懇親会で
20人ほどの新人社労士と
名刺交換を行った。
懇親会が終わり、
会場を後にしようとすると
会場外で5~6人で
集まって待期していた。
何かな?と思い
パンダが近寄ると
先程の懇親会で名刺交換をしたうちの1人が
これから2次会するけど良かったら来る?
と誘ってきた。
同時期に登録した
いわゆる同期のメンバーと
親睦できる貴重な機会でもあったので
パンダは参加させてもらうことにした。
そして、パンダは
この2次会で運命的な出会い
をすることになる。
⇒ 第30話へ続く