PSPカスタムファームウェア(CFW)とは、PSPにソニー非公式のファームウェアをインストールすることによって、
純正ファームウェアではできない、さまざまな機能をPSPに搭載することができるようになります。
基本的に、カスタムファームウェア(CFW)は純正ファームウェアの機能+追加機能という形なので、
見た目は純正ファームウェアと何ら変わりはありません。
しかし、カスタムファームウェア(CFW)を導入すると夢のような数々の新機能が搭載されます。
PSPへ簡単にカスタムファームウェア(CFW)を導入するにはこちら。
主な追加機能としましては、
● メモリースティックからのISO起動
こちらは、UMDディスクのゲームデータをごっそりISOというファイルに吸出し、
メモリースティックから起動することが出来ます。
つまり、UMDが無くても、メモリースティックにゲームを入れて、
そこから起動できるので、UMDへのアクセスが無くなり、とてもスムーズにゲームが遊べます。
PSPゲームは海外のROMサイトからダウンロードでき、持っているゲームをダウンロードして遊ぶこともできます。
● 自作ゲームソフトの起動
こちらは、市販されていない自作ゲームをメモリースティックから起動できるようになります。
世界中のアマチュアプログラマが、オリジナルゲームを作って無料で配布しているので、
それらを無料ダウンロードして遊ぶことができるようになります。
中にはお金をとってもいいくらい完成度の高いものもあります。
ただし、初心者にはダウンロードの方法が少し分かりづらいので、敷居が高いかも知れません。
自作ゲーム起動というこの機能のおかげで、次の項目のPSP用エミュレータ起動もできるようになります。
また、この機能により、PSPでYoutubeも見れてしまいます。
● PSP用エミュレータ起動
ファミコンをはじめ、セガ、国内外PC、海外ゲーム機、ハンディゲーム機など、
さまざまな機種のエミュレータが起動できるようになります。
カスタムファームウェア(CFW)を導入する魅力のトップを争う機能です。
ファミコンなどは、データ量が少ないので、メモリースティック一枚に余裕で1000本のファミコンゲームソフトが入ってしまいます。
このように、PSPがマルチゲームマシンと化すので、
過去の大作ゲームや珍ゲームなど、話題のゲームを遊びつくすことができます。
もちろん、PSP-2000ではTV出力機能がついていますので、家のTVで、ゲーム機のように遊ぶことができます。
● プラグイン機能
カスタムファームウェア(CFW)はプラグインというオプションの機能を追加することができます。
プラグインの代表的な機能は、チート機能でしょう。
チート機能をONにして、チートコードを入力すれば、
あらゆるゲームが有利に遊べます。
その他にもマニアックな機能がさまざまにありますが、
以上の機能が最も頻繁に使われる機能となります。
カスタムファームウェア(CFW)を導入するには、一般的にパンドラバッテリーと呼ばれる特殊なバッテリーと、
マジックメモリースティック(MMC)と呼ばれる特殊なメモリースティックによりインストールします。
これらを使わなくてもインストールする方法がありますが、
電源を切るたびに初期化されるので、毎回インストール作業が必要になってしまいます。