リハビリ考(1)の続きです。

 

進行核上性麻痺の夫。
現在、通所リハは週2回、訪問リハは週4回受けています。

通所リハは老健に通ってますが、リハビリ目的以外に私の介護負担軽減という目的があります。
本音を言えば、今では、そっちの方が比重高いかも。😅
個別リハ20分、マシン類は交代制で1人5分程度を5種類。
後は、レクリエーションや脳トレ、昼食、入浴で、6~7時間を施設で過ごしてもらってます。
夫は幼稚園のようなものと言いますが、嫌がらずに行ってくれてるので有難いです。

訪問リハは、PT✕1、OT✕2、ST✕1の週4回です。
それぞれの職種の違いを下記に書いておきます。

PT:理学療法士 (Physical Therapist)
  運動機能の維持・改善。歩く、立つなどの基本的な機能訓練を担当。

OT:作業療法士 (Occupational Therapist)
  日常生活の動作や作業を通してリハビリを進める。
  食事や家事、入浴やトイレ等の動きを指導。

ST:言語聴覚士 (Speech-Language-Hearing Therapist)
  言語障害・音声障害・嚥下障害に対しての専門家。

リハビリと言えば、歩行訓練等の身体のリハビリを思い浮かべる方が多いと思いますが、私は、初期の頃から、嚥下リハビリを一番重視していました。
歩けなくなっても死なないけど、食べれなくなったら死ぬからです。
この病気と診断されたときに、ワクワク先生から
「嚥下のリハビリ大事だから、嚥下のリハビリを受けなさい」
と言われた影響もあるかもしれません。

当時は、ST(言語聴覚士)という存在も知らず、嚥下のリハビリ?何それ?って状態だったんですが、嚥下リハビリの専門家はSTだということを知り、STのいる事業所を必死になって調べました。
私は訪問リハビリを始めるのに、ケアマネさんに相談せず、全部自分で調べて自分で決めました。
医療保険でのリハビリだからケアマネさん関係ないし、自分で探さないといけないと思い込んでたんです。
今なら、たぶん、まずケアマネさんに相談してると思いますよ。キョロキョロ

STリハを受けて思うことは、特殊なリハビリではないです。
やり方教えてもらえば、お家でも出来ます。
前回紹介した、パーキンソン病体操のDVD見て実行すれば、それでいいような気もします。

そして嚥下リハをしてたからと言って、胃ろうになるまでの期間が延ばせるとか
余命が延びるとか、そういうエビデンスはありません。
だから、信じるも信じないもあなた次第?てへぺろ

でも、毎週、専門家にリハビリしてもらって、食事の形態のアドバイス受けたり
誤嚥しにくい姿勢や食べ方を指導してもらったり、困ったときに、相談する相手がいるということが有難いです。

 

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