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お立ち寄り頂いて

ありがとうございます🍵🍵🍵




内田善美先生の

『空の色ににている』。

高校生の頃の私のバイブル的作品でした。


そんなに好きだったのに、今手元にないのは

聖書以外の、好きだったものに捉われたくな

いという思いがあり…


全て手放してしまいました。



こちらのブログよりお借り致します🙇‍♀️



浅葱:


「「ぼくを探しに」って

本があるのよ


ぼくっていうのはね

円なの


まあるいね


でもね

一部分 口みたいに

かけてるのよね」


「かけたところで

カクンって

つっかえてね


きれいに

まわって

動けないの」



……

私にとって


あの人こそ

そのかけらだったわ


私達は融合し

完全な円を

形づくることが

できたのよ


時間も

夢さえもこえられる

無限の小宇宙」



「そんな存在があるなんて考えたことあ

る?」と浅葱はいい、蒼生人は

そんな存在が「たしかに存在するのだと」

「考えるよりはやく感じとっていた」。



「いつだって

感じていたのよ


幻を


私たちは

ほんとうに

手にいれて

しまったんだって」


「人間が

完全な円を

形づくることが

できるなんて


夢幻に

近すぎる


ね?


あんまり

きれいすぎて


ふたりのうちの

どちらか

何かひとつでも

失ってしまったら


幻はもう


意味のない

ただの幻にしか

すぎなく

なってしまうわ」


「そうよ

いつだって
わかっていたの

失ってしまったものを
何かちがうもので
とりもどそうと
するような
人じゃないって」


冬城は北アルプスで遭難して行方不明になっ

たようだ。


(引用ここまで)



完全な丸い円を作れるのが

冬城(ふゆき)と浅葱(あさぎ)。





(ここからまたお借り致します🙇‍♀️)



そうよ

あの円よ


それもふたつ


おっきさも同じ

かけた部分も

まるっきり同じ


だから

かけた部分が

同じに

つっかかるけど


それは

楽しそうに

ころげ

まわるのよ


なぜ?

なぜ?


浅葱:


「そう

そうなの


私たちは

あんなにきれいに

かさなりあえる


消えられる

その瞬間に

たったひとつ

わかったのよ


私が

消えてしまったら


片っぽうの

あのかけた円は

どんなに

悲しむだろう」


「そして

私のそばにいることで

傷つき 淋しい思いばかり

したろうに

つかず離れず

私を慈しみ


どんな時も

私を

みつめていてくれた


あのかけた円は

どんなに

悲しむだろう


そう思った時


私はもう

消えられなく

なっていたのよ」


(引用ここまで)


欠けた形が同じで、ぴったりと重なり合うの

蒼生人(たみと)と浅葱。


絵を描いていた冬城は、過去のバイク事故に

よりやがて失明することになると言われて

いて、ある時、山に行って帰って来な

かった。

残された浅葱は、冬城が消えた雪山に行って

死のうとするのですが、目の前に、

同じ形にかけた2つの円が現れて…


蒼生人のために、死ぬのをとどまった

のです。


この先に、

『ねぇ、欠けているからきっと

 喜んだり、悲しんだりするのよ。』みたい

な素敵なセリフが続くのですが、見つけられ

ませんでした。



内田善美ワールド✨


『ひぐらしの森』から




『空の色ににている』に来て、


『星の時計のLiddell』につながって

いきます。




『空の色ににている』は男女の恋愛を描いて

いますが、『ひぐらしの森』と

『星の時計のLiddell』は友情。


内田先生の描く人と人との関係、

性別はあまり重要でない気がします。


初めて読んでから40年くらい経っていますが

今も浅葱のセリフに、心がズキッとします。





ストーリーも絵も、この完成度は異様さを

感じる程です。


『星の時計のLiddell』を最後に筆を折られた

ようで、連絡もつかないそうです。

まさに孤高の伝説のまんが家さん。

まんが家というよりは

『絵師』という感じがします。

中古が高価です。



この2つの過去ブログにも内田作品

登場しています✨⤵︎







キリスト教の『福音』とは⁉️

2022-04-12 のブログ⤵︎

『イースター そして福音について』お立ち寄りいただいてありがとうございます🍵🍵🍵4月17日日曜日はイースターです。イースターは毎年日にちが違うので、クリスチャンでも今年はいつがイースター…リンクameblo.jp



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