大阪府ITステーションが開催する、
「障がい者の法定雇用率2%時代へ向けた企業経営セミナー」
<タイトル>
ひとりでも多くの障碍者に働く機会を
<プログラム>
1.コクヨの障碍者雇用の歩み
コクヨKハート株式会社
代表取締役社長 黒田 英彦氏
2.精神障碍による15年間のひきこもりから就職までの道のり
~ 人とのふれあいにより障碍をのりこえて ~
後藤 圭介 氏
(原文ママ)
に参加させていただきました。
居場所づくり検討外部委員として活動している自分は、
竹内さんから聞き、このセミナー案内を
ホームページで見て、思ったことが二点あります。
① 後藤さん って共通の顔見知りの方だ
② 「障碍者」の表記に興味あり。
の二点。
①は個人的な偶然の一致として、
②の「障碍者」表記の理由が印象に残りました。
コクヨグループの特例子会社コクヨKハートさんの
ホームページに、その確固たる理念が示されています。
「障がいを持つことは困難なことではあるが害ではない」
という基本的な考えに基づき、
「障害者」ではなく「障碍者」という表記を用いています。
「障害者」という表記自体に、害するというイメージが含まれており、
社会的に「障がい者」表記が望ましいと認知されている中で、
自分は「障害」「障がい」「障碍」という表記には全くこだわっていませんでした。
むしろ、表記をめぐる事は、自身の心の持ちよう次第と考え、
「障がい」です と直さずに 「障害」のままでいます。
障碍者雇用の歩みとして、「知的・精神障碍者」にも就労の場を提供されている
事が、ノーマライゼーション化が実際には難しい現状で、
素晴らしいことだと感じました。
「私たちは慈善事業ではなく、企業である」
とされた上で、
「人間は誰でも障碍を持っている。健常者や障碍者という区別はない」
「それぞれが持っている能力を、様々な仕事で活用」
「埋もれている能力を探し、伸ばしていく」
「障碍者も商品を通して世の中の役に立つ」
という企業理念。
無理難題?が多い障害者雇用において、ここまでやり遂げる
コクヨさんの歴史と理念に、感銘を受けました。
大変勉強になりました。
全ての方々に有り難うございます
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