「言われたことはやるけど、考えていない」
そんな感覚を持ったことはないでしょうか。
指示は通る。
作業もこなしている。
それでも、どこか主体性がない。
少し状況が変わると、動きが止まる。
判断を求めても、答えが返ってこない。
結果として、
常に指示を出し続ける状態になる。
多くの場合、ここで
「考えさせる必要がある」と考えます。
もちろん、それも一つの方向です。
ですが、本質はそこではありません。
なぜなら——
問題は「考える力がない」ことではなく
“その状況を現実として捉えられていない”ことにあるからです。
自分が関わっている仕事が、
どこにどう影響するのか。
この判断を間違えると、何が起きるのか。
それが現実として感じられていなければ、
人は考える必要性を持ちません。
だから、
言われたことだけをやる。
そして、
指示がなければ動けない状態になる。
必要なのは、
「考えろ」と伝えることではありません。
その状況を、
自分ごととして捉えられる“状態”をつくることです。
何が起きているのか。
なぜそれが重要なのか。
それを、本人の中で
現実として感じられる形にしていく。
そうすることで、
初めて「考える」という行動が生まれる。
主体性とは、
性格の問題ではなく
“状態”の問題です。
それが、
私たちが考える「心の備蓄」です。
心の備蓄実装プロジェクト
Psychological Stock Implementation Project(PSI-Project)