組織が苦しくなった時——
最初に崩れるのは、
“頑張っていない人”とは限りません。
むしろ、
責任感の強い人ほど先に無理をします。
「自分がやらなければ」
「ここで止めるわけにはいかない」
そうして、
周囲の分まで抱え込んでいく。
最初は、
それで組織が回っているように見えます。
ですが実際には、
問題が“見えなくなっている”だけかもしれません。
多くの場合、ここで
「本人が頑張りすぎている」と言われます。
もちろん、それも一因です。
ですが、本質はそこではありません。
なぜなら——
問題は“個人の頑張り”ではなく
「組織として危機を共有できていないこと」にあるからです。
本来であれば、
組織全体で扱うべき問題が
一部の人に集中している。
その状態が続くと、
責任感の強い人ほど先に限界を迎えます。
つまり、
“頑張る人が弱い”のではありません。
組織のズレを、
その人が埋め続けている。
だから、
先に壊れていく。
一方で、崩れにくい組織は違います。
小さな違和感や負荷の偏りを、
早い段階で共有している。
だから、
一部の人だけに負荷が集中しない。
結果として、
組織全体で支え合える。
必要なのは、
「もっと頑張ること」ではありません。
今、どこに負荷が集まっているのか。
どこでズレが起きているのか。
それを、組織として
現実として共有できる状態をつくること。
そうすることで、
“誰かの頑張り”に依存しない組織になる。
組織を守るとは、
強い人を増やすことではなく
“ズレを早く共有すること”です。
それが、
私たちが考える「心の備蓄」です。
心の備蓄実装プロジェクト
Psychological Stock Implementation Project(PSI-Project)
