突然ですが、これまで本サイトにお付き合いいただいている皆さまはこの記事を憶えていらっしゃいますでしょうかっっ！！？
そう、ほぼちょうど8年前に、あてくしは愛媛県宇和島市の伊達三社めぐりをしておったのでした。
現在は、故あって(単純に仕事の都合で)伊達宗家である宮城県仙台藩の領民になっておりまして、以前の記事でも言ったか言わなんだかあてくしの先祖(ふんわり)のルーツは宇和島の三島神社かろうということで縁を感じて行ったのが上記記事の宇和島8年前の旅でした。
ちなみに、現在の宇和島市長さんはかなり攻め気なお人柄のようで、私はこの宮城県に来てから伊達武将隊の次くらいにこの宇和島市長さんをお見かけします。この間は、大崎市で行われた政宗公まつりに馬に乗って出陣されていましたよ(なにこの宇和島市長の追っかけみたいな)。
牛鬼も8年ぶりに見ることができて嬉しかったです
しかし、宇和島伊達家の子としては、伊達同士の交流が現在も盛んなのはとても嬉しいことです。何かお祭りがあるたびに、宇和島市からもお店が出ていて地理的には離れたのにとても身近に感じられるようになりました。まさに8年越しの縁。
伊達政宗が生まれ故郷である山形県米沢市を出て最初の居城である大崎市岩出山城の話はまた時間のあるときにするとして(ヒドイ)、今回は仙台市にある伊達宗家ゆかりの三社詣りの話をします。
そも、何故最初に「宇和島伊達家が愛した神社」の記事をリブログしたのかというと、宇和島ほどはっきりとした形でなくとも伊達家を代表するといえそうな三社がだいたい等間隔に並んでいるのを知ったからです。
それが、大崎八幡宮と青葉神社、仙台東照宮です。
宇和島伊達家の記事では、三角形で結ばれる神社(和霊神社・宇和津彦神社・三島神社)が宇和島城より徒歩30分圏内で行けるよう配置されているという話をしましたが、仙台にはそういった法則はないものの、青葉神社からであればそれぞれ徒歩30分強の地域にあります。
あと、この三社の周辺はこの三社ほどではないにしろ大なり小なりの寺社が数多くあります。思わず寄り道しまくって東照宮に到着した頃には拝殿の扉が既に閉じられていたのですが、東照宮は徳川家康のゆかりで何度も訪問しているのでまあいいかとなりました(笑)
では、まずは大崎八幡宮
めちゃいい写真撮れましたわん
拝殿は、商用目的でなければ、撮影してよかった･･･ハズ！
大崎八幡宮は、先ほど宇和島市長の話題で出てきた大崎市にあった八幡宮を仙台市に遷したことの名残。もともとはその地の管領であった大崎氏が信仰していたのを、国取りをした伊達が受け継いだことになるわね。
神輿舎。中の御神輿は真っ黒に金のあしらいでした。
遥拝所には鶏が！？最初、全く微動だにしなかったから置き物かと思っていたら、急に動き出してちょっぴりびびってしまいましたわよあまりにひっそりといたから、気づいた人どれくらいいるかしら？？？
神馬舎。
上から見下ろすとこんな感じ。
そういえば、大崎八幡宮では昨日まで例大祭があっていたようです。
(地元熊本の藤崎八幡宮も例大祭をやっていたって友人が言っていたな･･･)
全国の八幡宮も昨日はお祭りだったのでしょうか。
そしてあてくし、実はこちらに来た目的はもう一つございまして。
同じく大崎八幡宮の境内には龍神社がございまして、スピリチュアル界隈で現在は「風の時代」とともに龍神様がブームだというではあぁりませんかあぁ！！(笑)
宮城に来てから流行にノリにノリまくっている私は我慢できずにご挨拶に行ったというわけです。
乗るしかない、このビッグウェーブに！！！(爆)
大崎八幡宮に隣接する建物で、龍宝寺(龍寳寺)というお寺があります(これは偶然知ったのよ)。
龍宝寺も伊達宗家ゆかりのお寺で、創建から明治期の神仏分離までの期間、ずっと大崎八幡宮とともにしてきたそう。創建者は大崎八幡宮と同じ坂上田村麻呂と思われるとのこと。
金堂(上)と五重塔(下)。
この中には釈迦如来像が安置されているらしく、なんと国の重要文化財だそう。
もともとは栗原市の福王寺というお寺にあったそうで、4代目伊達家当主・綱村がこの龍宝寺に勧請したのだとか。
綱村はまさに伊達騒動によって藩主の座に就いた人で、かなり信心深かったのか神社関連では政宗以上に宮城にいるとよく聞く名です。有名どころだと、塩竈市にある鹽竈神社(しおがまじんじゃ)、仙台市内の亀岡八幡宮、櫻岡大神宮など。
いいアングルで撮れました
もともとは三社を中心に写真をアップする予定だったのに、お散歩のときと同じく記事も寄り道
青葉神社と東照宮は、次回の記事でアップさせていただきますね