ドッペルゲンガーって、そんなにいるもん? | 植民所在地3丁目

植民所在地3丁目

Alfooでのブログ『誰も知らない植民所在地』の発展系。所在地わかりました。

でも書いてることは変わらない。

私は、本当によく人違いされます。

どうも日本人としてよくある顔立ちらしく、百貨店のロビーのソファに腰かけていると知らない人から「お待たせ」と言われたり、人通りをすれ違う時に面識のない人から「久しぶり」と言われたり、喫茶店とかでひとりぽけーっとしていると「以前どこかでお会いしましたよね?」と話しかけられたりして、もしかしてだけど~、もしかしてだけど~、みんな私を口説こうとしてんじゃないの~?と思わないこともありませんでした。

あまりに頻繁なので、「・・・どこかですれ違ったりとかしたんじゃないですか?(にこ)」と返してみたり、一週間フレンズな記憶の脳みそをこじ開けてみたり、私の内側に潜む別人格の存在を疑ってみたりもするんですが、なんでしょうね、なかなかな確率でその人たちの勘違いする対象の人の職業は看護師だったりして。なになに、私の別人格は白衣の天使でもやってんの。

 

昨日も初めて入った喫茶店で「また来てくれたのですね。ありがとうございます・・・!」とマスターから若干気が引けるほど感謝されたのですが、以前その喫茶店に来た私とそっくりの人というのがよほどいい人だったらしく、初対面でこちらからは何もアクションを起こしていないのにマスターに気に入られました。その人の人格が波及して私に恩恵を与えている、だ・・・と・・・・・・!?

 

以前、自身のこの人違いの経験をネタにして小説を書いたことがあります。題名は『面影』という何のひねりもないもので、万人それぞれにそれぞれが想い描く人物を投影され続けることで、自分が何者かを忘れてしまった主人公が、事件に巻き込まれたり自分を取り戻そうとしたりするお話です。最初はそれこそ「集団に合わせすぎて、“自分”を見失ってしまった人たちへ・・・」みたいな気持ちで書いていたりしたのですが、ハリウッド映画のような壮大なスケールのお話が好きな私の手にかかると、死んだ人が生き返ったという騒ぎになったり一大宗教が新興したり壮大なスケールのお話になりましたよね。まぁ主人公が壮大なスケールの能力を身につけた訳ではないので、主人公の困り事の根幹は全く変わりませんけども!

 

 

 

ネタといえば、最近は新選組尾形さん関連で進展があったこともあり、会津戦争で離隊した後の熊本時代の尾形さんの妄想が止まりません!私の小説では尾形 俊太郎=古閑 膽次説を前提としてお話を進めているので、熊本時代も何もあったもんじゃないのですが、敢えて史実通り、熊本にすぐに帰郷して私塾の先生やってる三嶋 仙顔先生Ver.で考えてみることがあるんですよ!(爆)

 

 

西南戦争時、熊本は主戦場でしたからね、その時彼は熊本に戻っておりましたし、藤田 五郎こと斎藤さんは逆に出征しておりますからね、再会&藤田 五郎with古閑 膽次なみのバディ結成を私も妄想したことありましたが(結局、斎藤もとい藤田さんは大分県に配属されており、熊本に足を踏み入れていないことがわかりましたけれども)、それ以外にも、

 

①元新選組隊士であることがどういう訳か一部の人間にバレて(知ってる!仙顔先生そこんとこ抜かりないこと私知ってる!)、

②「明治政府を政府として認めていないのはお前とて同じだろう、薩摩軍とともに戦え、そして国を取り戻すのだ!」と担ぎ上げられそうになり(それは上田 久兵衛さんだ)、

③「今は藤田 五郎という名だが、斎藤 一が明治政府側として参戦してくる。元新選組に対抗できるのは、元新選組のお前しかいない!国を取り戻すにはお前の力が必要なのだ!」と諭され(それはるろ剣的展開だ)、

④大分県の緒方の本拠地で藤田 五郎と対峙する(ここで藤田さんの肋骨を撃ち抜いたらゴールデンカムイのスナイパーである)

 

というこれまた壮大な脳内物語を展開しておりました。え、なに続・真の参謀~熊本西南戦争編~イズカモン?(るろ剣北海道編に対抗せんでよい)

 

 

そんな続編は生まれませんのでご安心ください・・・(尾形の仙顔先生時代を書いてくださるかたがいるなら狂喜して読みに馳せ参じます・・・)

 

 

ひとしきり妄想を働かせた後、う~んこの①~④の展開は上田 久兵衛さんだな、という結論に辿り着きました。西南戦争で斎藤 一と対峙・・・久兵衛さんは新選組との関わりもあるので、まぁ小説的にもなくはないか・・・土方さんと似ている設定でもあるし・・・・・・

なれば、小説でも割と早い段階から斎藤さんとの絡みを出しておいた方がいいか・・・・・・ってなんかそういう作品知ってるぞ。