あなたに一番近い猫は…
ねこ診断はこちらから
皆さんがされているので
先日、城内に入るのは子どもの頃以来という父と熊本城散策をしたところ
父「オレが前に来た頃よりも(城の)敷地が3倍くらいに増えとる」
と、息を切らしておりました。ええ、20年くらい前までは大・小天守と宇土櫓(400年前の築城時から建つ現存櫓)くらいしかありませんでしたものねぇ。現在は昭君之間で有名な本丸御殿を始め、凄まじい勢いで熊本城敷地の復元工事がなされとりますが、予定表を見るとあと軽く10ヶ所くらいは拡張・復元がされるみたいです。まだ敷地増えるんかい。
そんな感じで、150年の刻を開けて、加藤・細川が再び熊本における勢力を広げてきているみたいです。
城の拡張は加藤 清正が県民のモチベーションとなっているのは言うまでもないことですけれども、まずは半年ちょっと前に書いた記事の
このチラシの・・・
裏を思い出して欲しいのです。
裏の・・・この!この部分!!
このくまもと文学・歴史館は、もと熊本近代文学館といい、明治時代以降に活躍した熊本ゆかりの小説家・俳人・歌人を紹介する施設でした。県立図書館に併設された建物なんですけれども、細川家の遺した史料の一部が解読でき、展示できるに達したということで、肥後熊本藩の歴史も加えた施設として確かにリニューアルオープンしておりました。細川家の史料は昭和39年、蔵からざっと6万点ほど発見されて、そのまま熊本大学に丸投げしたので熊本大学は現在ひたすらそれらの解読に追われていると昨年2月に放送された『くりぃむしちゅーの歴史新発見』で言っておりまして、全ての史料の解読を果たした暁には江戸時代細川治政下237年の熊本の歴史を隅から隅まで網羅できるだろうと考えられます。ここまでくると、私が生きている間に全てが解明されるか不安がよぎります。
と、いうことで、熊本県はこれまでそれら史料の解読と熊本近代文学館の建物の改装を同時進行で行なっていたのですが、その過程でありリニューアルオープン直前である約2ヶ月前、新たな事実が発見されたそうです。
熊本県立図書館および熊本近代文学館(現くまもと文学・歴史館)の敷地は、実は細川家の別邸だったそうな。(筆者不明の日記より。旧砂取細川邸と名づける)
県立図書館の裏は池があり、文学少女を気取って来たもののすぐ本に飽きて休憩に出た私みたいな閲覧客や犬のお散歩コースで来た近所の人、虫に刺されることなど屁とも思わない強者ジョガーが通るまぁ鬱蒼としているけども憩いの場っちゃあ憩いの場だったんですけど、そこが当時庭園だったのだと。状態としては当時の原形をかなりとどめており、極めて良好とのこと。いずれ整備して金を取るようにする魂胆が見え見えだったので、今のうちにバシャバシャ写真を撮ってきました(笑)
草ぼうぼうだったのが、ちょっと手入れされているがね。
それにしても上の写真の池・・・少なくとも15年は前から変わらずそこにあるはずですが、今まで誰もその由緒を知らずにそこでくつろいでいたのかよ・・・・・・まぁ、新発見ということはつまりそういうことだよね・・・・・・
拡大する(というか土地を取り返しにかかっている

この旧砂取細川邸のお話は水前寺成趣園(これも細川家庭園で記事あり)近くのことですが、この日は以前本ブログで取り上げた『肥後の勤王』の作者・後藤 是山の旧居(後藤是山記念館)、我らが肥後勤皇党の祖林 桜園先生私塾原道館跡、あと偉人がスクラム組んでる内坪井町にも行ってきました。
区切りがいいので、とりあえずここでいったん投稿。
次回は写真中心の記事になります
