花は散るから美しい。 | 植民所在地3丁目

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Alfooでのブログ『誰も知らない植民所在地』の発展系。所在地わかりました。

でも書いてることは変わらない。

今週の火曜サプライズでミッチーが食べていた「成城 櫻子さんの蜜白玉。
ときおり、とんでもなくミーハーな面が顔を出す。

 

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引っ越さなかったらお店に通い始めていたであろう好きな味。
もう少し早く出会っていれば。。。お店のかたたちも素敵でした。


関東を散策できるのも今日までということで、行こう行こうと思いつつ行ったことのなかった場所があったので行ってみました。

愛宕神社です。

桜田門外の変について調べていた時に行ってみたいと思ったのですが、同志が周囲にいなかったこともあり機会がなく、忘れ、記憶の片隅に追いやられていたところ、大沢たかおさん主演の映画「桜田門外ノ変」をBSでたまたま見て気持ちが再燃したのでした。大沢さん演じる関 鉄之助の末路が本当に印象的で、関の人生に興味をそそられたとともに大沢さんの演技に引き込まれました。それまで私の中での大沢さんのイメージは「タイムスリップして少女に河原ドンするあらゆる意味で不審人物」でしたからね。。。配役ってば大事。

 

 
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私はどうもどこか裏の参道から神社に入ったらしく、登ってません・・・

上から見るとコレ矢印だよ、ひいい。高いよう。
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江戸城無血開城会談の地・・・そいやそうでした。

ここではペットお守りを買う。
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実家にはロングコートチワワがおり、一緒に暮らし始めて8~9年経つのですが、なかなかにわけありそうな感じで出会った時には既に成犬でした。今年で推定16歳くらいらしく、加齢に伴う心臓の弁の病で余命があと2年ほどと獣医に宣告されたとのこと。といっても2年後は18歳、人間に換算すると120歳ほどになるのだそうです。なので、進行を遅らせる薬は出すけど積極的な治療はもうしないので、残りの時間楽しい思い出を作ってくださいと言われたと家族からLINEがきました。寿命ということなのでしょうね。。。
今更買っても遅いけど、記念だし、最後まで自分の足で歩く元気さはあってほしいので。
ちなみに現在は人間換算で90歳くらいらしいのですが、今日も今日とて家の中を元気に駆けずり回っているそう。90で走り回るやつは妖怪100キロババアくらいしか知らんわ!


参拝した後は、せっかくなので烈士の影を追いながら桜田門まで散歩してみました。
その道の途中にあった石碑などもパチリ。

 
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杉田 玄白の墓(の碑)。一見さんなので中には入りませんでしたが、猿寺 榮向院さんの中に玄白の墓はあるようです。
 
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乃木 希典住居跡。乃木将軍の跡目を手に入れたTAX-FREE SHOPはセブンイレブンです。

桜田通り沿いを歩いたのですが、農林水産省・経済産業省・法務省・裁判所・外務省・警視庁などそういや官庁街だったのでした。。。ここいらはいつ来ても空気が異様だな・・・・・・しかも今日は恐らくは清原の保釈関連で裁判所前にはマスコミが詰めかけておる。

30分程度で桜田門には着きました。

 
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桜田門はこっち矢印のビルじゃなくてこっち矢印
 
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皇居外苑。美しいね。


5年前、熊本を離れることを決めた時「ずっと熊本にいるなんて耐えられない」と思い、神奈川に住むことを決めた時「ずっと神奈川にいることは想像できない」と思いました。そして、思った通り熊本に帰る訳でもなく神奈川に残る訳でもなく違うところに移っていきます。これはもう・・・好き嫌いではなく、性格なんだろうなぁと最近ようやく気づきました。始まりがあれば終わりがあるし、出会いがあれば別れがある。近年その感覚が希薄になって、何気ない日常が長く続きましたが、慣れれば慣れるほど人や日常を大事にできなくなっていく。逆に、期限が定められると、驚くほど世界の見え方が変わる。好ましいものはその一つ一つを噛みしめるようになるし、嫌なものでも終わりがあるので我慢できる。単純なので、平穏が普通にあることのありがたさをちょくちょく忘れてしまうんですね。

私は結局、その区切りだか節目だかが嫌いではないみたいです。むしろ、花は散るから美しいみたいなところがあるよう。永遠に続く方が確かに怖く感じます。


今日はいつもと違う景色の見え方がしました。
東京だからまた来るだろうけど、いったんはここでお別れです。
そしてこんにちは玉名!荷物の都合でいったん帰省します!