たぶん親も友人も知らない嗜好で、私は天野 喜孝さんの絵がとても好きです。
天野さんの入口は、確か『吸血鬼ハンターD』だったかな。とはいえ、吸血鬼ハンターDの内容を私は殆ど知らない。ちょっと世代が違くって、ゲームも全然しないのでファイナルファンタジーもグイン・サーガもピンとこない。辛うじて、最近荒川弘さんの画でアニメ化されたアルスラーン戦記の小説の挿絵を以前手掛けておられたと聞いてあぁ~・・・って思う程度かな。ただ、母がみなしごハッチとかドロンジョ様とか好きだったので、そのキャラクターも天野さんの手から生まれたと知ってびっくりしました。だって、Dとハッチで絵柄が全然違うもの。
実は原画展に行くほど好き
原画展はいくらでも撮影OK。そのためか、展示数の割に値段は少しお高めでした。私は飛び入りだったので当日券1000円。前売だと800円です。
私は本っ当に芸術的センスが皆無で、美術館などに行っても作品の良さがわからないのでいろいろ考えすぎて疲れてしまうのですが、天野さんのは何故か絵そのものを無心で見ていられる。
どの作品のどのキャラかわからなくても気にならない。ただもう絵が見られればいい。ただ絵が好き。
中でも特に気に入った絵4選。47年間、描き続けておられるということで、さまざまな画風。私はDの絵に惹かれていたので4, 5枚目の幻想的かつ妖艶な画風が一番好きです。