以前行なった企画で、キャラクターにペアを組ませ、会話形式で質問に答えてもらうものです。
彼らは限りなくインタビュアーの存在を意識しています(笑)
早くも第4回め、『地球の植民』の登場人物から~かんたんに紹介~
マーズ=グローバル=サーベイヤー(以下、サ)
・・・主人公。前職刑事、現ニート。詳しくはこちら。
マーズ=ボロ=マーシャル(以下、ボ)
・・・主人公の天敵であり名づけ親。火星ICPO実働部局長。
まずは、お名前をどうぞ
ボ:・・・・・・
サ:・・・・・・
ここはカフェーの店内。暗雲立ち込める空気の中で、彼らは睨み合ったまま、一向に口を開こうとはしなかった。言ったが早く終わるのに。
男性ですか女性ですか?
ボロ=マーシャル氏がキッ!とインタビュアーを睨む。まるで見れば判るだろうとでも言うように。
サーベイヤー氏に至っては、その質問そのものが禁句であるようであった。
インタビュアーを睨む眼が、マーシャル氏の5割増し鋭い。
年齢は?
サーベイヤー氏はもはやマーシャル氏を見ていなくインタビュアーを睨み続ける。
しかし、その念動力はインタビュアーには通じない。
ボロ=マーシャル氏は煙草を吹かし、必死に平静を装っている。
二人の関係は?
ここで、ボロ=マーシャル氏がキレた。
ボ:貴様・・・・・・!緊急の用事があると聞いたから来てやったというのに、ぬぁあんだ此奴はーーー!!!!
ボロ=マーシャル氏がサーベルを抜き、暴れ出す。
店内は乱闘騒ぎとなり、大混乱に陥った。
二人の関係を何かに例えるならば、何?
サーベイヤー氏市民を守り、自らを盾にしてマーシャル氏と対峙する。
サ:見ればわかるだろう!正義の味方と悪の化身だ!!!
ボ:・・・殺すぞ、貴様。
ほほう・・・・・・
二人:ほほうじゃねーーー!!!
二人のご職業は?
サ:こんな奴の手下だなんていうくらいなら、無職と言った方がまだマシだ!!
ボ:無職だと?貴様は何か勘違いしているようだな。我々警察の目から見れば貴様は犯罪者も同然だ!!
簡単に自己紹介をお願いします
サ:脈絡がない!なんで急に自己紹介なんだ!?
いやあ。今回、面接なもので。
ボ:マスコミに提出されて表沙汰にされても困る。黙秘権を使うぞ。
じゃあ他己紹介、できるかな?
サ:ほら見てみろ!この男はこういう奴なんだ!表に出せないことばかりしている汚い男だ。
ボ:そういう貴様は自分が表の世界に出たらどうなるかわかっているのだろうな・・・・・・?
サ:くっ・・・・・・
二人のいる世界を簡単にご説明していただけますか?
サ:汚い世界だ。
ボ:何を言っている?裏世界ならばこれが普通だろう。貴様は自分が綺麗な存在だとでも思っているようだな。
お住まいは?
ボ:・・・それを聞いてどうする。
サ:オレはあんたの部下に家を壊されて、今路頭に迷っているよ。
ボ:・・・・・・!?(←初耳)
相手の誕生日言えます?
ボ:・・・・・・質問内容が気に食わんな。
サ:ああ同感だ。
最近二人で行った場所はどこですか?
二人:誰が一緒に行くものか!!!
どうでした?
サ:質問内容が、なんだか気持ち悪いんだが・・・?
ボ:どうせ機械的に話しているんだろうが。おい、そのいい加減な質問をやめろ。そこの機械(サーベイヤー氏)と一緒にぶった斬ってやってもいいんだぞ。
いつも相手のことをなんて呼んでます?
二人:・・・・・・
両者、ここからまただんだんと無口になってくる。怒りを堪えていることは見て取れるが、そろそろ逞しすぎるインタビュアーを不気味に感じ始めていた(深読みしすぎ)
身長はどっちが高い?
サ:・・・・・・
サーベイヤー氏、訊くなとばかりにインタビュアーを睨みつける。
目配せをして「・・・・・・あっちだ」とマーシャル氏を示した。
お互いに好きなところを言い合ってください
サ:ない。
ボ:しね。
では嫌いなところは?
サ:・・・今目の前にいることからして既にだ。
ボ:きえろ。
けんかはしないでくださいねっ
サ:(インタビュアーに向かって)あんたがどちらかを呼ばなければ、喧嘩も何もないだろう。何を他人事に言っているんだ。
ボ:フッ。レベルが違いすぎて喧嘩にもならん。
サ:・・・なんだと?
相手にやめて欲しい事とかあります?
サ:・・・あんた、カウンティをまだ利用している上に、オポまで手駒にしようとしているな。いい加減、他人を操作しようとするのはやめろ!!
ボ:貴様には関係のない話だ。いちいち口を出すな!
最近相手にしてもらって嬉しかったこととかあります?
せっかくシリアスなムード展開になっていたのに、インタビュアーが水を差す。サーベイヤー氏とマーシャル氏は、再びインタビュアーにキレ始める。
二人:・・・・・・黙れ。
最近相手に対して怒った事とかあります?
二人:あんた(インタビュアー)に対してな。
これから二人で何をしたいと考えていますか?
ボ:・・・ほう?やはりコレ(インタビュアー)は声を吹き込んだタダの機械だったようだな。誰が手配したものか・・・・・・壊すか。
サ:ああまさに同感だな。
壊したいらしいです
お互いに常日頃から思っていることを打ち明けてください
ボ:(もはや質問内容を聞いていない。インタビュアーに刃を向け)フッ、壊れろ。
サ:(マーシャル氏に向かって)ハゲろ。
ボ:(サーベイヤー氏に向かって)貴様!どさくさに紛れて何を言っている!!
ありがとうございました。
では最後に一言お願いします
二人:(インタビュアーに向かって)もう二度とオレのところに来るな!!!