3メガバンクの4~9月期決算は純利益71%増 「金利がある世界」で銀行はどう変わるか?

 
 

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)、みずほフィナンシャルグループ(MHFG)の3メガバンクグループの2023年4~9月期連結決算は純利益の合計が前年同期比71%増の1兆8,694億円と、2005年に3メガバンク体制が確立してから最高益となった。

 

伝統的銀行業務と呼ばれる、預金の受け入れと貸し出しによって利ザヤ(スプレッド)を稼ぐビジネスは、日本においては低金利で長らく収益性の低く儲からないビジネスであった。

 

銀行は預金を受け入れても儲かる運用する先がなく、「預金は厄介者」とまで言われていたのだ。

 

筆者は仕事柄銀行員と接する機会が多いのだが、2~3年前は銀行に顧客候補先を紹介しても「預金してくれたり、借り入れをしてくれる顧客よりも手数料ビジネスになる顧客を紹介してもらう方が嬉しい」と言われることが結構あった。

 

預金が増えても利ザヤが稼げる良い運用先がないし、融資を希望する顧客を紹介してもらっても貸付金利が低すぎて儲からないから、あまり嬉しくないということである。

 

「金利のない世界」もしくは「金利が著しく低い世界」であるため、伝統的銀行業務では稼げなかったわけだが、昨年あたりからこの流れが「金利のある世界」へ大きく変わり始めた。

 

◆ メガバンクが定期預金金利を引き上げ

 

預金者は銀行に預金しても雀の涙ほどの金利しか付かず、メガバンクの定期預金金利は期間を問わず直近まで0.002%に張り付いていた。

 

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いま銀行からギリギリの安い金利で借りようとするのではなく

「銀行さんにも儲けてもらう必要があるし、若干なら高い金利でも構いません。でも引き続きよろしくお願いしますよ!」

って言える経営者は、出来る経営者だと思う。

銀行も預金金利を上げていて、今後は儲かる融資先と儲からない融資先を選別してくるからだ。

経営者の最も重要な能力は「未来想像力」だ。