こんにちは。
猫背のため常に見上げている佐藤(寛)です。
前回は自己紹介をおいてしまいましたので、自己紹介を簡単に・・・
私は一般病院で理学療法士として働かせて頂いております。
ここでは月に1回、循環器、呼吸器を中心にコメディカルの目線から述べていきたいと思います。
このようなこと、お感じになられたことありませんか?
内科疾患ってとっつきにくいなぁ...
英語ばっかりで生理的に無理、何をすればいいの?
感じ方はひとそれぞれですね・・・
上に挙げたもの、実は僕も感じていました。いや感じています。
解決方法はやはり、ひとつひとつ理解し実践することかと・・・
なので、ゆっくりおつきあいお願いします。
さて、今回のテーマは「血圧」です。
当たり前のことからコツコツと・・・
血圧は、血液が血管を通る際に血管壁にかかる圧力です。
収縮期血圧は、心臓が収縮した際の血圧で、拡張期血圧は心臓が拡張した際の血圧です。字のままです。
本来は水銀血圧計を用いて測定するのが正確かと思いますが、安全上、電子血圧計が普及したそうです。(これも当たり前か・・・)
ただ不整脈がみられる方は、水銀血圧計が有効かと思います。
電子血圧計でエラーばかり・・・
「なんでだろ?」と思っていると、VT(心室頻拍)が!!
っということも・・・(汗)
とりみだしました。
復習ですが、収縮期血圧140mmHg以上または、拡張期血圧90mmHg以上で高血圧と日本高血圧学会さんの「高血圧治療ガイドライン」では定義してあります。
皆様も、この数字は気にされていると思います。
その他、安静時血圧からの変化や中止基準などなど注意すること多しです。
では各療法を行う上で、いつ血圧計りますか?
治療前後?
もちろん患者様の状態や、必要性にもよるのでコレという答えはありませんが・・・
内科疾患を罹患されている患者様、既往のある患者様、
安全を配慮した上で運動中に計測してみてください。
運動の最中です。モナカではありません。
驚くほど上昇していることがあります。
運動負荷適正ですか?休憩のタイミングその方に合っていますか?
血圧がすべてではありませんが、リスク管理の一つの参考にしていただければと思います。
ここで明日から使える簡単式をご紹介します。
◆収縮期血圧-拡張期血圧=脈圧
脈圧:正常値40~60mmHgと言われております。
心臓の一回拍出量が低下すると脈圧も小さくなります。
◆脈圧/収縮期血圧
25%以下は注意を要します。
※脈圧が小さくなる原因は他にもありますので、定期的にチェックし、他の評価と総合的に考察しましょう。
メモのついでに使ってみてください。
ということで今日は血圧という観点からお送りしました。
まだまだお伝えできてない部分も多々ありますが・・・
運動中の内科的リスク管理もお忘れなく!!
それでは失礼いたします。
長文お読みいただきありがとうございます。
よろしければポチっとお願いします。
健康と医療 ブログランキングへ
【 ご意見・ご質問について 】
「 みえリハビリテーション研究会 」が配信するブログでは、みなさんからのご意見・ご質問を受け付けています。
メールアドレス miereha.2013@gmail.com
HPアドレス http://posoutputs.wix.com/miereha
なお、どのメンバーへのご意見・ご質問かを添えて送信していただきますよう、よろしくお願いいたします。
【 ご案内 】
「 みえリハビリテーション研究会 」 では、『 みえリハPT、STのブログ 』 以外に『 みえリハOTのブログ 』 も配信しています。
http://s.ameblo.jp/ot-outputs/
ぜひご覧ください。