みえリハビリテーション研究会、火曜日担当、「究極の身体を目指すPT青木」です。
プロ野球のヤクルトスワローズのバレンティン選手のホームラン数が気になりますね。
ボールをギリギリまで引きつけてドンッ!軽々と外野スタンドへ!ボールを飛ばす能力はまさに究極ですね(ノ゚ο゚)ノ
本題に入ります。
立つときにおける正しい足裏の位置って知っていますか?

今回は治療技術を上げるための体の使い方、『立位編~足裏~』です!
人間は両足で立つ場合、足裏は絶対に「中心」になります。
なぜなら地球という物体と身体という二つの物体を取り囲んでいるのが足裏ですから、ここが「中心」にならないということはありません。
では、実際、足裏のどこが中心になるのかというと、
高岡英夫先生の理論でいう脛骨の直下です。
脛骨は体重を支え、反対に地球から効力をもらう代表的な骨なのでその真下が力学的関係を結ぶ「中心」であるはずです。
図で表すと

実際の足裏のポイントはというと

脛骨の下に距骨があり、その真下の脛骨直下点が足裏の中心「ウナ」と呼ばれる場所です。
ここに重心線が落ちたとき、一番力を使わずに立つことができるように人間の身体は作られています。前々回でも説明させてもらった「骨で立つ」という立ち方ができる位置です。
ところで皆さんは足の使い方として半ば定説となっている「拇指球に力を入れて」という指導を聞いたことがありませんか?
また拇指球が足のポイントだと「足の指で地面を掴むように」としばしば教えられたと思います。
大半の人が今回お伝えした足裏のポイントではなく、思っている以上につま先側に体重が乗っているのではないでしょうか?
僕も実際に、学生時代、特にスポーツをしているときに教えられました。
つま先、拇指球に乗せるといいとの考え方で、今まで、運動・生活してきました。
しかし、楽に立てるかというとそうではありませんでした。
この理論を知ってから、実際に自分の立っている姿勢を見てみると、自分が思っている以上に前方(つま先)にあることに気づきました。
では正しいポジションの踵の方に重心を乗せてみると、後方にふらつき、立つことができませんでした。
それだけ前方(つま先)で立っていた証拠ですね。
自分の感覚とのズレが生じていたのです。
私は間違いに気付き、日々トレーニングしていくことで、
安定して立てる、
楽に立てる、
踵が長くなった
と実感することができました。
つま先、拇指球に体重が乗りすぎると外反母趾、扁平足の原因もなりますから気を付けてくださいね。
しかし、私はつま先荷重の影響が残っている影響か、まだまだ扁平足が強いです。
今日も鍛錬して、ウナで地面をとらえていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
みえリハ研究会 青木
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