映画「女が階段を上る時」 at 長瀬記念ホールOZU | PRYCE16写真日記

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いつもの「そば処中山道」。の冷やしたぬき蕎麦大盛ねぎ多目。京橋に用事があったので、大宮から湘南新宿ラインで横浜まで行き、京津東北線で浜松町へ。同じ駅を2度通っていないので問題ない筈だが、鶴見〜横浜間を往復しているので怪しい。
 

 

東京方面へ向かう際に大森駅手前に見えるC57。その昔は通勤時に毎日拝んでいた。ピカピカであるだけでなく、1日2回、動輪が動く。通過時は15:18頃なので稼働直後だったようだ。

 

 

変わりつつある浜松町界隈。既に世界貿易センタービルの姿は皆無。

 

 

浜松町の空中通路を歩く。ビルの5階程の高さがある為、結構怖い。駅入口は地上にあるため、乗り換えは結構不便。
 

 

昔よく訪れた劇場は、色は同じだか変わり果てていた。昔は自分の家の庭のように出入りしていたのだが、今は何処が入口なのかも判らなくなってしまった。

 

 

その劇場からの帰りに必ず立ち寄っていた竹芝桟橋へ。見慣れた風景だが、勝鬨橋の手前に橋(築地大橋)が出来た為、見えなくなってしまった。

 

 

遠くから何やらデカいものがやって来る。さるびあ丸だかかめりあ丸だろう。

 

 

…と思っていたらおがさわら丸だった。さるびあ丸(Ⅱ)に比べて全長で1.25倍、総トン数で2.2倍なので、目で見ても明らかに大きい。遠目で見ていた時もなんだか大きく感じられた。

 

 

蒸気船程ではないもののかなりの爆煙。

 

 

おがさわら丸にはその昔乗った事がある為、灌漑深い。但し現行の3代目ではなく、その前の前の初代船なので、大きさはかめりあ丸Ⅱとさるびあ丸の中間位のだったようだ。

 

 

数本のワイヤーで巧みに操作する独特のクレーンによってコンテナが次々と降ろされる。しかしその場で開墾積み替えが行われる為、非常に狭い場所にコンテナを下さなければならず、ガシガシ当たりまくっていた。搭載されているダンプカーはどのように下すのかが非常に興味深かったが、ついに降ろさず。このクレーンでは流石に無理で、大型のもので陸から吊るすのだろう。

 

 

出航。この付近は狭い為、やや沖で方向転換を行う。日の出桟橋からは東京観光汽船の竜馬が出航。その背後から何やらジェットフォイルがやってくる。こんな入り組んだ場所及び状況にもかかわらず翼走状態で目の前までやって来た。

 

 

この「結」は25年振りの新造船。特殊装備であるウォータージェット部の製造ロット数が10基(5隻分)な為、予備部品が使用された。建造費は橘丸(かめりあ丸の後継船)と同じ51億円。
 

 

迫力のエンジン始動シーン。発電用エンジンの音が一瞬高まるのが目印。客下ろし中はジェットエンジン(正確にはターボシャフトエンジン)を停止し、発電用?補助エンジンのみとなる為、通常の船のような音になるが、エンジン再始動時の音はジェット機そのもの(爆音注意)。是非イヤホンを使用して大音量で聴いてほしい。

 

 

結の出航後、トイレから出てきた所再び甲高いジェット音がしたので再び桟橋へ行くと、今度はぴんく色の「愛」が到着していた。こちらは客扱い中もジェットエンジンを止めず、排気音を先程より近い距離から堪能出来たが、始動音を聴くことは出来なかった。

 

 

エンジンはかかりっぱなしだった為、排気口から出る熱気によるかげろうに注目した動画となった。

 

 

17:45、劇団四季自由劇場。巨大ビルに挟まれ、すっかり「ちいさいおうち」状態に。

 

 

17:58、中銀カプセルタワー跡地。もう何が建っても興味がない。

 

 

18:11、すずらん通りのカラフルな看板。

 

 

18:14、三愛ドリームタワー解体現場。やはり跡地に何が建ってもあまり興味はない。

 

 

18:14、御存知和光ビル。

 

 

18:41、本日の目的地である国立映画アーカイブに到着。

 

 

本日の鑑賞演目はコレ。高峰秀子生誕100年記念上映の中でも本日3本目の「女が階段を上る時」。いくら最近映画を観るようになったからといって、何故突然コレなのかと言えば、勿論「お珠ちゃん」に勧められた(←ラジオ番組内の映画紹介コーナーで)からである。この1年程、映画館で観れる演目は全て見ているように思う(怪物、ミーガン、シック・オブ・マイセルフ等)。お珠ちゃんが当上映に来館するかもしれなかったからでは決してない(多分)。

 

 

ロビーには高峰秀子さん出演作品のポスターが張られている。その下は鏡状になっている為、カメラを構えているボクの姿がチラリと映っている。

 

 

本日の座席。結構後ろになってしまったが、シネマスコープだった為、豆粒画像という程ではなかった。本当はあと5列位前が良かったが、センター付近は結構埋まっていた。

 

 

◎あらすじ

・Wikipediaより転載(流石にちょっとシンプル過ぎる)

女が階段を上がる時、それは女が銀座の夜に花開く時。銀座のバーの雇われマダム、圭子を巡って今宵も男と女の情が入り乱れる。

 

・Filmmarksより転載

ーの雇われマダム・圭子は、最近店の売上が落ちていることに気を揉んでいた。常連の高級利権屋・美濃部が、圭子の下で働いていたユリに店を持たせ、そこは繁盛している。ある日、ユリが狂言自殺をするつもりで誤って本当に死んでしまう。

 

・Moviemakerより転載

銀座のバーで雇われマダムとして働く圭子。元部下のユリが出した店に上客をとられ、さらに同じ銀座のマダムの自殺事件に遭遇した彼女は、店を変えて新たに巻き返しを図る。だが、男たちの欲望と金の問題に翻弄される。

 

 

◎感想

初の白黒映画だったがそれが見にくいという事はなかった。ただ音声が聞き取りにくい。面白台詞で会場が沸くのをポカンとしながら見送った。

昭和35年頃の東京の魅惑の街並みが多々写るものの、解ったのは佃島からの勝鬨橋のみ。運河や橋が写るも判らず(後に三吉橋、難波橋との情報を得た)。お化け煙突は千住か?。都電の線路は写るも車両はナシ。東京駅での見送りのシーンでは「スロフ」と書かれた車両が登場ひ、14番線から出発する。

日常が淡々と続く。ヒトが多数登場するがその区別がつかず、ストーリーが追いにくい。菅井きんと塩沢トキが出でいるようなのだが区別がつかず。小松ちゃんの怒りと失意に共感。
 

 

 

21:08、終演後、少しだけ前職所縁の地をを徘徊。

 

 

東京駅から東北本線の下りホーム(東京駅から(JRの)上り列車に乗る事は出来ない)に乗るが、先に来たのと空いていそうだった為、常磐線経由の列車に乗り、小5~中1位までの遊び場だった街で乗り換え。せっかくなので少し歩く。当時のお目当てだった鉄道模型店はなくなってしまったが、回転展望レストランの建物は健在。但し他のフロアも含めて営業はしていない。

 

 

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