圏央道をひた走り、今年もこんな所にやって来た。状況を文字で説明する駄目な写真だ。だがココは写真コンテストの場所ではない。絵日記の絵が芸術である必要がないのと同様、ある程度は写真が状況を語り掛けるようなものの方が適しているのである。出来れば文字以外でそれが出来るようになりたい。
ざっと8分咲きといった所だが、場所をうまく切り取ると、満開のように見える箇所もある。
ヒトが入らない写真を撮るのは不可能な為、はやくも諦め、後は適度に入れる。
恒例の武甲山を背景にした芝桜写真。何とヒトが一人しかいない。ボクの周囲には多数のヒトがカメラを構えていたが、皆同じ事を考えていただろう。「頼むからどいてくれ~!」とw
1枚上の武甲山の写真と共にこの写真と同じ構図を、PENTAX645でも撮影。大した写真でもないのにわざわざ中判で…などと言っていると、中判など一生必要なくなってしまうので、無理して撮影。僅か15コマが昨年冬からまだ消費出来ないでいる。果たしてどの位変色するか。
ボランティアによる草取り作業が入って来た為、一般的な撮影には不向きな時間帯となってしまった。しかしボクにとっては写真は芸術ではなく記録である為、この状況でも別段困らない。
花も美しいが、それと同じ位い美しく素敵な姿なのではないか。
======== 我が家のエース達で撮り比べ?! ========
↑PENTAX K-3iii + DA*16-50mm ↓iPhone14
↑iPhone14 ↓GR3
普通に「綺麗だな」と思うのはiPhone14かなと思う。シャッターを押しただけでこの絵が出るのだからたいしたもの。だが少々眩しい。
GR3はイメージコントロールを「ポジフィルム調」にし、F2.8解放、周辺光量補正をオフにするというかなり挑戦的なセッティング。普段街中を撮る時にはイイ雰囲気になるのだが、ココではイマイチか。
やはり一番自然なPENTAXK-3iii(の写真)がボクの好みだ。
9:33、人が多くなって来たのでそろそろ退散。
道の駅あらかわに併設(?)の蕎麦店、あづまや園へ。10数年ぶり3度目位か。
↑GR3 ↓iPhone14 どっちが美味しそう?
一口目は何もつけずに食べるよう指示される程のこだわり。シンプルタイプ。
屋外に展示されていた石臼。屋内には稼働中のものも見える所に置かれていた。臼が1周する度に大匙1杯程度のそば粉が出て来る。単調な動作だが見ていて飽きなかった。
店舗全景。庭にはオープンスペースもあるのだが、まだ少し寒い。
その後、大滝方面へ。新トンネルが姿を見せていた。
反対側。道の駅の少し先(旧バイク弁当屋の裏)に出る為、道の駅の集客が心配。完成しても吾野トンネル同様に使用せず、わざわざ旧道を通る事になるのだろう。
大滝から奥秩父もみじ湖方面へ抜ける。湖の右岸を通りたかったのだが、通行止。やむな雷電廿六木橋を通る。
その途中にある駐車場からループ橋の写真を撮ろうとしたものの、あまりに巨大な為、iPhone14の超広角カメラを使用しても全貌を写せず。この橋はそれ程に巨大なのである。
最後の切り札、パノラマ撮影のお世話になった所、一応はどうにか、ループ橋である事を表現出来た。本当にiPhone様々である。しかし右岸の道から撮れば、28mmでも2枚の繋ぎ合わせ(前例あり)、15mmなら1枚に収まるつもりだっただけに、今回の通行止は残念だった。
その後、贄川宿を通り、かかし群を堪能。
かかしの数と住人の数とどちらが多いのかという程の数だった。
58.80 16.7