地元雪景色撮影 | PRYCE16写真日記

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このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

都心で久しぶりに警報級(という言葉が安易に使用されているように思うが)の大雪になるというので、絶滅種の雪化粧を狙って出撃。無難にいつもの陸橋の上から撮影したが、この8685列車が通る頃にはまだ雪の勢いは強くなく、あまり面白いものにはならなかった。77mm相当を使用したが、石油列車は全長が短い為、もうすこし望遠が良い。トリミングして計算してみると、いつもはコンテナ車やカシオペアでは使用出来ない85mmが丁度良いようだった。

 

 

本日の撮影機材は、我が家で唯一の高画質防滴機であるいつものPENTAX K-3mkIIと、DA16-50mm(SDM)である。10分程でやって来たものの、既にずぶ濡れである。GR3や社機がこんなに濡れたらその場で絶命する事だろう。

 

 

せっかくなので第1ワシクリに移動。誰もいないのでのんびり適当に撮る。上り8072列車。

 

 

下り4091列車。雪の時はこの位無駄に背景を入れると良い事を以前の雪の撮影で得ていた。

 

 

第2の目的であった鮫牽引の4093列車では引き付けすぎて失敗。せめてパンタグラフすれすれまで仰角を下げられれば良かった。

 

 

車はこんな位置に停めていた。どうせ芸術写真を撮る訳ではないのだから2ショットにでもすれば良いのだが、ボンネットが切れたりとか機関車を引き付けられなかったりといった中途半端な事になりそうだったので避けた。結果正解だった。

 

 

===== ↑K-3mkⅢ  ↓WG-30W =====

 

 

 

帰宅後、雪中散歩へと出かける。いつもの街が新鮮に見える。この状況なのでGR3は使用出来ず、スキー用に購入したもののほとんど使用の機会のないWG-30Wを持ち出す。1/20sec、F3.5、ISO1600。

 

 

1/15sec、F3.5、ISO1600。戦後まもない頃の路地裏のように薄暗い。

 

 

1/8sec、F3.5、ISO1600。感度は1600が上限。絞りは(28mm相当では)F3.5が解放な為、後はシャッター速度が遅くなるばかりだが、あまり遅くも出来ないとなると、その後は画面が暗くなるというメカニズムなようだ。

 

 

1/15sec(他のパラメーターは同じ)。ポツンと商店の明かりが眩しい。

 

 

WG-30Wには徳川家康方式の手振れ補正(ブレるならブレなくなるまで待とうホトトギス的な)が入っている為、暗中の電車の写真を撮るのは困難で、列車の顔面が半分はみ出たものを連発した。なのでかなり手前からシャッターを押す必要があった。1/20sec。

 

 

1/20sec。あまりに暗い。せめて1/8位までシャッター速度を下げて欲しいが、これは1枚上の電車写真で露出補正を-0.7EVにしたまま戻し忘れていた事によるようだ。

 

 

こちらは構え方が良かったのか、ほぼタイムラグナシで写った為、こんなに手前。1/10。

 

 

階段はさして怖くはないが、もしスロープだけだったら歩行は極めて困難だろう。1/30sec。

 

 

水銀灯照明の緑色が美しい。これを汚いとするかどうかは考え方次第。1/20sec。

 

 

GR3で目が肥えているので残念な画質だが、無いよりマシだ→iPhone14で撮れば良かったか!
 

画像転送機能はほとんど役に立たない為、SDカードをGR3に差して転送するという裏技を使用。これは(転送速度のあまりに遅い)K-1でも有効。

 

 

=====  ↑WG-30W  ↓K-3mkⅢ =====

 

 

雪深くなってきたので、食後にもう一度出発。今度は最新一眼レフを持ち出したのだが、WG-30Wと比べて写りは良くなったか??!1/40、F2.8、ISO4000。
 

 

P社が誇るTAV優先モードで、1/30、F2.8で、感度を自動で決定してもらった。Mモードで感度を自動にすれば同じような事が出来るが、メーカーによっては自動感度に対して露出補正が働かなかったりする。また頑固で古風な人生と写真の先輩方から「マニュアルなのに何で感度をオートにするんだ!マニュアルの意味がないじゃないかこのバカモノめが!」等と怒られたりするので注意が必要だ。ISO10000。

 

 

いよいよ路面が見えなくなってきた。背後からの車の光で感度は2500と低感度(?)に。

 

 

暗中電車撮影。コチラの手振れ補正は豊臣秀吉方式(ブレるなら止めてみせよう的な)なので、タイミングは特にずれない(但しブレを止めきれない事はあるかもしれない)。では織田信長方式の手振れ補正とはどんなものだろうか?手振れ補正のないカメラを手放す事か??(補正ではなく手振れ対策だが)。ISO40000。

 

 

かつてはわざわざ時間を合わせて乗車していた無料特急(但し向きは逆)。ダイヤが乱れていたのか、下り列車を2本見送っていた。ISO1600。

 

 

駅前商店街。街灯が煌々とかがやいている所では比較的低感度。ISO2500。

 

 

駅までのメインストレートとて路面が見えなくなってきた。ISO3200。

 

 

電球色LEDとも違う独特の温かい光がWB固定(昼光色)だと綺麗に再現される。ISO3200。

 

 

水銀灯照明により、やはり緑の美しい世界になる。ISO10000。

 

 

ISO10000。カメラはずぶ濡れ状態だが、水をぶっかけたり水没させたのでなければ心配ない。しかし帰宅後レンズ内が見事に結露し、蒼白になった。PLMが少しだけ頭の中をよぎった。
 

 

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