新宮棚ラジオ(?)を準備の上、旧ラジオの修理?! | PRYCE16写真日記

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このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

宮棚(ベッドのこの部分をそう言うらしい)に置かれたカーオーディオ。先の東北地方太平洋沖地震の時、夜が怖くてラジオを聴きながら寝るようになったのが発端。その時は宮棚の上にラジカセを置いていたが、その後夜のラジオ聴取が日常化した為、我が家に有り余っていたカーオーディオの中から、待機電力(ACC線をつないだままにし、本体の電源スイッチでOFFにした場合)が最も小さいものを選択。

 

 

LCD部分の照明が消えてしまい、周波数が読めなくなってしまった。購入から30数年。車に搭載したのは3年程だが、宮棚ラジオとしては10年近くも毎日使用していたので、電球切れもやむなしだ。

 

 

そこで白羽の矢が立ったのが、近所のゴミ捨て場に捨てられていたホンダ純正オーディオ。雨に打たれていた可能性があったので、バラシて天日干ししたものの、電源コネクターがなかった事から組み立て後に放置していた。コネクターは1800円と高額。反対側は数百円で買えるのだから需要量の差だろう。

 

 

基板のみの状態にし(背面部の分解が大変だった)、+B、ACC、左右のスピーカーという必要最小の線を取り出す。

 

 

線材の取り出しの為の穴は、おそらく使用する事のないであろうチェンジャー用のコネクターを外す事により確保。コネクターは保存してあるので(おそらくないと思うが)必要になった時には元に戻せる。車でもそうだが、ノーマルに戻せる改造がスマートなのではないかと思う。

 

 

ヒートシンク取り付け。ヒートシンク自体は簡単に外れるが、その背後の板金を外さないとコネクターが外せなく、その板金外しが苦労した。勿論コネクターを壊して取れば良かったのだが、それは(どうしても駄目な時以外は)避けたかった。

 

 

純正オーディオなのに、なんとMDがついている。MDメカはユニット式になっており、がぱっとはめるだけ。但しフロント板金を取り付けた後にはめる必要があるので、この組み方は間違い。後でやり直した。

 

 

ビートの純正オーディオをいじくりまわしていた時に使用した皿うどんスピーカーでテスト。ちゃんとラジオが聴こえた以外にも、まさかのMDも普通に動作した。だがMDLPは使えない為、実用性はあまり高くない。

 

 

新しい宮棚ラジオが稼働したところで、いよいよこちらにとりかかる。KENWOOD KRC-404。初めて買った車にはカーオーディオが付属しているとの事だったがラジオしかついていなかった。購入時に確認したにもかかわらず、納車時も変わらない押しボタン式のラジオのままだった(今となってはそれも貴重だが)為、やむなく別途購入したもの。スピーカーと合わせて6万位だったと思うが、貧乏学生には痛い出費だった。

 

 

30余年の間に蓄積された大量の埃。それを人間ブロワーでクラクラしそうになりながら吹き飛ばす。それにしてもものすごい詰込みメカと配線。壊すの前提でなければ分解したくない。

 

 

フロントパネルを外した所。他の多くはLEDが使用されているのに、LCD(及び左側のボリューム付近)はムギ珠が使われている。このムギ珠交換がものすごく面倒なのである。

 

 

とりあえず青色LEDを10コ買ってきて交換してみた。LED電源は8V弱で、390Ωが使用されており、15mA程度だったが、青色化により13mA程度に下がった。なのに暴力的な位にまぶしい。実際に試してみないと判らないが、470Ωか560Ωにする事により、今よりは少しマシになるのではないか。

 

 

右端のTUNEスイッチ部についていたLEDから線をひっぱってきてLCDに当ててみると、まあまあイイ感じになった。それにしてもネガポジ反転LCDは格好は良いものの非常に見にくく、照明がないとまたtく見えなくなる。すたれてしまった理由がうかがえる。

 

 

元々電球だった箇所は+B直結なので別途抵抗が必要(しかしそれも560Ω位でよさそう)なのと、LEDの個数が足りなかったので▲▼キーは未施行。このままでも実用上問題はないが、完璧な作業をしたくもある。どうすべきか?!

 

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