板鼻館と碓氷鉄道文化村 | PRYCE16写真日記

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中山道板鼻宿「板鼻館」。以前から何度も店の前を通っていたが、やっと訪れる事が出来た。

 

 

ココの名物は、自分で作るタルタルソース。かつ丼が到着するまでの間に玉子をすりつぶしておく。だが名物はそれだけでなく、店内にも数々の趣向がこらしてあり、待ち時間もまったく飽きる事がない。

 

 

↑GR3 ↓iPhone14 どっちが美味しそう?

かつ丼だけでもおいしいが、タルタルソースとの組み合わせはまた格別。しかも自分で苦労したものとなるとひとしおだ。タルタルソースは量が少々多く、(コレステロールの高いヒトには)体に悪そうだなと思ったのだが、後半はやや足りない位だった。

 

 

それからやって来たのはこんな所。相変わらずEF63のブロワー音が響き渡っている。

 

 

こちらは車庫内保存。運転席にも入る事が出来るが、無造作に置かれいる研修用の治工具を見るのもまた楽しい。他にはEF62と、運転シミュレーター用のEF63が収蔵されている。

 

 

やはりいつ見ても圧巻な、EF63の長野方のすさまじい装備。機関車(EF63同士やEF62)や、横軽対応電車(169系、189系、489系)との協調用以外にも、115系、165系、キハ57、そしてキハ82に対応している事が表記からうかがい知る事が出来る。

 

 

以前はボロボロだった189系は綺麗になっていた。隣は動体保存EF63の基地となっている。

 

 

かつてのお座敷列車が無残な姿を晒していた。

 

 

EF30もボロボロだ。しかし窓ガラスが割れているというのは一体とういう事か。

 

 

こちらのEF70も無残な眼帯姿を晒している。管理された敷地内でまさかの投石行為か。それともHゴムの劣化による自然脱落か?

 

 

つい先日まで、C57の代走でDLばんえつ物語号を牽引していたDD53(の同型機)も、変な所のガラスが割られている。DF200が登場するまでは幻影の彼方だった箱型DLだが、中身はDD51。あのDD54とは似て非なるものである。

 

 

EF58も無残な姿を晒している。旧型電機の主幹制御機の表記等をじっくり見るつもりだったのだが、以前とは異なり運転席に入れなくなっていた。

 

 

御存知EF80。常磐線になじみのあった身としては、最もよく見かけた機関車だった。綺麗に塗装されたものが適度にやれてきており、当時感が高まっている。

 

 

2次型にのみ使用されているという引張力伝達用棒。

 

 

ナメクジ型D51。給水加熱器が煙突直後に縦置きされており、蒸気溜めと砂箱を含めて一体型のケースで覆われているのが特徴。後に重量バランス改善の為に煙突前に横置きにされた。

 

 

綺麗なのか手入れ不足なのかよく判らないロッド類。ペンキで塗り固められないだけマシか?

 

 

戦前の大型電機EF53。昭和7年製なので、D51よりも車齢が高い。先輪付の長くて重圧な台車が魅惑。乗降口が前にあり、長いデッキ経由で乗降する。出力はEF65の半分強。旅客用に高速のギア比が設定されていた。

 

 

こちらはEF53を改造したセノハチ補機用のEF59。この虎柄の警戒色が描かれている下り方は、塗装以外の目立った特徴はなく、総括制御用のジャンパ栓と釣合い管、元空気溜管が装備されている位である。

 

 

一方のこの上り方はというと、前述の装備に加えて、空気管付きの密着自動連結器に電気連結機。及び走行中開放用の自動解錠装置がとりつけられ、非常にいかめしい姿となっている。

 

 

キハ35のステンレス車。EF81 300番台(の一部)同様に普通色に塗られている。銀色姿で編成を組み、颯爽と走る姿をみてみたかった。

 

 

EF65のように見えるが、EF60。やはりこの塗装にすると途端に恰好良くなる。ヘッドライトケースがEF58や80系電車に比べるとイモっぽい。また側面を見るとEF65(後ろに繋がっている)との差は歴然。

 

 

そのEF65は顔面が真っ黒になってしまった。この時14:45だったが、あとせめて1時間待ちたい所だった。特急色なのだが、ブルートレイン牽引機にはとても見えない。というのも…

 

 

貨物機特有のこのいかめしい連結器周りが原因だ。重連用のジャンパ栓とつり合い管(赤)、10000系貨車用の元空気溜管(白)、CLE電気指令用ジャンパー栓、空気管付き密着自動連結器と、そこへ空気を送るホースが外部に露出しているという、これでもかという位のてんこ盛り。EF65 1000番台やEF64には密自はなく、EF66は重連を行わないし、密自用の空気管はスカートの内側に隠れている。という訳でややこしさNo.1となっている(←EF63以外では)。

 

 

旧横川運転区の詰所をそのまま使用した鉄道資料館。非公開箇所も多く、そこが興味深い。

 

 

鉄道ジオラマは信越線にゆかりの車両が多い。眼鏡橋付近も新旧線共に再現されている。

 

 

名物のEF63運転体験用の車両。講習は終わり、車掌車を所定の位置に押し込んだ後、基地へと戻って行った。電圧が下げられているとはいえ、本物の電気機関車が動くところを間近で観れるし、何ならば運転する事も出来るのだからすごい事だ。

 

 

本日の使用車両。この先、碓氷峠は崖崩れにより通行止めだが、眼鏡橋までは行くことが出来る。しかし急な下り坂はこの車には大敵なので、大人しく帰路へ就く。

 

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