青春18きっぷを利用し、7時間かけて普通列車でやって来たのはこんな場所だ。野球が観たいが金がないからという訳ではなく、新生常磐線を走破したかったというのが主目的である。では仙台で何をしようかと考えた時にふと、仙台と言えば仙台貨物ターミナル駅…の横に球場があるではないかという事で、ライオンズ戦にうまく当たるように日程を調整したという次第だ。
新幹線の駅から歩いても来れるという好立地。西武球場は(新秋津から先が)とにかく遠い。東北初のプロ野球々団という事もあってか、街全体が応援しているかのような勢いが感じられる。クリムゾンレッドに染まる駅前からの道の行きつく先は、更なるクリムゾンレッドに染まった空間だった。敵チームながら妙にわくわくしてしまう位なので、イーグルズファンにとっては尚更の事だろう。
人生初のビジター応援席(以前敵チームのビジター席に座った事はあるが)。都心から離れているせいだからか平日だからかは不明だが、ガラガラだ。しかし本当のビジター応援席は青い服に彩られた部分のわずか2ブロックのみ。そう考えると結構密集度が高い。
本日の視界はこんな感じ。手すりが少々邪魔だが、ネットがないので爽快だ。
横を向けば私設応援団の姿。
本日の使用機材はこちら。いつものPENTAX K-3Ⅲ。レンズは流石に150-450mmを持参する元気はなかったので、この便利ズームとも言える80-320mmを使用。ジャンクで1000円だったが、よく映る事は事前確認済。
18:06、1回表。レフトヒットで出塁した源田が走る(しかしアウト)。
18:08、蛭間のレフトヒット。しかし渡部のキャッチャーファウルフライで3アウト。
18:15、2回表。中村。ライオンズの攻撃時には笛の合図と共に立ち上がるものの、声を出しての応援はせずにカメラを構えるという変な奴になった。そんな応援の方法もあるだろう(←本当か?)。
19:00、4回裏終了時。応援旗が目の前で振られる。
19:20、5回裏、2アウト1塁からのブランコのホームランの瞬間…のかなり直後。2-0に。
スタンドは大喜び。しかし残念ながらあの方の姿はないように思える。
19:36、6回表、ノーアウト12塁の大チャンスでの佐藤龍世のバント。しかし失敗。1アウト(本人は無事)。しかしその後、蛭間のショートゴロによるダブルプレーで3アウト。
19:44、6回裏。小深田のセンターフライ。
19:50、ライオンズラッキー7。球場内に「吠えろライオンズ」が流れる。しかしレオもライナも、ブルーレジェンズも出てこない。西武球場での試合の時には、ビジターのマスコットもパフォーマーも少なからずは来てたというのに。これは西武(の資金不足)だからなのか、楽天(及びその他のIT系球団は活動資金が潤沢)だからなのか。それとも平日だからなのか?
20:00、7回表。ノーアウト12塁からの外崎のレフトフライ。2塁ランナー渡部は3塁へ。その後愛斗の犠牲フライにより1点を返し2-1に。
20:11、2アウト1塁で代打栗山。しかし豪快な空振り三振に終わる。120mm相当。随分広角に見える。
20:21、8回表。ノーアウト岸。球とバットが非常に近いが、こういう状況が数球続き、三振。
20:27、源田三振後の佐藤龍世もピッチャーゴロで3アウト。
20:41、9回表。中村のサードゴロにより1塁ランナー蛭間がアウトに。
だが一塁は何とセーフ!。これに対してリクエスト権が行使され、お弁当箱タイムとなる。
一塁手の足が一瞬浮いていた事が映像でも見受けられた事もあってか、判定通りセーフ。
20:44、ランナー山野辺先生に交代。
20:46、直後に盗塁を企てるがセーフ。これに対してまたお弁当箱の要求がなされた。
20:49、結果はやはり覆らず。
20:53、外崎がフォアボールで1、2塁となり一発逆転のチャンスでの愛斗。しかし3塁ゴロとなり、試合終了…
負け試合の時には、暗めに撮影。試合には負けたが、素敵な球場という感想だけは残った。
本日の宿。駅からは微妙な近さ(600m位)。だが球場から駅までも微妙な遠さ(1.5km位)だったので、合計すると結構な距離になってしんどかった。
体に悪そうなおつまみのようなものが本日の夕食兼おつまみ。おにぎりは明日の朝食用。
XX.X XX.X