青春18きっぷでゆく東北旅行?!。1日目(家→仙台) | PRYCE16写真日記

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このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

8;29、土浦行きの常磐線普通列車。乗車した柏駅で飛び乗った為撮影出来ず、次駅の我孫子駅で通過待ち中に撮影。運転手さんに「(前面窓が)きったなくてごめんねぇ~」と声をかけていただいたので、青春18きっぷで仙台まで行く旨を告げる。序盤から楽しいひと時を過ごさせてもらった。

 

 

 

9:11、土浦発水戸行き。乗り換え時間は僅か5分しかない為、駅蕎麦店には寄れず。

 

 

10:03、水戸発いわき行き。やはり乗換時間は4分程しかない。しかし乗換時間がヘタに20~30分あるのに比べたらマシかもしれない。

 

 

11:23、泉駅。「安中貨物」とはすれ違う事がない事を確認していたので油断していたが、当駅でまさかの出発準備中だった。

 

 

11:44、いわき駅。乗り継ぎに30分程あるので途中下車し、駅周辺を散策。

 

 

11:46、最適と思われる蕎麦店が目の前に現れたものの、残念ながら定休日。

 

 

いわき駅構内。かつて通勤に使用していたヨ501系が健在。水戸線での運用が終了し、土浦~いわきという交流区間に閉じ込められている。交直流通勤電車という常磐線ならではの特殊事情により生まれた故に常磐線以外での用途のない悲劇の車両だが、幸いにもまだ廃車は発生していない模様。かつてはソラシドレミファソラ~♪と歌っていた。

 

 

12:07、いわき発原ノ町行き。先程乗った編成がそのまま使用される。

 

 

12:57、富岡駅。駅前には広大な空き地と、はるか彼方に防潮堤が見える。

 

 

13:08、大野駅を過ぎたあたり。遠くに何やらが見える

 

 

福島第一原発に2.7kmまで近づいた。2011年にはフェリーで45km迄、2015年には常磐道で6km迄近づき、都度ビビッていたが、それは今回も同じ。

 

 

13:12、ニュースでよく耳にする町の名前と同名の駅。隣の大熊町にある大野駅、その隣の夜の森駅と共に、常磐線内では一番最後に復旧した箇所。駅周辺は津波こそ来なかったが、原発からわずか5km程という事で長らく避難指示が出ており、ゴーストタウンと化していたが、近年はそれらの建物の解体作業が進み、更地が増えている。

 

 

13:16、同じくよくする町の名前と同名の駅は、全通より3年前に復旧している。

 

 

13:41、原ノ町到着。

 

 

次の列車まで少しだが時間があったので、駅前の蕎麦店に大急ぎで駆け込む。

 

 

↑GR3 ↓iPhone14 どっちが美味しそう?

味がよく判らなくなってしまうのと時間がないのとで、素蕎麦。しかも普通盛り。駅蕎麦風。

 

 

大急ぎで駅まで戻って来た。ココから相馬駅までは被害が少なかった為か、2011年末には復旧している。どちらも他のJR線との接続がなく、孤立運行だった。

 

 

14:00、ココまで4本の列車ずっとヨ531系だったが、やっと違う車両に乗る事が出来る。しかも首都圏では見られない交流専用電車のヨ721系。やっと地方にやって来たという気になる。

 

 

14:21、やはりよく名前を聴く相馬駅。先頭2両の701系は何故か側面窓が非常に汚い。

 

 

14:38、突然綺麗な高架区間になった。時刻から逆算すると坂本駅付近。どうやらかつてED75牽引のコンテナ貨物列車が流された付近のようだ。新地~浜吉田間は内陸部へ移設され、2016年末に再開された。
 

 

14:51、垣理駅付近。路盤上がまるで腐海のようになっている。

 

 

15:02、岩沼で東北本線に合流。途端に線路が良くなる。583系の「みちのく」や、EF80牽引の「ゆうづる」は本当に常磐線経由で走っていたのだろうかといった疑問が沸く。乗ってみたかったが今や夢物語。しかし幸いにも特急ひたちならば今でも走っているではないか!

 

 

15:24、ほぼ7時間(←JR区間は)かけてやっと仙台着!。ちなみに新幹線やひたちを使用した際の時間と運賃を比較すると以下の通りとなる。

 

 新幹線 1時間6分 10350円(大宮発、仙台まで無停車タイプ)

 ひたち 4時間1分  8620円(一日3本しかない 休日はない)

 普通  6時間58分 5720円(青春18きっぷならば2410円)

 

イイ旅行が出来た。

 

 

駅前には巨大なヨドバシカメラ。仙台まで来た感がまるでない。30年位前に訪れた時にもヨドバシカメラはあったが、ほったて小屋のような規模だったというのに随分と進歩した。その時の駅前の印象はまるで越谷駅前のようというものだったが、それは今回もあまり変わらなかった。

 

 

仙石線は2000年頃に地下化されたので、以前訪れた時にはまだ地上を走っていた。新幹線も停車する巨大駅の駅前広場の横に突如、まるで世田谷線かといったような感じで武骨な別ホームがあったのを何となく覚えているような覚えていないような状態。その地上線の跡を、古地図を頼りに辿ってみた。この緩いカーブがいかにもな感じだが、同様のカーブはすぐ隣にもある。果たしてどちらが本物だろうか。

 

 

榴ヶ岡駅跡付近。ココから先は、またもや例によって緩いカーブを描いた駐車場が続いているのだが、そこの跡はたどらず、直進。

 

 

行き着いたのはこんな場所だ!(笑)

 

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