超久々てっぱく?! | PRYCE16写真日記

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12:02、先週末から再開したこんな場所へ、今年の1月以来、久々にやって来た。D51の前付近には、入場を待つ人々が並ぶ場所となっていた為、今回はコチラ側から入館する。

 

 

検温やらアルコール消毒を済ませて入館した直後、まず最初に一直線に訪れたのがココ。3軸のTR73台車だ。先日の謎の旧々型客車が履いていた同じく3軸台車であるTR75とは明らかに形状が異なる。

 

 

と思ったら、パネル展示にはTR73ではなく、TR72の再販モデル(?)であるTR74の写真が載っていた。先日見たTR75は、TR72のバネ違いモデルなので形状は同じである。いきなりこんな所に食いつくのも、以前突然に現物を目の当たりにしたからにほかならない。

 

 

そしてもう1つのお目当てがコレだ。番号版とヘッドマークのみ実物であるC62の実物大パネル。ゆうづる

は上野から青森まで常磐線経由で走る夜行特急だ。

 

 

こんな企画展をやっていた。本当は常磐線全線再開通と同時に開催される予定だったのだが、その直前に新型コロナの影響で、博物館自体が休館に追い込まれてしまった。それから3カ月を経て、やっと訪れる事が出来た。先の地震が引き起こした残念な運休の事もあるが、それ以前から常磐線に縁の深い地に住んでいる事もあり(常磐線沿線に住んでいる訳ではない)、同線には昔から興味があった。企画展内は撮影禁止な為、詳細をレポートする事は出来ないが(←おまえがする必要もないが)、素晴らしい内容だった。かなりじっくり見たつもりだったが、それでもまだまだ見たりない。近々また訪れたい所だ。

 

 

再開はしたものの、まだまだフル稼働には程遠い。名物であるHOゲージの走行もなく、各種シミュレーターも動いていないばかりか、触れる事の出来る展示も撤去されてしまっていた。もっともこのモールス通信用の電鍵展示は、ハイモンドの普通に売られている(いた?)ものだし、発信機が付いていないのでただガタガタするだけのしょうもない展示だが(笑)。

 

 

碓氷峠のラックレールや、実物さながらの自動連結器の小型模型も撤去されている。

 

 

初期のマルスの操作部。中央にまるでオシロスコープのような方眼入り丸ブラウン管が設置されていて、水平垂直の振幅と位置がそれぞれ設定出来る所など、まさにオシロスコープやXYスコープだ。これで一体何を表示していたのだろうか。昭和35年製なので既にTV普及後。とはいえファミコンよりもはるかに劣る当時のコンピューターがCRTに文字を表示出来たとは到底思えない。なのでリサージュ図形のような回線モニター的なものであったのではないかと思われる。

 

 

いつもの0系ルーム。自分のマスクでホワイトバランスをマニュアル調整して撮影してみたが、イマイチ。

CBLレンズが欲しくなる。

 

 

まるで車内で殺人事件でもあったかのような厳戒態勢。

 

 

どちらが本物か判らなくなりそうな精巧な模型。これは何?

 

 

御存知ロクゼロも、ホワイトバランスを変えて撮ってみた。

 

 

ED75にも485系にも、常磐線にゆかりの深いヘッドマークが取り付けられていた。

 

 

EF55の前側の台車のブレーキシリンダーは横向きについている。

 

 

後ろ側は何と縦向きに搭載されている。だがEF57とEF58のような決定的な違いはないようで、レバー比も同じようだ。ブレーキロッドやイコライザーの繋がり方まで前後台車で1本1本比較してみたい所だ。

 

 

13:53、退館。1時間50分程。なかなか良い滞在時間だ。久々な事もあり、もっと見ていたかったのだが、喉が渇いてしまったもので…(笑)

 

 

てっぱくを出た後、いつも通り大宮駅まで(水分を補給しながら)歩くのだが、いつもの線路沿いではなく、旧中山道沿いを歩いてみる。古い建物があちこちに残る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ見どころはあったのだが、写真の枚数が多くなりすぎるので、てっぱく写真共に、かなりの枚数をボツにした。

 

 

いつものラジオスタジオの入っているビル。だが公開生番組の再会はまだ行われない。

 

 

大宮徘徊中は、終始ラジオの野球中継を聴きながら行った。無観客試合となる球場には、実況アナウンサーのみが出向き、メインパーソナリティーの2人はココからわずか数百mのところにある大宮駅前のスタジオで喋っている。

 

NACK5はココ数年、普通とは違う野球中継に力を注いでいる。野球に興味があるヒトは勿論、興味がないヒトでも楽しめる番組を目指しているのが手に取るように判る。しかし一昨年はそれをやり過ぎて「球場バラエティー」のような様相となってしまった。試合の様子を一向に伝えないというのは流石に苦情が殺到し、数週で中継メインに戻ったものの、スポーツ実況アナウンサーはおらず、野球好きなお笑い芸人による壮絶な実況は、それはそれで非常に熱く、聴きごたえがあった。その反省からか昨年度は、野球経験のあるお笑い芸人とスポーツ実況アナウンサー(+アシスタント)という組み合わせとなったが、これがまるで漫才を聴きながら野球を聴いているようで、非常に良かった。この数年間でボクは「野球に興味のないヒト」から「野球に割と興味のあるヒト(試合結果や順位を日々確認し、年に7~8回はユニフォームを着て球場に足を運ぶといった程度の、笑)」へと変化したが、そのどちらのヒトでも楽しむ事が出来る番組となり、番組は当初の目標を果たした。

 

せっかくひとつの完成形を見たNACK5が誇る野球中継の形態も、新型コロナの影響により、昨年と同じ事が出来なくなってしまっている。今後どうなるのかが楽しみである。それは単に野球中継の事だけでなく、サンデーライオンズを聴きながらの現地での観戦というボクの観戦態勢にも言える事だ。

 

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