ひとり平日てっぱく2018?!(第2回) | PRYCE16写真日記

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このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

11:16、最近何故か平日に仕事に行かず、フラフラしている事が多いが、決して人員整理させられ、家族に内緒で仕事に行くふりをしている訳ではない。平日にヒマが出来たら、向う候補の1つはやはりココだ。

 

 

相変われずお馴染みの定番構図だが、本当のベストポジションは左右1m程しかない。

 

 

本日のお目当てはこんな企画展示。当ブログもすっかり鉄道ブログとなりつつあるが、その8割以上が貨物列車ネタである。機関車の牽引する長大列車が好きなのだが、それが今は貨物列車しかないだけなのであるが、勿論嫌いな訳ではない。この展示室内は撮影禁止なので詳細なレポートは挙げられないが、国鉄時代の操車場映像から最近の山陰本線迂回貨物ネタまで、マニア垂涎の内容だった。

 

 

12:06、下り石油列車が、埼京線にかぶせられる。

 

 

新館3階。転轍機の切替と、信号機の切替に矛盾が生じないような機械的連動の様子を紹介する展示が、早速破壊されていた。この内容を幼稚園児や小学生に説明しようとする所に無理がある事を実証してしまった。正直な所、小学生以下には「こどもうんてんだい」のようなものを用意して、思う存分に無茶苦茶な操作をさせとけば良いのではないか。

 

 

やはり普通のヒトには理解の出来ない、3シリンダー機の弁装置。通常の2シリンダー機のクランク角は左右で90度ずらしてあり、複式機関なので車輪1回転で4回の等間隔の膨張行程となる。だが3シリンダー機の中央シリンダーの弁開閉には、クランク角120度の左右の弁装置の駆動力から機械的に合成されているのだ。そのしくみを書籍で読んだ事はあったが、それをリアルな模型で実際に目で見れるという、メカマニア垂涎の展示物なのである。にもかかわらず、矢印部のピンにガタがある為、ピン中央部分がほとんど動かず、よって中央シリンダ(緑色部)の弁装置もほとんど動かず、仕組みを理解しているヒトが見ても、よく判らない展示となっている。

 

 

だがこれは逆転機の位置も悪い。締切率が最低となるような位置に向心棒が設定されている。実車が通常走行する際の位置ではあるが、弁装置の動きは必要最小限となる。これを高負荷発進時に1秒程度しか使用しない全開位置にすると、動きが更によくわかるのだろうが、そんな事をするとただでさえ危なっかしいこのグレズリー式弁装置の模型を更に痛めてしまう事にもなりかねない。実車同様、保守維持に非常に手間がかかるようだ。

 

 

昭和40年代コーナーの映像。ココに登場するEF58が「パック」である所がマニアックだ。これらの映像は一見代わり映えのしない様子が延々と写されているように思えるが、その全ての映像に、ちょっとしたドラマが埋め込まれている。大体1~2分で1周するようになっているので、その全てを見てみるのもまた一考だ。

 

 

13:22、配6795列車が単機で北上する様子を、新館4階から。高崎線列車撮影の新たな好ポイントだ。

 

 

13:34、8099列車。35mm相当。厳密に見れば主要被写体の前を各種ケーブルが横切っているのだが、この位のサイズならば気にならない。

 

 

なるべくヒトが少ない状態を狙った。やはり車両前面に線路がない為、大きな模型が置いてあるようにしか見えない(E5系の方は本当にそうだが)。

 

 

「パック」ことEF58 89の電暖表示灯。蒸気暖房装置(SG)を積む為に車体が延び、デッキがなくなったという経緯を持つEF58からSGが降ろされるというのは一体どういう流れなのか。以前はココがうすらぼんやりと点灯していたと思ったが、現在は消灯しているようだ。それはED75 775も同様。

 

 

マイテ39 11。戦前に東海道本線を走っていた特急列車の最後尾に連結されていた一等展望車の内部。欧風の内装を持つ車両が多い中で、このマイテ39は唯一と言える純和風の内装であったものの、まるで仏壇や霊柩車のようだと気味悪がられ、戦後は予備車となっていたという。流石に内部には入れないが、最近はデッキ部分には上がれるようになったので、内部の写真をじっくりと撮影してみる。

 

 

RAWで撮影しておいたものを、シートにかけられたシーツの色を基準にして調整してみた。同じ写真とは思えない。また流石にこれ程の大変更を加えた場合、RAWでなかったら色質の低下が起きていた事だろう(←とだけ偉そうに書いておいて、自分で試そうとはしない、笑)

 

 

14:11退館。写真のタイムスタンプによると3時間半も滞在していたようだ。貨物の企画展示がおもしろかったというのもあるが、先日訪れたばかりにもかかわらず随分と長居した。やはり平日のひとりてっぱくは、贅沢で至福なひと時だ。

 

 

今日もまたナポリタン。やはりあの激辛ナポリタンは身にしみるので、またチェーン店の方で。ただし今日は500g。しかしやはり600gに挑戦する元気はない。

 

 

16:02、さいたま新都心駅に場所を移して、10分程遅れていた上り8876石油返空列車を迎える。EF65特急色の何と格好イイ事か。

 

 

黒いタンク車は1両だけで、残りは緑色の(色は)今風なものだった。

 

 

16:17、既に止まっていた8763石油列車を追い越してゆく8571石油列車。

 

 

16:22、8763列車に寄り添う6083貨物。ココまでで唯一のコンテナ貨物。

 

 

16:47、南浦和で武蔵野線ホームにあがり、貨物時刻を確認すると、今まさにやって来そうな気配。目線をスマホからあげると、丁度EF65の姿が目の前。流石に間に合わなかった。

 

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