”父親は倒れる心愛さんを再び裸で立たせ続ける!” | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。


今回はリブログです。

このニュースは移動中の車の中で知りました。

あまりにも残酷で、怒りが込み上げました。

しかし、それでも未だに「躾」だと言い張り、現実に目を背け続ける父親らしき生き物に対して、もうね、なんて言っていいやら…



有名な「ミルグラムの実験(別名「アイヒマン実験」)」に関する書籍と言えばお分かりの方もいらっしゃると思います。



一般の被験者に、問題を出題し、間違えるたびに出題者が被験者に密室にいる人に電気ショックを与える様に指示を出す。

最初に間違えた時は、弱い電流を。

しかし、間違える回数が増える毎にその電流を強くして、密室にいる人に電気ショックを与える様に指示をすると、被験者はどの様な行動を示すのか?を検証したものでした。

この時、心理学者達は、被験者が良心の呵責に耐えられずに、弱い電気ショックを与えるだろうと予想していました。

しかし…結果は予想外のものでした。出題者に支持された電流よりも大きな、ショック死レベルの電流を密室にいる人に流したのでした。そう、人って何者かに支配されると、想像以上に残酷になれるのです。

#お断りしておきますが、実際には電気は流れてはおらず、密室にいる人は無事でした。出題者と結託して、演技していただけでしたのでご安心を。(^^;;

父親に指示された母親は、自分が同じ目に遭いたくはない一心だったかは不明ですが、それでも我が子に想像以上に残酷な仕打ちを行いました。恐らくは、


父親>>母親>>娘さん


という序列が出来上がり、一番底辺の位置にいた娘さんへの支配欲はより強くなり、あの様な想像を絶する残酷な仕打ちを行うことができた…

私はそう考えています。

人間の残酷さを知ると共に、一度信じてしまった正義や支配構造の起こす結果に空恐ろしくなった事件でした。

しかも学校の先生や、児童相談所に至ってはたくさんの隠蔽が発覚し、子供を守る立場の人達が…と呆れるばかりです。




大人の信用は大きく失墜しました。

これから法制度や組織改革を行って、一刻も早く信頼回復に努めないと、この国の未来はない。

大きな危機感を持っています。


ヒマワリあぷりこっと