ゴーンさん拘留延長に関して | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんにちは。(^^)

 

ゴーンさんの逮捕は大変衝撃でしたが、本人は今も無罪を主張しています。

 

同じく逮捕されましたケリーさんについても、日本の税法に則って申告していたと仰っており、無罪だと主張されています。

 

つまり、お二人とも容疑を否認している状態で、本来でしたら、逮捕されてから10日で解放されなくてはならないはずなのですが、今回は拘留延長。

 

裁判所が何について「やむを得ない」と、判断されたのかは正直不明ですが、お二人が解放後に国外逃亡などをするとも思えませんし、家宅捜査で多くの証拠品と思しきものは押さえているはずですので、証拠隠滅の恐れもないでしょうし、ちょっと解せない部分があるのは確かです。

 

容疑者が犯行を認めていないのですし、今のところ、頼りにしている証拠にしましても、その有効性がどこまであるのかも不明な現在では、お二人には確かに容疑はあるものの、本当は無罪かも知れない…いわゆる「推定無罪」の状態にありますので、拘留延長は問題ありでは?と考えています。

 

…と、こう書きますと、多くの人に石投げられそうですけど、今のマスメディアの論調などが、正義感を振りかざした「感情論」で支配されている現状の方が、何かと危険な気が致します。正義って、時にとんでもない暴走をしますから怖いのですよね…(--;;

 

拘留中、容疑者はどのような扱いをされているのか?

 

実際の所、多くの方が知る由もない事なのですが、それを経験なされたことのある堀江さんのコメントに書かれている体験談はかなり衝撃的な内容でした。

 

リンク先…「文明度高い日本、なぜ長期拘留」…海外で批判 (記事元:読売新聞 NewsPicksサイトに転載)

 

あ、このニュースのコメントは無料で読めますので。A(^^;;

 

それにしましても、暖房もなく、寝っ転がることすら出来ない部屋で一日中過ごし、連日きつい取り調べを受け、弁護士以外の人とは誰とも席巻することすら出来ない…無罪を主張したら、それだけで更に疑われて拘留延長。

 

さすがにどんなタフな人でも精神的に参ってしまい、それから解放されたいがために自白してしまう…江戸時代か!と、思えるような内容でビックリしました。

 

そいえば、以前聞いた話ですが、独居房では、一切動くことも、声を出すことも出来ず、同じ姿勢で一日中過ごさなくてはいけないらしいです。もし、チョットでも動いたりすると…

 

「運動違反!!」

 

と、言われて更にきつい目に遭わせられるのだとか。それはそれでなんだかなぁ~って思います。

 

そう考えますと、検察・警察の権力ってとてつもなく大きすぎますし、人権侵害にもあたるのでは?と思ったりもしています。とはいえ、一度容疑者として捕まってしまうと、「悪いことしているのだから、罰しなければ!」という感情が人間、誰しも働きやすいのも事実で、だからこそ、容疑者の主張や人権も、被害者同様に守る必要があるのではと思っています。

 

大きい声では言えませんが、メディアって、被害者にも容疑者にも人権が全く保障されていないかのような報道があったりで、どうなのかなって思ったりもしています。だって、ワイドショーで被害者の名前や顔を晒すだけでなく、その生い立ちや人間関係など、もうありとあらゆることを暴露されていて、どこまでが「知る権利」の範囲なのかが不明になることも。私だったら、やっぱり嫌です。被害後に自分の事を全国(全世界)に晒されるのは。(;;)

 

ゴーンさんたちの人権を守るのと同時に、今回の事件の本質は何なのか?

 

真実だけをはっきりさせて欲しいと願うばかりです。

 

 

ヒマワリあぷりこっと