こんにちは。(^^)
今日はちょっとメモを。
先程仕入れた知識なのですが、子供さんに最も嫌われている野菜の一つのピーマン。
食べると独特の苦みが広がるので、それで嫌われるのですが…
これ、バーナーで軽く焼いて(焦げ目がつくくらい)、それを水洗いして焦げを落とすと…
あら不思議♪ 甘くなるのです。(^^)
私も知りませんでしたが、ピーマンの苦み成分は、ピーマン表面を覆っている薄皮に多く含まれているのだそうです。
なので、ここを焦がして除けると、甘みの強い果肉を楽しめるのですねぇ。こんな調理方法があるとは知りませんでした。(^^)
これで、ピーマン嫌いなお子さんも…うまく克服できますようグッドラック!
さてお返しに、私の持っている少ない知識から。(^^;;
真珠ってキレイですよね。(^^)
昔からネックレスなどに加工され、アクセサリーとして利用されています。
そしてキラキラせず、その上品さからフォーマルな場でも着用が可能な宝石の一つとなっています。慶事だけでなく、本来飾り立てる必要のない弔事でも着用が可能です(真珠は「涙」を象徴する宝石と呼ばれ、「悲しみを添える」という事から)。
ところで…真珠には天然のものと養殖のものと大きく二つ存在しています。
養殖真珠はご存知の方も多いと思いますが、その歴史は意外に古く、最も古い記録は中国、南宋時代の乾道3年(日本では仁安2年。1167年)ぐらいに発刊された『文昌雑録』という本に書かれている仏像真珠というものが人工真珠の作り方としては最も古いものになります。ただ、貝そのものの養殖は出来なかったようで、天然真珠同様、その生産は不安定なもののようだったみたいです。更にこの真珠は今でいう半円真珠で、宝飾品で利用されるような完全な球体の真円真珠には至っていませんでした。(^^;;
現在の養殖真珠の技術は、ミキモト真珠の創立者、御木本幸吉さんによって確立され、そのきっかけも、天然で真珠を作るアコヤ貝の乱獲を防ぐために研究を始めた事だったそうです。(^^)
しかし、この養殖真珠、日本では問題がないのですが海外、特に欧州諸国では天然真珠か養殖真珠なのか?はかなり問題になるのだそうです。(^^;;
その為、天然のものか養殖のものかを見分ける、いわゆる「鑑定」方法があるのですが、その方法は、X線を照射するという方法。(^^;;
光というものはとても面白く、例えば以前にご紹介いたしました紫外線にだけ反応して見ることが出来る不思議なインクの入ったペンのように、ある特定の光の波長に対して反応する物質というものは多く存在しています。(^^)
真珠には、その生成由来によってわずかに変化しまして、天然真珠の場合はその多くの貝が海水で育ったものから作られるのに対して、養殖のものの場合は、貝そのものは海水で育ったものだとしても、その真珠の核となる物質は、淡水で育った貝から作られた貝殻を使うのだそうでして、この淡水の貝はX線に反応して蛍光を発するのだそうです。ですので、鑑定でX線蛍光分析器が使われているのだそうです。
でもその装置、かなり大掛かりですし、日本でそれを扱うには放射線に関する免許を取得しないと無理ですので、お医者さんとか物理関係の大学に行かれた方しか持っていない気が…宝石鑑定師さんも大変です。(^^;;
しかし、欧州で何故そこまでこだわるのか…天然真珠は真珠を作ることの出来る貝の中でも1000匹に一つと言われるほど大変貴重なものですので、養殖真珠とはその価格差がとても大きいからではないかと思います。それに天然にこだわる人も多いそうですし、そういった理由からかもと思っています。(^^;;
ただ、養殖とはいえ、ミキモト真珠はとても品質が高く、奇麗なのですが…憧れます。(^^)
因みに、ルビーなどの人工のものも多い宝石の場合、紫外線を用いて鑑定することが可能だそうですが、人口ルビーの製造技術も高度になってきていますので、鑑定が大変難しくなってきているのだそうです。ですので、海外でお土産として購入するよりも、国内の宝飾店で購入した方がまだ安全でリーズナブルだとも聞いたことがあります。何とも。A(^^;;
あぷりこっと