こんばんは。(^^)
現在、ワールドカップの試合がテレビで流れています。
日本はコロンビアに勝利したということで、渋谷の街が凄いことになっているようで、DJポリスも出動しているとか。(^^;;
でもまだ試合は始まったばかりですので、これからの活躍、応援しています。(^^)
さて、サッカーに限らず、スポーツに欠かせないのがシューズ。
そのシューズメーカーでも今や一流メーカーの仲間入りを果たしているNIKEの創業者、フィル・ナイトの自伝書がとても面白いです。(^^)
去年に購入して、そのまま積読になっていました。(^^;;
SHOE DOG(シュードッグ) 靴にすべてを。 [ フィル・ナイト ]
1,944円
楽天 |
しかし、最初はオニツカタイガー(現:アシックス)のアメリカでの代理店からスタートしたというのは意外でした。(^^;;
それに最初の社名は「ブルー・リボン(この場合は、アメリカで一等賞を取った人に与えられる賞の意味で使われています)」だったというのも知りませんでした。
しかし、いきなり日本のオニツカ本社に乗り込んで、会社の実態もまだおぼろげな状態なのに「私の会社であなた方のシューズをアメリカでたくさん売って見せます!」と、ハッタリを言ったり、その後オニツカと法廷闘争になり、自社ブランドの靴を作ることへと方向転換したり…
何よりびっくりなのは財務状況で、今でこそ大企業ですけど創業してしばらくは借金だらけで金策に追われていたなんて…それが原因で銀行から詐欺罪で訴えられそうになるなんて。毎日がけっぷちのピンチ状態だったとは。(^^;;
日商岩井(現:双日)がその借金を全額肩代わりして返却するという決断をしなければ、NIKEは今頃どうなっていたか…本当にハラハラドキドキのドキュメンタリーで、ホント、人との出会いって重要なんだなぁ~って、感動いたしました。(*^o^*)
フィル・ナイトさんは本当に運と人に恵まれた人だなぁ~と、読み進めながらそう感じました。多くの人達がこの本をお薦めする理由がよくわかりました。この自叙伝、本当に面白いです!
多くの創業者が書く自叙伝の多くが、「いかにして成功していったか」という部分ばかりで占められているのに対して、この自叙伝ではそのような成功譚はほとんどなく、ある意味「かっこ悪い」部分が多く描かれていまして、ここまで赤裸々に語ってもいいの?と、こちらが逆に心配になるほど、その内容には凄みがありました。経営って、カッコいいばかりではないのですよね。特にこれから起業しようとしている方々にはとても参考になるのではないでしょうか?
…さすがに映画化はして欲しくないですね。まだご存命ですし、それに映像化はかなり難しいのではないかと。(^^;;
因みに、この自叙伝、Amazonなどの通販で買いますと表紙が黒のものだけしか手に入りませんが、書店での購入の場合、
画像元:東洋経済新報社
このように3色から選べるようになっています。もちろん書店限定モデルです、って、エアー・ジョーダンモデルのような販売方法ですね。いかにもNIKEらしいと言いますか。A(^^;;
あぷりこっと