ブルーマー | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんばんは。(^^)

 

えっと、タイトルの通りです。(^^;;

 

とはいえ、今これを読んでいるあなたが想像しているものとは違います。わからなくもないですが…A(^^;;

 

ブルーマーとは、アルファベットに直しますと、Bloom(ブルーム)、つまり、花が咲くという意味の英語と、er(人)というのを足して作られた、言葉です。直訳では、「花が咲く人」になってしまいますが、これを転じて、「才能が開く人」という意味になります。(^^)

 

では、才能が開くとはどういう意味なのでしょうか?

 

例えば、あなたがお子さんに何か習い事をさせようとしたとしましょう。

 

当然ですが、お子さんはその習い事を体験したことがなく、全くの素人です。

 

その時、その子の才能を伸ばす先生は、どのような先生だと思いますか?

 

厳しく教える先生でしょうか?

 

それとも、その世界の第一線で活躍する有名な先生でしょうか?

 

答えはどちらでもありません。

 

正解は…面白いことに、有名でもなく、厳しくもない、どこにでもいる優しい先生なのです。(^^)

 

しかし、重要な点があります。それは、「思いやりがあり、親切であたたかい先生」なのだそうです。(^^)

 

何でもそうなのですが、初めはちょっとした興味しかないと思います。

 

そのはじめの一歩のところで、その習い事の面白さや楽しさを体験することが重要なのですね。(^^)

 

実際、ある調査では、一流選手や音楽などの第一線で活躍している人達の多くが、「最初に習った先生のレッスンはとても楽しかった。楽しくて、レッスンの日が来るのが待ち遠しかった」と、答えているそうです。

 

どのようなことも、最初の一歩が楽しい、面白いということはとても大事で、それが後の人生すら左右するのですよね。(^^)

 

更に、プロ選手になった人たちの多くが、プロになるまでに平均10000時間も練習を行っているという報告も上がっていますように、才能は最初から身についているものではなく、たくさんの練習によって開花したものだったのですね。そう、最初から才能があった人なんていないという訳なんですね。(^^;;

 

こんなことを何故申し上げるのかと言いますと、新社会人になって、初めての職場で、出会った仕事を初めは「よーし、がんばるぞー!」と、意気込んでいたにもかかわらず、今ぐらいになりますと、「自分には才能がない…」と、悟ってしまってやめてしまわれる方々が多いということが、何とももったいないなぁ~って、思っちゃうんです。(^^;;

 

もちろん、指導する先輩や上司の教育方針に問題がある場合も多々ありますし、人間関係が苦手という方もいらっしゃると思います。まぁ、いきなり残業させたり、奴隷のような扱いをする企業は論外ですが。そういう会社は辞めても問題ないとは思いますが、もし、会社の仕事にちょっとでも面白さを感じているのでしたら…もうちょっとその面白さを知ってみようと思いませんか?(^^)

 

ここで言うのもなんですが、あなたを指導して、立派に見える先輩たちも実は…だったりすることもあるのですよね。新人の頃は、もの凄いミスを犯して大目玉を食らった…なんて人もいると思います。特に面倒見のいい先輩は、自分の轍を踏まないようにと、とかく厳しくなりがちだったりもします。(^^;;

 

なので、新人さん達には、そういった思いやりを理解して欲しいなと思うと同時に、指導する先輩たちも、新人さん達には仕事の面白さ、楽しさをいっぱい教えてあげて欲しいなと思ったりするのですよね。(^^)

 

もちろん、性格的にアレな人や、合わないと思ったり、やりたいことがそこにないと思いましたら、逃げても構いません。

 

これは、学校の部活動やサークル活動なども同じですね。

 

スパルタって、意外に指導としては効率悪かったりするのですよね。だって、厳しくって辛いことって、誰しもやりたくないですもの。(--;;

 

 

 

昔の漫画が大好きな人にはたまらない、芳崎せいむさんの作品から第六巻目をご紹介。(^^)

 

この中の、金魚屋の常連客、キンコちゃんが、新書を扱うとある書店でアルバイトを体験するお話があるのですけど、本屋さんの苦労や裏話が垣間見えるのと同時に、楽しさも教えているところがとても素敵です。(*^^*)

 

本屋さんの棚の並び方、背表紙の魅せ方にある美学や、ポップに込められた愛情などが特に素敵でした。本ってとても重いですし、地味で重労働なのですけど、その先にある楽しさを知ってしまうと…これはどんな仕事にも共通しているように感じます。(^^)

 

因みに、今回ご紹介しましたブルーマーに関する件ですが、これは心理学では、「ピグマリオン効果」として知られていることだったりします。(^^)

 

(ピグマリオン効果=ある人に才能があると信じて接したら、本当に才能ある人に育つ)

 

その人の才能を開花させるのも、潰すのも教える側次第という怖~いお話でした。A(^^;;

 

 

ヒマワリあぷりこっと

ただ、先ほども書きました通り、本人の努力も大切です。(^^;;