女子的生活 | Aprikos blogg

Aprikos blogg

色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

を、現在視聴しています。(^^)

 

…カーナビのワンセグで視ていますので、寒いです。∑(-x-;)

 

#早くお家に帰ればいいのですけど、視始めますと…ねぇ。A(^^;;

 

 

あらためまして、こんばんは。(^^)

 

実はこのドラマ、初めて見ました。

 

なので、何の情報もなく、いきなりの市長、もとい視聴。(^^;;

 

一応、ドラマの状況から、主人公はトランスジェンダー(MtF)で、現在、学生時代から知っている男性と現在同棲中。

 

その彼女の日常で巻き起ころ様々な事象を、ネットやメディアに溢れている言葉と絡めながら織りなしているようです。

 

LGBT、ブラック企業、アウティング、鬱病、ディスる…

 

恐らく、よく聞く言葉ではあるけれども、その実態はよく知らない。そんな言葉たちの解説と、ハッシュタグ風にキーワードを散りばめている点は、面白いと思いましたが、何というか、現実とちょっと…A(^^;; 

 

鬱になった(と思われている)同級生、ミニーさんと、主人公のバトルとか、そのミニーさんが実は女装に興味があって…という下り辺りには、結構難しい一面も垣間見れます。

 

例えば、トランスジェンダーと女装家との違いやその境界線。

 

特に難しいのが、ゲイの方が女装するのと、トランスジェンダーとの違いって、「どこがどう違うの?」と、なると思います。外見だけでは違いなんて分かりませんものね。(^^;;

 

ミニーさんの場合は、主人公のみきさんに嫉妬と羨望の感情を抱き、迷走中なだけだった様で、女装をし、その姿をネットにアップすることで、多くの人達に「注目されたい!」と思っていただけだったようですが。(^^;;

 

心理学などでよく使われる、「承認欲求」をただ満たしたかっただけなのかな?と、思ってしまいました。

 

でも、このタイプの人って、テレビに出ているようなタレントさんや、バンド活動などを目指してしまうのですが。舞台の上から、多くの観客からの注目と歓声を浴びることに生きがいを求めてしまうとでも言いましょうか。ミニーさん、そっち目指した方がいいような。(^^;;

 

この記事を書きながら、ちょっとこのドラマに関して検索してみました。どうも原作は小説のようで、主人公の人物設定では、トランスジェンダーですけど、性的志向(恋愛対象としてみている性別)は、女性という、ちょっと複雑な位置づけになっているようです。同棲している男性は、いきなり転がり込んで来て、同居しているだけで、恋愛関係とかではないようです。

 

ただ、疑問に思ってしまったのは、トランスジェンダーと言いましても色々で、私のように「男装」して、中身を隠しているタイプや、誰にも知られることなく、望む性で生きている、いわゆる「埋没」タイプなどもいまして、ドラマのようにみきさんが(元?)男性だったと知る人が多い部分と、MtFが皆、女性の姿で生活している風に描かれている部分が、トランスジェンダーとはこんなものという「イメージ」を固定してしまうのではないか?と、その点がちょっと気になりました。

 

NHKの番組公式ホームページには、女子力アップのための講座の動画もアップされていますが…美しさには確かに「型」はありますが、それがかわいさに直接つながるかどうか…同じだらしなく歩いていても、男性の歩き方と女性の歩き方にはやはり違いがあるのですよね。自然な動きの中の「性別」って、意識して観察していないと意外に気付きにくいのですし、しかもただそれを真似ただけでは、女子にはなれない…

 

女子力って、一体何なのでしょうね?

 

考えれば考えるほど、難しいですよね。雑誌やテレビでは「あたりまえ」のように使っていますが、私にはやはり難しいです。A(^^;;

 

多様性という言葉が色んな場面で聞かれる様にはなってきていますが、その実態はまだまだその言葉の持つイメージからは程遠く感じます。例の事件である横綱が同性同士の恋愛を「趣味」と言い切ってしまうように、まだまだ認識不足な人がほとんどなんだなぁ~と、言わざるを得ません。

 

同性愛者やトランスジェンダーにもいろいろですし、本気で好きになった相手にしか、恋愛感情は抱きませんし(やたらめったらってどこから出たイメージなのやら…(--;; )、多くの人達が思っている、ヘテロセクシャルな人たちの恋愛感情と何ら違いはありませんよ。

 

#安心してください。あなたに性的感情を抱くことはありませんよ。って、とにかく明るい安村さんかい!ゞ(^_^;)

 

そういった事情を知る入り口に、多様性の意味を考えるきっかけになるように、このドラマは目指しているのかも知れません。が、やはり今日視た回のお話だけでの感想になりますが、

 

「ドラマとしてはよく出来てはいますが、あらぬ誤解も生むかも」という懸念を抱いてしまいました。

 

今後の回も視ていきたいと思います。

 

 

ヒマワリあぷりこっと