檸檬 | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんばんは。(^^)

 

トランプ次期大統領の過激な言動や、勘違い発言に振り回されている今の世界。

 

特に、貿易の不均衡を指摘した際の発言…何だか1970年代から80年代のアメリカの発言にそっくりで、一瞬タイムスリップしたかと思いました。(^^;;

 

あの頃、日本とアメリカの貿易摩擦は最高潮に達し、日本製の車やオートバイ、家電製品がテレビカメラの前でハンマーや斧、チェンソーで無残に壊され、蹴飛ばされ、ひどい差別用語を浴びせるその姿に恐れおののいたものです。

 

と、同時に、その製品を作った人たちや、誰かに使ってもらいたいという願いを暴力で踏みにじられていく理不尽に憤りを感じていました。

 

実際、残酷な話ですが、それを買うか買わないかは消費者自身の課題であって、生産者にはその選択権はないのですよね。ですので、なるだけ選ばれるように、良いものを真摯に作り続けることが、生産者の使命だと私はそう思っています。

 

ですが、国という組織を運営する権力者というものは、そこにどうしても介入したがるのですよね。税という収入が入らないばかりか、特に食や軍事に関する基幹技術にも関わってきますから、パワーバランスを保つためにも、国内治安の維持のためにも、そのような行動に走ってしまう。

 

最近の台湾への接近はそのための外交カードだと思っています。中国(中華人民共和国政府)に対して有利な立場になりたいということでしょうか?

 

条件が合わなければ、「中華民国政府」を中国政府として認識して交渉することも辞さない…そういうことではないかと推測しています。

 

でも、どちらにしても、日本製か中国製かアメリカ製かを選ぶのは消費者次第ですので、悲観的には私は考えていません。

 

それに…かつて、池田勇人内閣時代に計画された「国民所得倍増計画」で、鉄鋼や自動車、トランジスタ・ラジオなどの輸出量を増やす代わりに、アメリカから突き付けられたのが、「農産物などの輸入自由化」で、その輸入自由化第一弾が、檸檬でした。

 

それにより、瀬戸内地方の檸檬業者は壊滅的な打撃を受け、一時期は檸檬農家がいなくなるのではと心配されていました。

 

しかし、最近になってその瀬戸内地方の檸檬が見直され、ブランド商品になっています。

 

そのような例もありますので、世の中、捨てたものではないと思っています。

 

まぁ、トランプがかつてのファシストたちのようにポピュリズムを煽って暴挙の限りを尽くそうとも、多様性を知った世界が、差別や優生思想に逆戻りすることはないのではないでしょうか?

 

ただ、アメリカの分断は深刻化していきそうですが…(--;;

 

熱狂的に彼を支持している人達が、夢から覚めた後のアメリカのほうが心配です。かつてのナチスドイツのようにならないことを祈るばかりです。

 

#リンドバーグなどの著名な人たちも、ヒトラーのカリスマ性に翻弄されていますし…(^^;;

 

そいえば、トランプさんの武器は、ツイッターなどのSNSらしいですが、これもかつて、ヒトラーがラジオを武器にプロパガンダを展開していった状態に近いですね。「自分が言うことが正しい」というのは、戦前の「大本営放送」に似ています…(--;;

 

 

ヒマワリあぷりこっと

♪だけど問題は今日の大寒波 暖がない(をい)ゞ(^^;;←陽水さんか!