こんばんは。(^^)
今日はちょっとこじつけっぽいですが、共通点が見られましたのでつい。A(^^;;
先ごろ、この問題で報道がなされていましたので、ご存知の方々も多いと思います。
ここでは、悪意あるものは論外としまして、善意のつもりで、または、周囲の既存事実だと勘違いなどで、思わず第三者のセクシャリティーなどのデリケートな問題を「暴露」する行為に伴う結果が何を招くかを考察なされています。
いい方向に行く場合もあれば、最悪の方向へと向かう場合もあり、そして、それに対しての責任を発言者はたいていの場合、とることすら出来ない。
もとより、責任をとれないのであれば、言わなければいいことなのですが、つい…なんてこともありまして、それを責めることも出来ませんし、とても難しいです。A(^^;;
#人間関係って本当に難しい…
これって、
このアニメで出てきた、カイト先生の無自覚な問題にとても似ていると思いました。
#このアニメ、面白いです。いずれレビューをいたします。(^^;;
第三話目、「経理部から来た女」で、カイト先生の財務管理の甘さと、労務管理の甘さを指摘されますが、指摘されるまで本人は全く無自覚だったのですよね。
何かを成しえるために、それを言い訳に、休日返上の労働や、深夜残業などを黙認し、そこまで過酷な環境で「頑張る」ことが美しいと勘違いしている。努力と根性で何でも乗り越えられると思い込んでしまっている。
「カムアウトいずれしなくてはいけないのだし…」
「友人たちも周知のことだし…」
「ブログのオフ会の仲間内だけだから…」
「そういう人が身近にもいるってことを知ってもらうためにも…」
上記のような理由で、アウティングする人も多いですが、言った本人はその人のためにと、本気で思っていたりで、暴露された本人の心情までは慮ってくれない。アウティング後はあなたの努力と根性次第で乗り越えられると思い込んでしまっている。
自分の思いだけを他人に押し付ける。しかもそれを無意識に、無自覚に。質が悪いことにそれが世間一般の常識だと思っていたり。
この点が、先に紹介しましたカイト先生の無自覚さと共通していると、私はそう感じました。
このような無自覚な状態を、「無邪気」と呼ぶのですが、当事者としましては無邪気で済まされても困る訳でして…
言葉として発する前に、それは単なる自己満足なのではないか? 本当に相手の為なのか? をもう一度問い直して、言葉は慎重に使いたいものです。自分への戒めも含めまして。
あぷりこっと