お正月だというのにこの話を書こうか悩みましたが…重大なことですので書いておきます。
実は私、年末に血液検査を行ったのですが、このとき、結果が悪く…
自分でも、暇を見つけては運動をしたり、食事に気を付けたりしていたのですが、ついに恐れていた事態になり、ショックを受けています。
肝臓には、細胞の炎症を見極める項目（AST,ALT）や、状態を見る項目（γ‐GT(γ-GTP)など）といった複数の項目がございますが、そのうちの一つ、LD（LDH）という、肝臓の状態を見る項目の数値があまりよくありませんでした。
まだ、肝臓に大きなダメージがあるわけではないのですが、このまま女性ホルモン注射を続けると、本当に肝臓を悪くする可能性が高くなると、お医者さんに警告されてしまいました。
お医者さんも私の気持ちを分かって下さり、相当悩んだようですが、やはり、健康が大事だからと、しばらく注射を打ち切ることも視野に入れるようにと言われてしまいました。はじめは取り乱してしまいましたが、私も考えてみましたら結構年ですし、やはり自分を貫くためには何が何でも生き抜くことが大事かと思いまして、覚悟しなくてはと、ちょっと考えるようになりました。
リスクがあることは十分理解していたつもりなのに、現実にそれが突き付けられると、うろたえてしまう。なんとも弱すぎる自分に情けないやら…
ただ、性自認との整合のために肉体の改変が絶対の解答ではなく、「女としてどのような生き方」を自分なりに追求していくことが本当は大事で、宮崎県内ではさすがにカムアウトして生活することはお手も難しいですが、それでも…
この歳になってまた色々考えたりしています。
それでも、肝臓の痛みの進行を食い止める手段はまだあるそうでして、そのための薬を初めて処方されました。これで、食い止めることができれば幸いですが…結果はどう出るやら。(´＿｀｡)
ホルモン注射は、このようなリスクも持っていますので、インターネットで自己流で手に入れて服用したりしないでください。
それでも、どうしても服用なされたいのでしたら、まずは自分の健康状態と、それをしっかりと診て下さるお医者さんとご相談なされて、指導の下、服用なされてください。m(__)m
私も経験があるのですが、自分の体と、心の違和感で大いに悩み、狂いそうになりそうな日々を過ごしたりしたことがあります。そんな時、絶対に体を改変して、全てを心と同じにしたいと、そっちにしか意識が向かない時期がありました。
ただ、私の場合は、若いときはそのためにどうしたらいいのか、情報を得る手段が殆どなく、その違和感から感じる理不尽ともいえる感情を、怒りなどの別感情に変えて、何とかごまかしながら自我を保ってきました。しかし、それが幸か不幸か、何とか健康だけは保てていたのかも…と、今は少しそう考えるようになりました。
正解なんてない、自分なりのやり方でどう生きていくか…
このようなみっともない私の体験が少しでも参考になりましたら幸いです。m(__)m
あぷりこっとちなみにお酒は飲んでも大丈夫だといわれました。なんだか複雑。