こんばんは。(^^)
最近、ディープな西諸弁が話題になっていますね。(^^)
宮崎弁と一口に申しましても、実はかなり多彩で、私も知らない言葉、聞き取れない言葉が豊富にそろっています。(^^;;
それに伴って、文化や風習にも違いがあり、本当に知らないことだらけだと痛感しています。A(^^;;
んで、
宮崎弁でこのようなお話が…これは、私がまだ学生時代だったころ、当時社会人になりたての先輩から聞いたお話。
とある会社で、その日納入するはずだった商品の一部が破損しているのが発見され、大騒動に。
当然、誰の仕業なのか、犯人探しが始まり、社員たちの中でも、色々憶測が飛び交ったりする中、宮崎出身の新人社員が出勤して来ました。
「おはようございます。何があったとですか?」と、彼は先輩社員に訊き、事情を把握すると、
「うわぁ、そらぼくじゃー!、はよなんとかせないかんが!!」と、叫んでしまいました。
これを聞いた他の社員たちは、「なにぃ!犯人はお前か!!」と、怒りをあらわにし、彼を責め立てようとしますが、
「いや、俺じゃねぇ!!犯人違う!!」と、真っ向否定。
しかし、「だけど、今、僕だと叫んだだろうが!!」
「いや、だから、そらぼくじゃー!って、見たままをそのまま云っとるだけですって」と、必死に説明しますが、
「だから、お前なんだろ、犯人は!!」
「いえ、ですから俺じゃないですって…ううっ」
と、云うお話なのですが、お分かりになられたでしょうか?
実は、宮崎弁では、「ぼく」は、「僕」という意味ではなく、「大変」という意味で使われるのですよね。これ、知らない人が初めて聞くと、上のような話になってしまうのでして。A(^^;;
このような方言笑い話、実は結構ありまして、
宮崎の高校生がとあるところに修学旅行に行った際、電車の中で偶然、東北の高校から修学旅行でやってきていた学生さんと遭遇しました。んで、彼女たちが、「…ズラ」と、語尾にズラとつけているのを聞いて思わず友達に、「あの子たち、ズラゲナよ!」と、くすくす笑い。
しかし、それを聞いていた東北の子たちは、「聞いた?あの子たち、ゲナズラよ!」と、やはりくすくす笑い。
なんて、笑い話もあります。( ´艸`)
この話に関してはかなり昔からあり、結構有名だったりします。A(^^;; まぁ、どっちもどっちと言う事でして。A(^^;;
他にも、「むかぁし昔、あるところに「のさん」という山があって、そこには「よだきぃ」という木が生えておってな…」と、宮崎人気質を語るお話とか(をい)ゞ(^^;;
#のさん=どうにもならないなどの意味を持つ言葉です
#よだきぃ=面倒くさいなどの意味を持つ言葉です。
これに、日向ボケが加わるともう最強(をい)ゞ(^^;;
#日向ボケ=のんびりした県民性から、時間や約束にルーズな意味合いで使われることが多い言葉です。主に県北の方で使われているようです。(^^;;
と、云う事で、今回は方言よもやま話でした。A(^^;;
あぷりこっと