おはようございます。(^^) (10^7.303859028...) | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。




かなり使い込んでいますので、プリント文字が擦れてしまっています。(^^;;

けど、今も現役で動いています。(*^^*)


今日は七夕。織姫と彦星の逢瀬は実現するのでしょうか?( ´艸`)

毎年、雨降りで、会うことが出来ませんが…なぜそのような事態に陥ったのかといいますと、実は、明治時代に暦の改変が行われた事が原因となっているのです。

江戸時代まで使われていました、「太陰太陽暦(太陽の動きと月の動きを組み合わせて作る暦)」で行きますと、7月7日は、現在の8月頃に相当しまして、この時期でしたら晴れていることが多いので、七夕行事も成立いたします。因みに、日本では、古来から行われていました豊作を祖霊(ご先祖様の神霊)に祈る行事(いわゆるお盆です)の行事の一つとして、行われていましたが、明治6年に、お盆と七夕を分離して七夕行事として独立に行うようになってしまいました。ですので、現在の七夕さまは、リニューアルされたお祭り、ということになります。(^^;;

そういった訳ですので、現在の七夕さまの時期は、梅雨と重なるために、織姫と彦星が逢瀬出来ない年が多いのですよね…余計なことしてくれたものです、明治政府。(--;;

しかし、今でも旧暦の7月7日に七夕さまを行う地域も存在しているのですよね。ここでは、織姫と彦星が毎年会うことが出来るようですよ。(*^^*)

カササギの橋が架かって、年に一度…いいですねぇ~(≧▽≦)

でも、遠距離恋愛って、ちょっと心配だったり。(^^;; …ねぇ(何が?)ゞ(^^;;




かさゝぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける     中納言家持(新古今和歌集、6巻より)


この歌、何故か万葉集に入っていないので、大伴家持の歌ではないという説が有力視されています。しかも冬の歌だし。(^^;; でも、カササギが出てきますので、七夕に詠まれることが多いのですよね。(^^;;

七夕の物語では、現在の白鳥座は、カササギという鳥として語られています。このカササギ、カラスを小さくしたような鳥で、お腹と肩の部分が白い、美しい鳥です。(^^)

元々は中国大陸にいた鳥で、日本にはいなかったと言われています(魏志倭人伝による)。後に、中国で女性が針仕事が上達しますようにとの願いを込めて行っていた乞巧奠(きっこうでん)というお祭りが伝わったのと同時に輸入され、そのまま住み着いたと言われています。本当のところは不明ですが。(^^;;

その所為かはわかりませんが、福岡県と佐賀県あたりで多く見られます(昔、中国や朝鮮との交易港として栄えていたから、というのが理由のようです)。ですが最近は生息地が広がっていまして、北海道の室蘭市でも確認されているのだそうです。(^^;;



さて、今夜、短冊にどのような願い事を託そうかな♪


あぷりこっと